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廃工場内

不良A[てめぇら!何してやがる!さっさと潰せ!]

不良B[うっせぇな!やってるよ!]

不良C[くそ、こいつら!キリがねぇ!ぐぁっ]

マイキー[俺らに勝とうなんて、100年はぇーんだよ。]

ドラケン[こんな連中に、俺らがやられるわけねーだろ。]

武道[女拉致ってまで、卑怯な手を使う連中に東卍は負けねーんだよ!]

マイキー[たけみっち、かっこいいね♪]

千冬[!場地さん!大丈夫っすか!]

場地[!お前ら!なんで]

ドラケン[お前が拉致られたって隊員から聞いたんだよ。で、そいつがリーダーか?]

場地[あぁ。]

武道[!あそこに倒れてるのって……]

千冬[ー!テメーら……その人に何しやがった……あぁ?]

マイキー[落ち着け、千冬。]

ドラケン[男のすることじゃねーな。]

三ツ谷[クズ野郎だな。]

一虎[外のやつはほとんど終わったぜー♪]

八戒[!……あの人って]

三ツ谷[あぁ。多分、あいつがやったんだろーぜ。]

場地[…マイキー、リーダーは俺にやらせてくれ。]

マイキー[分かってんよ。俺らはこいつら片付けるから、好きにやっていーぜ。]

場地[助かる。]

ドラケン[てめぇら!いくぞ!]

東卍メンバー[おぅ!]


床に、倒れてる志野をみて静かに怒る場地。体には無数に殴られた跡がある。使っていた杖もボロボロになっていた。

場地[てめぇ、そいつに何した?]

不良A[あ?そんなにこいつが大事か?やっぱりこの女を拉致って正解だったな。]

場地[……。]

不良A[反抗しようとするからちょっと痛めつけてやったんだよ。お前の名前を何回も叫びながら泣いて喚いて、楽しかったぜ!]

場地[そうかよ。じゃあ、今度は俺が楽しませてやるよ。顔が分かんなくなるまでぶん殴ってやるよ!]

不良A[そうこなくっちゃな!楽しませてくれや!]


床で、倒れていた志野は騒音で目を覚ます。そこには……東卍のメンバーと、場地が来ていた。声を出したいのに、体が痛くて、動けない。何度も柱で縄を切ろうとした腕は血が滲んでいる。

私[(声を出したいのに……。出せない。また……迷惑かけちゃった……。)]

場地が志野を見る。目が覚めたことに気がついたようだ。口パクで何かを伝えようとしてる

私[?…(何?なんて……。あ。)]

場地[(口パク)絶対に助けてやる]

私[っ!……場地くん……っ。]

不良A[よそ見してんじゃねー!]

私[ーっ!場地くん!避けて!]

志野の叫びにとっさに攻撃を交わして1発攻撃を入れる。不良が倒れる

マイキー[さっすが♪]

千冬[場地さん!カッケーっす!]

三ツ谷[流石だな。]

ドラケン[よし、一通り終わったな。]

マイキー[だな]

落ちていたナイフを手に取り、すかさず志野を縛っていた縄を切る。

私[あり……がとう。また…、助けられちゃっ……!場地くん?]

場地[っ……!遅くなって……すまねぇっ]

私[大丈夫だよ……ちゃんと……助けてくれ……た、から……(気を失う)]

場地[おい!しっかりしろ!おい!]

ドラケン[気を失ってるみてぇだな。病院連れてくぞ。]

場地[あぁ。]

千冬[……場地さん]


病院

先生[しばらく、安静していれば大丈夫でしょう……。では、私はこれで]

志野母[ありがとうございます。]

場地[……すみません。俺のせいでこんなことに……。]

志野母[そんなに気に病まないで、あの子は巻き込まれたなんて思ってないわ。いつも話してたのよ、ヒーローみたいに助けてくれたって。ねぇ、お父さん。]

志野父[…そうだな。君はいつも娘を気にかけてくれていたようだったしな。娘を助けてくれてありがとう。]

場地[いえ……こっちこそ、巻き込んでこんな怪我までさせてすみません。]

志野母[これからも、あの子の友達でいてあげて、変わらずに。……友達じゃなくて彼氏かしら?ふふ]

志野父[母さん!俺はまだ認めてないぞ!]

志野母[あら(笑)でも、志野は好きみたいだけど?嫌われてもいいなら、いいけど]

志野父[うぐっ……]

場地[っ//ま、また来ます……]

志野母[ええ、いつでも来てあげて。娘も喜ぶわ]

-数日後-

私[なんか、お見舞いの品凄いけど……何これ?]

志野母[あなたのお友達が持ってきてくれたのよ。毎日来てたわよ?場地くん]

私[っ……そ、そうなんだ……。]

志野母[今日も来ると思うわよ?目を覚ましたって連絡をしたから。]

私[へ!?場地くんの連絡先知ってるの!?]

志野母[場地くんのお母様から連絡が来たのよ、うちの息子がすみませんって。それからちょくちょく電話することがあってね。目を覚ましたら連絡してほしいって言われたのよ。]

私[そ、そうなんだ……。]

–コンコン–

志野母[あら、噂をすればかしら。どうぞー?]

私[う、うっそ!髪ボサボサなのに……!(布団を被る)]

志野母[もう、志野ったら(笑)]

場地[失礼します……あの、志野さんは?]

志野母[恥ずかしいって布団に潜ってるわ、私は飲み物買ってくるから、しばらくゆっくりしてなさい。じゃあね。]

私[ちょっ!お母さんっ!……!(ガバっ)]

場地[おふくろさん、もう行ったぞ。]

私[~っ//……お、お見舞い、毎日来てくれたんだって……聞いた。ありがとう。また、助けられちゃったね……。?場地くん?どうしー……へ?//]

場地[(志野を抱きしめる)……目が覚めて……よかった……。]

私[……うん。心配かけてごめんね、大丈夫だよ。お医者さんも、あと1週間で退院できるって。だから……その……//は、離し……]

場地[-好きだ]

私[……え?な、なんて?い、今……す、好きって言った?わ、私の聞き間違い?ゆ、夢かな?夢だよね?つ、都合のいい夢……]

場地[夢でもなんでもねーよ。俺はお前が好きだ。多分……かなり前から、自覚したのは最近だけどな。]

私[う、嘘っ……。]

場地[嘘じゃねー……って、何泣いてんだよ……泣くほど嫌かよ]

私[ち、違っ……!嬉しくて!だって……私も好きだったから、頭が追いつかないというか……は、恥ずかしい//(布団を被ろうとする)]

場地[隠すのやめろ!(布団をはがす)]

反射でバランスを崩し、そのままベットに倒れ込む。志野の上に、覆い被さる体制になった。

目が合う……2人して照れる。恥ずかしいのか志野が布団を掴んでいる。隠れたいようだ。

そんな姿にさえ、可愛いと思った場地は理性が揺らぎかけたが……なんとか保つ。ここは病院だと言い聞かせながら。

私[場地くん]

不意に名前を呼ばれ、顔を戻すと…唇に柔らかい感触がよぎった。何が起こったか分からずあ然とする場地に志野は真っ赤になりながら、こう言った。

私[私も場地くんが大好きです。よかったらお付き合いしませんか?]

耳まで真っ赤にしている志野を見て、もう何かも完敗だと思った場地は志野の、顔を上にあげ真っ赤な顔を髪で隠しながらキスをした。軽いリップ音がなった。

私[……なんか、恥ずかしいね、]

場地[そのうち慣れんだろ。]

私[そうかな?……そうだといいな。]

場地[早く、治せよ。治ったらツーリング連れてってやるよ。]

私[デートがツーリングなの?(笑)……またテスト追試にならないでよ?]

場地[……頑張る。]

私[ふふ(笑)可愛い]

場地[可愛いのは、お前だろ。]

私[え?……ー!(そっと目を閉じる)]

場地[チュ……(深くキスをする)]

私[んっ…///……ば、場地く……んっ…///]

場地[(あー……可愛すぎてとまんねぇ)]

病室に甘い空気が漂ったことを2人は知らない。そして、その甘い光景を病室のドアの隙間から見ていた東卍メンバーが、何かを察して扉を思いっきり開く。その音にびっくりした2人は慌てて離れる。

三ツ谷[あ、あーっと!すまねぇ!ドアが勝手に開いちまって!]

ドラケン[め、目が覚めたみてーで安心したぜ!あんま無理すんなよ!な!]

ものすごい棒読みのセリフを言うドラケンと三ツ谷の後ろでニマニマ顔のマイキーと、一虎、顔を真っ赤にした武道がいた。千冬は号泣していた。

マイキー[お前ら何してたの?]

武道[ま、マイキーくん!]

千冬[場地さぁぁん、志野さん!お幸せにぃぃぃい!]

私[も、もしかして……み、見てた?]

東卍メンバー[バッチし!]

数秒後、場地の怒鳴り声が鳴り響き、全員病院から追い出された。千冬曰く、数日間口を聞いてもらえなかったそうな……。

-1週間後-

私[おはよう、場地くん。今日もその格好なの?]

場地[これが俺のスタイルなんだよ。]

私[ま、いっか。かっこいい場地くんを知ってるのは……私だけでいいもんね?]

場地[……//あんま、可愛いこと言うなっての。]

私[彼女だからいいじゃん、あ。もうすぐ着くね。]

不意に腕を掴まれる。そしてそのままキスをされた。

場地[放課後覚えとけよ。]

その光景を後ろから見ていた千冬が気まずそうに声をかけるまで、そう時間はかからなかった。

-完-

隣の席の場地くん

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