はい、見たいとの声が上がったのでガレージでの出来事どぞ!
「ガレージ、行こう。」
そう言って寧々の手を引く。ガレージに着いてすぐ僕は寧々の細い体を抱きしめた。寧々も僕を力強く抱きしめる。温かいな。
「寧々、こっちを向いてごらん?」
「なに」
すかさず、ちゅっ、と額に口付けする。
「うぅ…」
照れて僕の腕の中に顔をうずめてしまった。可愛い、今はただひたすらに可愛い。でも、その顔がまた再び持ち上げられ、ちゅっと甘い音を立てて、唇が重なった。相変わらずの寧々の大胆な行動に驚きを持ちつつもその愛情を精一杯受け取る。
「仕返し」そう言って彼女が離れていく。反射的に僕は彼女の腕を引いていた。
「きゃっ⁉︎」
「寧々ちゃーーん!類くーーーん!」
近くで僕らではない誰かの声が響く。先程まで黒かった寧々のスマホにぱっと光が灯り茶髪の女性がこちらを覗いている。
「「「あ」」」
「まって、メイコさん!!ちっ、違うの‼︎誤解だから‼︎」
「慌てなくていいのよ〜私こそ邪魔しちゃったわね、それじゃあ!」
「まっーーー!」
「行ってしまったようだね…」
「さいっあく…」
「おやおや…でも、気にせずもっと遊ばないかい??」
「暑苦しい…」
「寧々?」
「ごめん、嘘だから」
「なら、いいよね?」
再び寧々と唇を重ねる。君が泡になって、僕のもとから消えていかないように。離さないように。
短いけど番外編おわり…最後まで見てくれてありがと…
コメント
9件
( ˘ω˘ )スゥッッッ 1000押すの疲れた⋯☆ (実際もとから付いてた200あるから押したのは800です) 尊いぃょぉぉお!! 神作品ありがとうございました!
一人で100いいね押しちゃいましたww 正直に感想言いますね。 泣きました…😭