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「あ、なた、、、は」
薄れる意識の中、男性がこちらに向かってくる。
後ろから、また2人来る。
「喋るな。俺は、お前を探していた」
私を、、、。
男性は、後ろから来る2人に何かを伝えている。
その後、男性が首輪に何かを打ち込む。
「ッ」
首に何かが刺さった感覚がする。
だが、徐々にさっきまでの痺れなどが引いていった。
「、、、動け、る、、?」
「首輪に解毒薬のコードを打たせてもらった」
男性の言葉を聞き、首輪に触れる。
それと同時に、声が聞こえる。
{残り30秒で彼女は死ぬ所でしたね。間一髪だ}
その言葉に心臓が跳ねた感覚がした。
{あ、そうそう。彼女は我々の良き理解者ですから、余計なことはしないように、、、}
その言葉を最後に、声は聞こえなくなった。
ーー
その後、色々とあり後日男性達ー〝柳〟さん達の元へ行くことになった。
ちなみに、あの人達は元警察官らしく〝柳 愛時〟さんと〝榎本 峰雄〟さんと〝笹塚 尊〟さんというらしい。
もう一人、現役警察官の〝白石 景之〟さんもいるらしい。
白石さんは、変人で有名だからなぁ。
ー後日 ‹探偵事務所›ー
この探偵事務所が柳さん達の根城らしい。
「失礼します〜」
そう言い、中に入る。
もう既に、四人が集まっていた。
「、、、改めて、自己紹介をしてもらってもいいか?」
ソファに座ると、向かいに座っている柳さんが言う。
自己紹介かぁ、、、課も言った方が良いかな。
「そうですね」と言って、一呼吸する。
「改めて。特殊潜入捜査犯罪監視課、課長の雪梅李菟です」
いつも通り、作り笑顔を貼り付けて言う。
「か、課長⁉」
榎本さんが驚きの声を上げる。
周りの人も、驚いたのか目を見開いてる。
興味がなさそうにパソコンと睨めっこしていた笹塚さんでさえ、手を止めてこっちを見ている。
「失礼だが、雪梅は幾つなんだ、、、?」
柳さんがおずおずといった感じで聞いてきた。
そいえば、私って外見年齢16、17くらいだもんなぁ。
、、、たまに、中学生と間違えられるケド。
「今年、19歳になりました」
当然のように言う。
ま、私って優秀だししょうがない。
「19で、課長、、、だと、⁉」
今度は笹塚さんが、眉間にシワを寄せて声を上げた。
史上最年少の課長だしなぁ。
「いやぁ、溢れ出る優秀さは隠せないねぇ。困った、困った☆」
顎に、手を添えながら言う。
ちゃんと、自信家に見えるでしょ。
「、、、なんだ。ただのバカか」
またしても、笹塚さんが言う。
私の方を見ながら。
「バカ、、、。____
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