(主の声)初めてのノベやな〜一応小説家志望なので練習程度に頑張ってくよ
・主人公 おんりー
高校2年生
・おらふくん
高校1年生
・めん
高校2年生
・ぼんじゅうる(ぼんさん)
高校3年生
・ドズル(ドズさん)
高校3年生
おんりーとおらふくんは最初は面識なし
時々おんりーとおらふくんで視点が変わるよ!おんりーは「僕」おらふくんは「俺」+関西弁だからそこで読み分けてね
おんりー、めん、ぼんさん、ドズさんは仲がいいよ
1つの話に1000文字ぐらいの予定だよ
最初はちょいネガティブ注意かな
おんりーは母子家庭に育ってるよ
本人様達に一切の関係はございません!!(`・ω・´)/ココ大切
それではレッツゴ〜
アラームの音で目が覚めた。それを右手で止めて口を開く。
「おはよう」
……やっぱり、返事はない。テーブルの上を見ると、見慣れた文字の書き置きが1枚。それと、ぴかぴかの海苔で巻かれたおにぎりが3つ。
「今日も、仕事かぁ」
うちは母子家庭。お父さんは、僕が7歳の時に死んじゃった。だから、お母さんは朝早くから夜遅くまで必死に働いている。
黙々とおにぎりを食べながら考える。
最近、ちゃんと話せてないなあ。元気なのかな?それすらもわかんない。
昔は、みんな笑っていたのにな。お母さんがいて、お父さんがいて、その間に僕がいて。
幸せだったのに。楽しかったのに。
頬の上を涙がつたう。それが溢れる。止まらなくなる。
悲しい。苦しい。
でも。
その時、スマホがなった。
『おはよー!また泣いたりしてんじゃないよね?いつものとこで待ってるから! ドズルより!』
僕には友達がいる。僕に笑顔を向けてくれる人がいる。
準備を終え、マンションのドアを開ける。
「行ってきます」
もちろん、誰の返事もない。ドアを閉め、みんなのいるところに行く。
「あ、おんりーおはよー!」
「おはようございます」
「またおんりーチャン泣いてんじゃないっすか!」
「泣いてないよ」
「ま〜た強がって〜」
「ぼんさんにだけは言われたくないです」
「!?おんりー、辛烈!」
「ふふw」
「笑うな!!」
こんな当たり障りのない会話をすることが、楽しくて仕方がない。
僕は、人をなくす悲しさを知っている。人をなくす虚しさを持っている。
だから、こんななんでもない会話も、大切な思い出になる。目に見えない宝物なんだ。
「あ、やば!あとちょっとで遅刻だよ!」
「うそ!?ほら、おんりーが意地張るから!!」
「ぼんさんもじゃないですかw」
「2人とも、口より足動かした方がいいっすよ?w」
「「はーい!」」
「なんでシンクロすんのww」
「こっちが聞きたいわ!!」
僕の宝箱は、赤と、紫と、ピンクの宝石でいっぱい。
それは、キラキラ光って僕を照らしてくれる。
僕が思い出を忘れない限り、絶対に色褪せることはないんだ。
走り出した僕達に、優しい雨のように桜が舞う。
「それでは、新入生の入場です!」
わあっと拍手がなる。
そう、今日は入学式。そして…
「では、第2学年代表、お願いします」
きた。
「はい」
僕は椅子からおり、列の真ん中を通り、舞台の上に立つ。
視線が痛い。でも、たったの20秒ぐらいだけで終わる。それまで我慢すればいい。
やっとの思いで読み終え、舞台の上を降りた時。
……なんかまだ視線感じるんだけど。
もう見なくていいって!
チラッと顔を上げると、
「!!」
目があっちゃった…
顔を下げ、急ぎ足で自分の席に座る。
鼓動が高鳴る。
白銀の髪をした、透き通った青い目をした1年生の男の子だった。
目があった瞬間、あの子がニコッてしてきたんだ。
普通、初対面の人にしないよね?
みんなが1年生の退場を拍手で見守ってる中、僕は鼓動を抑えるのに必死だった。
そうして、僕の高校2年生生活が始まった。
(主の声)1000文字余裕で超えちゃったよ〜書いてたらキリなくてw
今回はおらふくん視点なかったけど次からは入ってくると思うよ!
あと、次からおんりーとおらふくんが入れ替わります!
次回
「僕による『俺』の日々」
コメント
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続き楽し見にしてます!