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うあ
142
#死ネタ注意
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さも凸
当て馬だとしても
凸さんがおどろくさんのことを好きで、おどろくさんも凸さんのことを好きで、二人とも両片思いのことだって…ちゃんと知ってる。
知った上でも、俺は、凸さんが好きだ。
ずっとずっと好きだ。
夕方の公園で、凸さんが俺を見ている。
木が風で揺れ、小さな音を立てる。
自然のなかにいて、心地よいはずなのに、俺は今、心臓が激しく鳴っている。
―――だって、今から、ずっと親友で居続けた俺が凸さんに告白をしようとしているのだから。
それに、俺らは同性。どちらも男だ。
…………変に思われるかな。
キモいって…思われるかな。
凸さんに限ってそんなことはないと分かっていても、やっぱり少し怖い。
――だけど。
……きっと、告白をしたらこのままの関係じゃいられない。
――そんなことはわかっている。
もう、一緒に笑え合えないかもしれない。
――それでも。
俺は、このまま俺のこの気持ちを無かったことにしたくない。
何回も凸さんには恋愛相談を受けた。
……もちろん、おどろくさんにもだけど。
そして、どちらにもアドバイスをした。
『今がその時でしょ、男を見せようよ、凸さん』
『大丈夫。そんなので凸さんはおどろくさんを嫌いになんてなるわけないよ、それを一番おどろくさんは分かってるでしょ』
………本当に、今思うと恋愛漫画の当て馬役だな、俺。
…本当に、都合のいいキャラしてるな。
それに、凸さんのことを好きなのに、二人の恋愛なんかを応援して。
……………………
ずっと、二人の恋を応援して、間近で見てきたからこそ、わかる
…断られると。
きっと……困らせることもわかっている。
告白なんて自分勝手だって分かってる。
だけど、それでも、俺は告白するって決めたんだから。
「…ねぇ、凸さん」
俺は心地よい音がする公園で、少し髪の先を揺らしながら、凸さんの瞳を見て、名前を呼ぶ。
「……言ったら、困らせちゃうかも…だけど、……ごめん、言わせて欲しい」
俺は一瞬下を向きそうになりながらも、ずっと凸さんの瞳を見ながら、そう言葉をはいた。
凸さんが『どうした?』と言うようにこちらを見ている。
まだ、分かんないか、と、俺は少しクスッと笑う。
そして、一息ついて、言った。
「好きです」
と。
コメント
1件
ええもう…!!😭💔 当て馬ポジって分かってても好きって気持ちを伝えたいって、その覚悟が切なすぎる…!凸さんとおどろくさんの両片思いを一番近くで見てきて、告白したら今の関係終わるって分かってるのに「好きです」って言ったシーン、心臓ぎゅってなったよ…「キモいって思われるかな」のとこ、同性同士の恋愛のリアルな不安も伝わってきてもう泣きそう😢 親友の一途さ、尊すぎて息苦しい…!!次どうなっちゃうの!?🌸