お久しぶりです!
最近少しずつ暑くなってきましたね
熱中症など体調に気をつけてくださいね
オリキャラのストーリーです
怜side
人は怖い
愛はお金で買えない
愛は人を変える
愛は大切
そんな綺麗事を並べる
教育テレビは愛とか勇気とか協力とか
表向きの綺麗な現実だけを小さな子供に見せる
現実は真っ黒なのに真っ白な理想を押し付ける
子供は現実を知らずに生きていく
大きくなるにつれ絶望を知り
現実の暗闇を知る
負の連鎖が続く
そんな事は理解してるつもりだ
分かっているはずだ
いやこれが現実だと信じてる
それなのに僕の目に映るのは
キラキラと眩しい程の笑顔を見せる家族
優しさに溢れた友達
“愛”で溢れかえった僕が綺麗事だと思うものを
全てもちあわせた人ばかり
“愛”なんて存在するはずがないのに
現実に光なんてあるはずがないのに
なぜか僕の目には”愛”で溢れたものが映る
それでもそれは嘘なんじゃないか
そんな思考が脳裏によぎる
僕の目には無数の”哀”が浮かぶ
僕だって好きな物はある
僕にはたった1人のお兄ちゃんがいる
きっと僕も愛を貰ってる1人
愛に溢れた家族の1人
でも僕が周りと違うのは
その愛を素直に受け取れないこと
愛を信じられないこと
愛が怖いこと
哀しか感じられないこと
愛が欲しい
でも愛を受け取っても僕の心に残るのは 哀で
愛は残らない
愛が足りない
でも愛を受け入れば受け取るほど
愛が増えれば増えるほど
僕の心の哀が増えるばかり
愛って何?
哀って何?
アイがほしい
アイが足りない
アイは要らない
アイは怖い
アイは苦い
アイは甘い
アイは苦しい
アイは優しい
アイは綺麗
アイは汚い
愛
哀
アイ
僕の頭はアイで満たされる
僕は動物が好き
昔から僕は動物に懐かれやすい
理由は分からないけれど
動物は僕を受け入れてくれる気がするから
人嫌いの僕を包み込んでくれそうだから
だから好き
動物は裏切っても気まぐれだと思える
言葉が通じないから
でも人間は違う
言葉で分かってしまう
行動で表情で勝手に頭が感じ取ってしまう
僕は愛が欲しいのに
その愛を受け取れない
最悪な人間
唯一好きなお兄ちゃんからの愛でさえ
信じきれないときがある
苦しくて
どうしよもなく怖くて
昔は笑顔を偽って
怖い心を偽って
友達というものを作っていた
でも
笑顔を偽っていることさえも出来なくなった
ただの失敗作だ
友達を作るたび
嘘をつくたび
愛に近づくたび
アイが怖くなった
勉強とか運動とかそういう取り柄もない
人間嫌いの人間
存在理由のない人間
価値のない人間
愛を知らない人間
僕の生きる理由って何かな…
そもそも僕は生きていて良いのかな…
いかがでしたか?
よければコメントお願いします
以上
おつ栞音でした
コメント
166件
…愛か、 私も欲しいなーって思う時、 生きてる価値あるか?って思う時あるよー、