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神風特攻隊。
それは言い換えればお国のために捨て身で戦いに征く人達。
愛おしいと思った人でさえ、私から奪っていく。
いつも通り通っていた学校。
家に帰ってカルタをしたり、
飴をなめたり。
時には裏庭にあるお野菜の収穫をしたり。
平凡で何一つ変わりのない生活を
一瞬で奪っていくのね。
いいや、”奪われる”ことが当たり前なのかしら？
奪われる事に”慣れて”しまっただけなのかもしれないの？
正解のない世界で足掻いて(あがいて)苦しんで。
私達を苦しみのない世界から救うためにどれだけの人が犠牲になるのか。
わかっていても、おかしいと知っていても。
誰一人として言う人は、口を動かす人は居ないの。
そんなの、今までやってきた事が無くなったみたいじゃない。
戦争は未来を明るくするために行なっているものよね。
貴方に明日が来ない日が来るまで私は貴方に恋をします。
そしてきっとその日が来たならば私の一緒に行く覚悟は出来てますよ。
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