テラーノベル
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「 儚き美しい世界で僕たちは浅く息をする 。 」
吉田仁人 / 同性愛者
昔からずっと男の人が好きだった。好きになったのは中学生の頃。吹奏楽部の先輩がキラキラしてかっこよく見えて、本当に尊敬していた。 それでもこの世界は薄暗い狭い世界だから同性愛者について考えてくれてもないから、両親にも友達にも先生にもメンバーにも言えなかった。だから、自分の心を隠した。先輩にも友達のまま、それ以上は踏み込まない。告白してもどうせ振り向いてくれない、笑い者にされるだけだ。
何も言えないまま先輩は桜が舞う季節に卒業していった。先輩の姿、先輩の声を聞くとまた会いたくなるから。どうせ、先輩には俺はただの後輩なだけ。もう好きになったらダメなんだ。だけど先輩の姿がまだ浮かぶ。ごめんなさい、好きになって。
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コメント
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ああ、1話読みました……冒頭の一文から空気が変わって、すごく引き込まれました。仁人くんの「言えない」苦しさと、それでも好きになってしまった気持ちが、静かに綴られていて切なかったです。「ごめんなさい、好きになって」という最後の言葉に、彼の真っ直ぐな想いと諦めの両方が詰まっていて、胸に残りました。この後、どうなっていくのかすごく気になります。また続きを読ませてくださいね🌷