テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
※この話はstgr、無島かなさんの二次創作です。ご本人様には何も関係ありません。
地雷の方は回れ右をお願いします。
_________________________________________
〈小峯視点〉
「あ、そういや今日無島のかーなが起きてるぜ〜」
「お、まじすか?」
「またなにかやるんかねぇ〜。」
「そうかもっすね〜。」
珍しく今日はマンション前に人が少ない。
マンション前の塀に大川さんと屯していると、初期マンション前に黒いトレロが止まった。
別にそれ時代は珍しくもないのだが、何故か少し気になり、それを目で追う。
すると、ガレージにしまった車から出てきたのは今丁度話していた無島と仲が良さげな誰かわからない少女。
軽く目を見開く大川さんを横目で見ながら、珍しいこともあるのだなぁ、と呑気に思い、声をかける。
「かなく〜ん、おはよ〜」
「無島さんおはようございまーす。」
「あ、小峯さんに大川さんじゃん!」
「?、かなくん、知り合い?」
「うん。多分これから関わることになると思うよ〜。」
「ふ〜ん、そうなんだ〜!」
かなくん呼びをしていて、談笑をしているところをみると、やはり仲は良いのだろう。
しかし、これから関わるというのはどういうことだろうか。この少女が俺達のような人に関わるとはあまり思えないすこし疑問に思っていると、少女がこちらを見て少し笑った。
その顔を見て、少し無島とは違う寒気を感じる。敵に回してはいけないようなそんな感じ。
横目で大川さんを見ると、大川さんも同じだったようだ、冷や汗がたらりと首筋にたれていて、少しの間、ぴり、とした緊張感が漂う。
無島は、そんな様子の俺達を見ると、くす、と微笑して緊張感を断ち切るように声をかける。
「小峯さ〜ん、大川さ〜ん。ちょっとおじコレ後で呼ぶかも〜、時間空けといてくれない?」
「、ん、りょ〜か〜い」
「わかりましたー。」
俺達が返事をすると、満足したように笑う無島。
緊張感はもうなくなっていて、その緊張感を作り出した張本人である少女は、ふわぁ、と呑気にあくびをしていた。
無島はそんな少女を見ると苦笑して、
「行くよ〜。」
と、少女を連れ立ってマンションに入っていった。
少し経って、俺は二人が入っていった扉を眺めながら横に話しかける。
「どう思う〜?」
「どう思うって言ってもな、、、」
特大のため息をついて煙草を吸い始め、少し考えている様子でいる貴方。
煙草の煙を吐くと、再び口を開く。
「敵に回したくねぇな〜、とは。」
「だよな〜、俺もそう思うわ、」
同じ考えを共有できて良かったと少し安堵していると、中型の誘いが来た。
丁度いい、思考の整理のついでに金稼ぎでもしよう。
そう考えて横でまだ煙草をふかしている大川さんに話しかける。
「まぁ、おじコレには連絡しとくな〜、」
「ん、りょーかいっす。」
今日は何かが動きそうだ。
_________________________________________
〈無島視点〉
マンションの一室。僕の部屋へ、鍵を開けて零を招き入れる。
「ようこそ、お茶出すからちょっと待っててね」
「は〜い!」
ぴょんぴょんと小動物が駆けずり回るかのように大して広くもない部屋の中を走り回る貴方に少し苦笑しながらお茶を入れ、ハウジング機能で机と座布団を設置した後、机にお茶をおいて貴方を呼ぶ。
「零〜?お茶淹れたから色々話そ〜」
「ん〜!!今行く!」
ばたばたと奥の部屋から出てくる貴方、まったく落ち着く様子のない貴方にまた苦笑し、口を湿らすためにお茶を一口飲む。
「というか、零あの二人に少し圧かけたよね〜、」
「あ、バレた?ちょっと試す程度だったんだけどね〜」
「まぁいいけど、これから同僚になるんだから仲良くしてよ〜、?」
「あ、そうなの?」
「そうそう、あの二人は僕の部下だから。」
「そっかぁ、じゃあ悪い事しちゃったかなぁ、」
言葉ではそう言ってるものの、余り悪びれていない様子に、思わず
「まったく思ってないでしょ。」と声をかけると、「バレた?」とてへ、と笑う貴方に思わず呆れ顔になっては、少しの間笑う。
ひとしきり笑った後、真顔に戻って本題に入ろう。と声をかけて。
「というか、最初にも言ってた通り、なんで零が部下になることになったか説明してもらうからね?」
「ん、は〜い!もう話す?」
「うん、お願い〜。」
「じゃあまずは〜、Fからの伝言かなぁ、」
「あぁ〜、….クソ野郎か、」
名前も聞きたくないその名前に思わず顔をしかめては、今度は貴方が苦笑し、
「そんな顔しないしそんな事言わないよ〜?」と諌められる。
少しむす、としながら「りょ〜かい、」と返すと、満足したように微笑んで。
「ええっと〜、「私の事業がもうすぐ動く、そのために完成品である君達に司令を与える。この街を混沌に包み込め。」だって!」
その話に思わず絶句する。本気で言っているのかあのクソ野郎は。
「……….ねぇ、本当に言ってる?」
「うん!僕正直言ってその場で殴り飛ばさなかっただけ偉いと思う!褒めて!」
真顔で早口になってそう言う貴方にはとても共感できるので、偉いな、という意味を込めて貴方を撫でる。
「そうだね〜、、というか出てるよ、一人称、」
「えへへ〜、これも久しぶりだぁ〜、、、」
「あ゛、やべ、、私〜、私、私、」
急いで一人称を元に戻そうとする貴方に少し苦笑しては、ため息を付いて。
「零〜、どうする?やる?」
「ん〜、どうもこうもやるしかない、ってのが建前で〜、」
「そろそろクソ野郎ぶちのめしたいなってのが本音かな!」
すっきりとした笑顔でいう貴方に思わず笑いが溢れて。
「んふ、僕も、同じだよ〜」
「じゃあ、そういうことで!二人ならできるでしょ!」
「そうだね〜、」
「ってことで〜!情報交換はこんな感じでいい?」
「あ、そうだね〜、経緯は分かったから、」
「仕事の説明に移ろうかな〜、」
「お、待ってました!」
きらきらとした目で説明を待っている貴方に微笑んでは。
「今日から零のしごとは、僕の護衛と補佐だね〜、」
「ん、りょ〜かい!」
「それと、今日は僕の他の部下と顔合わせをしてもらおうかなって思ってるよ。」
「?かなくんの部下ならさっきあったけど?」
「後数人いるのと、ちゃんとした自己紹介もしてもらいたいから。」
「ん、わかった。」
「ん、じゃあ今は解散でいいかな、連絡先だけ交換したら、街散策してきな〜、」
そう言うと、すぐにスマホを取り出して電話番号を交換する貴方。素早い行動に苦笑していては、街の散策をするための準備を終えたようで、
「じゃあ、かなくん、行ってきます!」
と言われたので、「行ってらっしゃい〜、」と見送り、
小峯さん達におじ会を一時ぐらいに開く。と連絡した。
コメント
1件
おお、第3話読んだけど、零ちゃんの登場シーンめちゃくちゃ緊張感あって良かったわ!小峯さんと大川さんが直感で「敵に回したくない」って察する感じ、キャラの地の強さが伝わってきた。 無島視点でのやり取りも自然で、特にFからの伝言のところで零ちゃんの一人称が「僕」に戻るシーン、思わずニヤってなった。部下の顔合わせがどうなるか気になるわ〜!次話も楽しみにしてる🔥
#BL
曇のち雨☀️☔️🌧 ᐝ
11,923
343
674
かなち
315