ドンッ
「いたた……」
「あれ……?」
「ここ何処…?!」
﹋﹋
「美埜」((みの
﹋﹋
「いったぁ……」
アニメのせっかくいい所だったのに
後ちょっとであまねくんの照れ顔がって所でこれはないでしょ!
しかもよくわかんないとこだし
「にしても……」
アニメ見たいな世界じゃない……
「まずここがどこか知らないと…」
ここは。公園…?
なら近くに人が居るはず…!!
〔大丈夫…?〕
「へ……?」
待て待て待て
足首太くない?!((30cmぐらい?!
それに長い髪
この制服
この声
この髪の色!!
八尋寧々ちゃん?!
「……?!」ぽかーん
〔凄い傷だらけ……〕
「あっ、えっとその」
「だ、大丈夫です!」
〔貴方名前は?〕
「あ、美埜です」
な、名前聞かれたァー!
〔美埜ちゃん!〕
可愛……
〔美埜ちゃんはどうしてこんな傷だらけで公園にいるの?〕
「あ〜……信じて貰えないと思いますが…気づいたらここに……」
〔気づいたらここに……?!〕
〔えっとじゃあ!場所とか分からないのね!!〕
「あ、はい!そうです」
〔なら、この私が教えてあげるわ!〕
カワイ……
「あ、えっとお名前は……?」
〔あ、私?〕
〔私は八尋寧々よ!〕
本物だァ
﹋﹋
〔八尋寧々〕((やしろねね
﹋﹋
『ヤーシロっ』
〔わ、花子くん〕
え、?あれ
花子くん?!?!?!
ちょっと待ってさっきから理解が追いつかない
「ほへ……」ぽかーん
〔えっとじゃあ行きましょう!〕
え、なんで私花子くん見えるの?
もしかして死んでる?
とりあえず本人確認……
「えっとその」
「後ろの学帽被ってる人は……?」
まぁ怪異だと思うけど
〔え……?〕
〔み、美埜ちゃん、見えるの?〕
コクリ
『ん、?』
〔は、花子くんが見えるって〕
『え、俺が見えるの?』
やばかっこい、かわい
「はい……」
え、待ってここまで来たら夢とか嫌だよ?
嫌でもさっき痛かったし
マジでここどこ?
『マジで?見えんの?!』
「えっと〜…なんで見えるんだろう」
「アッいやっ、そのお名前は?」
『俺は七不思議が7番目トイレの花子さん』
『始めまして』
無理…死んじゃう
なんでこんなに尊い霊がいるの
「は、ハジメマシテ」
〔なんで花子くんが見えるんだろう〕
「えっ、もしかして私死んでる?!」
ぺた
〔そうかな、私触れるけど…〕
『君どこから来たの?』
「えっと〜……」
「気づいたらここに落ちてて……あはは…」
『ん〜、土籠に聞いてこよう!』
﹋﹋
『花子くん』((はなこくん(あまね
﹋﹋
『土籠〜!』
なんですか。こんな時に。
今までの事を話し中
急に落ちてきた?
「はい」
土籠先生も、知らないらしい
『土籠が分からないんだったら俺も分からないな〜』
「トリップ」
〔?〕
「トリップとかですかね?」
『トリップ?』
〔あ!私知ってる!〕
〔可愛らしい少女が、見知らぬ世界にトリップ!
それで助けてくれた美青年に恋に落ちる……!って言う漫画!〕
な、何かありそうだけど
もう恋には落ちてるんですけど
〔ま、まぁとりあえず学校とか、そういうのどうするか決めましょ!〕
「え、良いんですか?!」
『勿論よ!』
かわい”〜
「学校って言っても…家とか、」
〔そうね……〕
「あれ……」
ポケットの中に
「鍵…」
しかも見た事ない
私の?
〔鍵?〕
〔はっ、もしかしたら!〕
〔その鍵でどこが家かわかるかも!〕
〔というか…家わかる…?〕
「分かんない……」
『じゃあ交番に行ってみよー!』
「交番?」
『鍵を調べたら分かるんじゃない?』
「確かに…」
「それでこの鍵のお家が」
この鍵ね
わかった調べてくるよ
ちょっと待っててごらん
「は、はい」
お家わかったよ〜
ばん!
地図、?
「すっごい広…」
ここが君のお家、
大丈夫かな?
「ありがとうございます!」
〔良かったね!〕
「うん!」
た、タメ口で話せてる……
「花子くんもありがとう!」
言ってみたかったんだよね〜
花子くん、笑った……!
待ってほんとにイケメン
やだぁ
「地図だと…ここが家かな?」
〔そうだね〕
〔鍵使ってみよ!〕
ガチャ
「あ、開いた!」
『お〜』
「し、失礼します?」
多分私の家だけど
え、普通にでかいし綺麗
〔凄いお家だね〜〕
「ここが私の家?!」
「ちょっと探検?みたいなのしてみよ!」
〔そうだね!まだ内装知らないんだったね〕
『美埜の家気になる〜!!』
「ここが私の部屋かな?」
広っ
〔わ、綺麗〜〕
『お!これって制服じゃん!』
「制服?」
ばーん!!
「か、可愛……」
けど
絶対似合わないやつじゃん!
〔え、じゃあ!もしかして!〕
〔かもめ学園にこれるんじゃない?!〕
「確かに!」
『いいね』
『そーだ!』
『美埜には助手になってもらおう!』
「じょ、助手?!」
『うん!』
いやかわいいかよ
「な、なる!」
『んじゃ!よろしく〜』
これって毎日トイレ掃除で花子くんと話せるってこと?!
〔美埜ちゃん!今何歳?〕
「私?えっと」
「15歳」
〔じゃあ!〕
〔私のクラスに来なよ!〕
「いいの?」
〔うん!〕
「寧々ちゃーん!!」
勢いでハグしちゃった…
ぎゅ
「は、」
花子くんも?!
もうダメだ死んじゃう尊すぎて
〔じゃあ明日の朝ね!〕
制服、めっちゃ可愛
「あ、ばいばーい!」
﹋﹋﹋
とりあえずご飯とか、
お金とか、
そこら辺どうしよう
まず!冷蔵庫!
とかかな!
ガチャ
「お、結構食料あるんだ」
それに、
左には私の好きなお菓子たくさん!
、やった!
あれ?机に、なんかある
分厚い封筒?
「中は…」
「え……?」
「ひゃ、100万?!」
え?!?!
どういうこと?
もうここで生きろと言っているような感じ?
ぺら
「あれ?」
紙だ
これは必要な時に使う用
これだけ?
でも、足りなくなったら…バイトしかないか
﹋﹋
「あっ、」
スマホ
「よかったぁ、」
あった
けどなんか違う
ま、いっか
コメント
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花子くん全然知らんから分からんけどこれだけは言える 神