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🫧想美🎐🍏
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#イケメン
蒼乃 月
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昼休み。教室はいつも通りうるさい。
ひまりは友達と机囲んで話してた。
楽しそうに笑う声。
蓮は後ろのドアにもたれながら、それをぼーっと見てた。
最近、自分でもわかるくらいひまりばっか見てる。
「暇人」
「うるさ」
蓮が適当に返すと、周りがまた笑った。
ひまりは少し困ったみたいに、
「ほんと毎日いるね」
って言う。
それ だけで、蓮は少し機嫌よくなる。
単純。
ほんと、最近調子狂う。
「ねぇひまり、購買付き合って」
友達に腕引っ張られて、ひまりが立ち上がる。
「わかったー」
そのまま女子たちが教室出ていく。
蓮もなんとなく後ろついてった。
別に意味ない。
ただ、見える位置いたかっただけ。
廊下歩いてる時だった。
前から、知らない女子が走ってくる。
目、真っ赤だった。
「……っ、美咲」
ひまりたちじゃなく、美咲の名前呼んでる。
美咲も少し驚いた顔した。
「え、どうしたの?大丈夫?」
女子はうまく喋れないみたいに息詰まらせて、
「っ……なんで、あんな……」
って泣き出した。
周りがざわつく。
ひまりも少しびっくりした顔で見てる。
その時。
女子が、蓮見た。
空気止まる。
「……最低」
泣きながら言った。
ひまりが少し目瞬かせる。
蓮は表情変えない。
女子は震える声で続けた。
「好きとか言ったくせに……」
周りが静かになる。
涙ぽろぽろ落ちながら、女子は蓮睨んでる。
「なんで急にいなくなんの……」
蓮は少しだけ目逸らした。
でも何も言わない。
慣れてる。
こういうの。
期待させて、
勘違いさせて、
泣かせる。
今まで何回もあった。
美咲は気まずそうに女子の背中さすってる。
周りも完全に空気止まってた。
ひまりは、少し離れたところで黙って見てる。
その顔が、蓮は妙に気になった。
「……帰ろ」
女子の友達が肩抱いて連れていく。
泣き声だけ廊下に残る。
静か。
さっきまで騒がしかったのに。
その空気の中で、ひまりが初めて蓮を見た。
いつもみたいな柔らかい目じゃない。
軽蔑する目。
その視線に。
蓮は酷いほど打たれた。