テラーノベル
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電気をつけるとそこには、名も知らぬ人が座ってた。僕に気がついたのか微笑んでいた。顔はとても整っており、いかにもモテそうな感じだった。
だが僕にとってはとても恐怖だった。目が覚めて起きたら隣には知らない人。僕の感覚的にすぐにストーカーだとわかった。叫ぼうにも喉がひゅっとなり声が出ない。
先に声をかけてきたのはストーカーの方からだった。
「おはよう。目が覚めたんだね、お風呂湧いてるから入ってきなよ。」
まるで自分の家かのような発言。考えてもない言葉をかけられ僕は戸惑ってしまった。
そんなことより警察に通報しなくては。と思ったがスマホがないことを思い出した。
「スマホを探しているんでしょ?ほらここにあるよ。」
ストーカーは僕のスマホを持っていた。
ストーカーは愛おしそうに僕を見ている。スマホを取られているからもうどうすることもできない。
だが僕は急いで追い出そうとした。だがストーカーの言葉によって僕は逃げられないと確信をした。
「俺の家104なんだ。お隣さんだよ。仲良くしてね」
ストーカーの目は狂気と興奮に満ち溢れていた。そしてすぐに言葉を続けた。
「これで零くんのことをいつでも見ることができるよ。それにいつかは君と同棲をして、子供ができるくらい犯したいな」
僕はこの人は絶対に関わるべきではないと思った。この際僕が走って逃げ出そうと思い、部屋から逃げようとした。だがストーカーは僕のやることを知っていたかのように手首をすぐ掴んできた。その力は強く、手首が取れてもおかしくないくらい痛かった。僕は、
「痛いっ、、やだッ」
と小さめだが言った。そして振り払おうとしたが力が強く無理だった。
ストーカーの表情はまだ僕を愛おしそうに見ていた。僕の言葉のせいか酷く興奮しているように見えた。
「零くんって本当に可愛いね。男の子には見えないな。そうやって抵抗されるのが1番興奮するんだよ」
と言ってきた。僕には到底理解ができない。
僕は必死に抵抗をしたが、ストーカーとの力の差は一目瞭然。抱えられてしまった。
本当に自分の家かのようにお風呂場に向かい始めた。間取りは同じだが、知らない人の家を自分の家のように扱えるのはおかしかった。
そして僕はずっと抵抗をしていたが、勝てない。抱えられなくてもわかる。ストーカーは僕より背が圧倒的に高かった。
そして僕はストーカーにされるがまま、服を脱がされてしまった。1枚1枚丁寧に。まるで壊れ物を触るかのような手つき。それに目には欲望が浮かんでいた。
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続きが気になりすぎる