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知ってるよだって僕の第2のおじいちゃんみたいなものだから。
えっ、、と沈黙が続き、水族館のクラゲを見ている時に詩織さんが涙した。
私ずっと引きずってたの、おじいちゃん子だったから。どうしても仕事の都合で会えてなくて、すっごくすっごく後悔してて。
ちょっと場所移動しようかと、水族館から海が見えるあの場所へ行くことになった。
すぐ近くだった、あの言葉を聞いたのは
えっ、どんな言葉?
えっ聞いてないの?君のおじいちゃんが、亡くなる前に僕に行ってくれた言葉だよ。
んー確か、「部屋の乱れは、心の乱れ、海が汚れてると自分の心まで黒く染ってしまうようだ」みたいなことを言ってたよと呟くと。
泣き笑いをしていた笑
おじいちゃん、部屋汚かったけど海のことは綺麗にするんだーっていつも言ってたからそうだったんだね。あと、今思い出した。ある1人の青年と話した言葉が涙して面白かったってお母さんが言っててさ。とせんとせんが繋がって円のように話が繋がった。
お互い運命的なものを感じていた
何よりこの子があの茂さんの、孫さんだとは思っていなかったがこの子を好きな気持ちには変わり無かったから唐突に海風に吹かれながら言葉が出た
あのっ、出逢った時からすごく僕の世界を変えてくれた存在でした。頼りないかもしれないけれど僕と付き合ってください!僕が詩織さんのことを幸せにしたいです。長くなるだけだからまとめると、君が好きだ。
沈黙が続いた
緊張が走った、、脈拍が早くなっていくのがわかった。俺何言ってるんだ、やばい言っちゃった振られたらどうしよう。
どくん、どくん、ざーざー
波が引き寄せる音と、鼓動の音が波長した。
そして、答えが帰ってきた。
その答えは僕の中では意外性のあるものだった。
結婚を前提に私とお付き合いしてください。こんな私でよければとその言葉を忘れることはなかった。