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(瑠衣)いや、さっきたまたま廊下で会っただけ
(凛)廊下?葉月、さっき優希見なかったって言ったよね?
(葉月)え、うん。見てないけど
(凛)まぁいいわ、早く帰ろー!
(優希)うん!
(瑠衣)…なぁ
(葉月)ん?どうした?
(瑠衣)葉月と藤代って仲いいのか?
(葉月)まあね〜幼馴染だし
(瑠衣)幼馴染、
(葉月)おう
(葉月)アイツのことならほぼ知ってるかも笑
(瑠衣)ふ〜ん
(葉月)でもな〜なんかお互いに恋愛感情とかはなくてさ、マジでただの幼馴染って感じだから
(凛)そこ二人!うちら今から、コンビニ寄るんだけど一緒に来る?
(葉月)行く行く!!行こーぜ瑠衣!
(瑠衣)…ん
(優希)ねぇ、一ノ瀬くん(小声
(瑠衣)ん?
(優希)今日は、流石に大丈夫だよね?親に連絡した?(小声
(瑠衣)あー、、してねぇわ
(優希)え!してないの?大丈夫?(小声
(瑠衣)今、連絡してみる
(優希)あ、じゃあ、、私もお母さんに電話してみるね!
(優希)もしもし?お母さん?
(優希母)あら、優希〜どうしたの?
(優希)その、、お母さんが前に言ってた私と同居する事になった女の子いたじゃん?
(優希母)そうね〜その子とはもう会ったかしら?
(優希)あ、会ったは会ったんだけどその、、、男の子で
(優希母)まぁ!本当なの?
(優希)うん。だから、流石に同居は厳しいかなって…
(優希母)う〜〜ん、、私も男の子だとは思ってなかったからね〜
(優希)しかも、相手も私のこと男子って勘違いしてたらしくて…一ノ瀬くんって言うんだけど、その一ノ瀬くんのもともと住んでた家が賃貸だったらしくて、もう買い手が決まっちゃってるからどうしようも…
(優希母)じゃあもう、優希の家で暮らすしかないわね〜〜
(優希)ちょ、お母さん!?
(優希母)そもそも、その予定だったんだからいいじゃない♡
(優希)良くないでしょ!男子だよ!?
(優希母)優希は、その一ノ瀬くんのことが嫌なの?
(優希)そ、それはない!むしろ〜…その、、ん〜//
(優希母)ふふっ♡優希は一ノ瀬くんの事が好きなのね〜
(優希)えぇ!ん〜〜そうなのかな〜、、
(優希母)いいわねぇ好きな男の子と同居って、、青春だわ〜
(優希)青春だわ〜じゃないよ!
(凛)優希誰と話してるんだろ?
(葉月)さぁ?っ!このアイスまじ美味い!
(凛)まじ!一口よこせー!
(瑠衣)…
(瑠衣)《多分、断られるだろうしなー、、もう一回家探すか
(優希)うん、分かった。だけどちゃんと連絡しといてね〜
(凛)電話終わった〜?
(優希)あ、うん!ごめん待たせちゃった
(葉月)大丈夫!あ、てか優希と瑠衣何か買ってきたら?このアイスまじ美味いよ!
(瑠衣)ん、、藤代行こ
(優希)あ、、うん!
(凛)葉月もナイスなことするね〜
(葉月)ん?ナイスなこと?
(凛)《あ、無意識だったか
(優希)わぁ〜!これって、新作かな?美味しそ〜〜
(瑠衣)…なぁ、、家の件どうだった?
(優希)あ、それなんだけどね…一緒に住むことになった、、よ//
(瑠衣)は!?
(優希)《一ノ瀬くん、珍しく声が大きい…
(瑠衣)一緒に住むって…俺と藤代が?
(優希)うん
(瑠衣)藤代の家で?
(優希)うん
(瑠衣)…まじか
(優希)まじなんだよね〜〜
(優希)《私も最初はびっくりしたけど、一ノ瀬くんの家はないし、家族さんは遠くに住んでるらしいし…
(優希)あ、そういえば一ノ瀬くんのお兄さんは?
(瑠衣)あーー、兄貴は寮暮らし
(優希)うちの学校って寮あったんだ!
(瑠衣)まぁ
(優希)でもさ、一緒に住むってなったんだし荷物とか持ってきた方がいいよね?
(瑠衣)あぁ、、もうトラックで運ばれてると思うから
(優希)よかった〜そういや、一ノ瀬くんのご両親はどうだった?
(瑠衣)…向こうがいいなら住めばって
(優希)そっか!一ノ瀬くん絶対、嫌だろうな〜って思ってたから安心した〜〜
(瑠衣)俺が藤代と暮らすのが嫌?
(優希)うん。だって、同じ学校だし…私色々子供っぽいと思うし、、
(瑠衣)いや、俺は藤代が俺と暮らすの嫌だと思ってたから。そもそも、一人暮らしするために引っ越してきたのに、よその男が一緒に暮らすとか普通嫌だろ?
(優希)ん〜〜最初はびっくりしたけど、一ノ瀬くんといると楽しいし!ずっと笑顔でいれるから!
(瑠衣)!
(瑠衣)そうゆうところだよなぁ(小声
(優希)?一ノ瀬くんなにか言った?
(瑠衣)なんも、、早く決めて買おーぜ
(優希)うん!
(優希)おまたせ〜〜
(凛)優希!何にした〜?
(優希)なんか、新作っぽいアイスにした!
(凛)それいいね!
(葉月)瑠衣ー凛にアイス喰われたー泣
(瑠衣)…おつ
(葉月)冷た!もっと慰めろよー
(瑠衣)はいはい、
(瑠衣)《まじかぁぁ、、俺今日から本当に藤代の家で暮らすのか?
(優希)葉月!見て!猫ちゃん!
(葉月)まじー!
(凛)…ねぇ、アンタさ、、優希となんかあった?
(瑠衣)なんで
(凛)コンビニから出てきたら優希、なんだか嬉しそうだしアンタも
(瑠衣)《勘が鋭い、、
(凛)で?なにがあったわけ?
(瑠衣)知らね、、本人に聞けば
(凛)アンタねぇ…
(優希)わ〜〜ちっちゃい!まだ、赤ちゃんなのかな?
(優希)一ノ瀬くんも凛も!こっち来なよ〜!
(瑠衣)ん
(凛)あんまり触らない方がいいんじゃない?病気とか持ってたら…
(猫)にゃ〜ん♡
(優希)うぅ、、可愛すぎるよ〜
(葉月)首輪ないし、やせ細ってるし、、野良猫なんかな?
(凛)ここ、野良猫多いしね〜〜でもこんなちっちゃい子見たことない
(優希)もう、これは引き取るしかないよね!?
(猫)にゃん?
(瑠衣)《なんか、藤代みたい…?
(優希)私、一人暮らしだしちょうどいいよね〜〜あ、、
(優希)一ノ瀬くんって猫ちゃん大丈夫?(小声
(瑠衣)平気。むしろ猫派(小声
(優希)!
(優希)やったね〜〜君はうちの子決定だよ!
(猫)にゃん〜!
(凛)優希、ちゃんと世話できるの?
(優希)任せて!私、猫ちゃん家にいたことあるから!
(葉月)んじゃあ名前決めないとな!
(優希)名前…
(凛)なんかさ、その猫ちゃん優希みたいじゃない?
(優希)えぇ!私?
(葉月)確かに!茶色い目とか、、、なんか雰囲気?全体的に似てる気がする
(瑠衣)…俺も思った
(優希)《!?一ノ瀬くんまで?
(凛)あ、優希やせ細ってるし笑
(優希)んな!私は健康体ですけど!
(凛)冗談だって!でも、もうちょっとは肉つけなよ〜?
(優希)分かってるもんね〜
(猫)にゃん
(葉月)うげ!もう日が落ちかけてるぞ!
(凛)やばー、、うち日が落ちる前には帰ってこいって親うるさいんだよね〜
(葉月)んじゃ、猫ちゃん拾ったわけだし帰ろーぜ
(瑠衣)ん、
(凛)…あれ?一ノ瀬って優希と同じ方向だったんだ
(優希)え、あぁ〜そうそう、、最近知ってさ〜
(瑠衣)別に家は近くないけどな
(凛)ふ〜ん、まぁいいや。じゃあまた明日ね〜!
(優希)ばいばーい!
(優希)ふぅ、、バレちゃうかと思ったぁ
(瑠衣)ナイス嘘
(優希)もう一瞬同様しちゃったよー、
(猫)にゃん?
(優希)あ、、猫ちゃん。病院に連れて行ったほうがいいよね?
(瑠衣)でも俺達だけじゃ相手されねぇよ多分
(優希)うん。かと言って、親に来てもらうのもな〜
(瑠衣)…あんまりオススメはしないけど一人頼れるやつがいるかも、、
(優希)え?
(瑠夏)おっじゃましま〜す♡
(優希)い、いらっしゃい…です
(瑠衣)変なことしたらすぐに追い出すからな早く診て、帰れよ
(瑠夏)もー、瑠衣は相変わらず冷たいなあ〜お前から珍しく連絡が来たかと思えば、『猫の様態を診てほしい』ってさ〜
(瑠夏)自分勝手すぎない?
(優希)《一ノ瀬くんのお兄さんって、動物医師の資格持ってたんだ…ちょっと意外かも
(瑠夏)んで、その猫ちゃんとやらは〜〜
(優希)あ、、ここにいます
(瑠夏)!藤代ちゃんの腕の中にいたんだ♡思ったより子猫で見えたなかったよ〜笑
(瑠夏)んじゃあ、診るからこっちに置いてくんない?
(優希)はい…
(猫)にゃ、!
(瑠夏)ん〜〜病院に行かなくてもいいかな。特に目立った怪我もないし、ちゃんと栄養与えたら元気になると思うから
(瑠衣)分かった。じゃあな
(瑠夏)えっ、ちょ俺藤代ちゃんと話したかったんだけど〜泣
(優希)あはは、、
(猫)にゃ〜ん
(優希)あ、ごめんねミルクあげようね〜
(瑠衣)…
(瑠衣)《藤代、俺と猫と暮らすことになったけど嫌じゃねぇのか?
(瑠衣)な、なぁあのさ
(優希)これからは三人で仲良く暮らそうね〜
(猫)にゃん♡
(優希)あ、そうだ!この子の名前どうしよ…
(瑠衣)…藤代、、
(優希)ん?
(瑠衣)あ、いや、なんでもない
(優希)そう?ねぇ、一ノ瀬くんさ猫ちゃんの名前何がいいと思う?
(瑠衣)兄貴はメスって言ったたし、、
(優希)そうだよね〜女の子だもんね!可愛い名前つけてあげないとね〜♡
(猫)にゃん?
(瑠衣)《藤代みたいな猫だしな、、藤代の下の名前って確か…
(瑠衣)優希…
(優希)ん?ユニ?
(瑠衣)え、
(優希)ユニちゃんいいね!可愛い!
(瑠衣)《聞き間違え…
(優希)一ノ瀬くんありがと!ユニちゃんにしよ!
(ユニ)にゃん!
(優希)ユニも気に入ってくれたの!?よかった〜♡
(瑠衣)まぁ、いいか
(優希)あ、一ノ瀬くん!
(瑠衣)ん?
(優希)昨日は、私の部屋で一緒に寝たけど正式に一ノ瀬くんがうちに暮らすことになったので部屋を用意しようって思って
(瑠衣)あぁ、、サンキュ
(優希)それで、物置に使ってた部屋があるんだけど普通に部屋として使えると思うからそこ、使ってね〜
(瑠衣)ん
(優希)あ、あとさっき届いた一ノ瀬くんの荷物はリビングにあるから荷解きした方がいいかも
(瑠衣)何から何までサンキューな藤代
ポンッ(優希の頭に手を置く
(優希)//い、いいよこれくらい
(瑠衣)笑笑顔真っ赤
(優希)!そ、そのお風呂上がったばっかりだし!?//
(瑠衣)笑俺も入ってこよー
(瑠衣)《まじのまじで藤代と同居することになったんだな
(瑠衣)《いつまで居ていいんだろ…もともとは、藤代は親元離れて一人暮らしに慣れてないからって女子と同居するはずだったんだよな
(瑠衣)《それなのに、俺が藤代と同居していいのか?普通に迷惑なんじゃ、、藤代、表に出さねぇから分かりにくいな…
(瑠衣)やべ、考えてたらのぼせる…上がろ
ガラガラガラ(脱衣所の扉が開く
(優希)!?
(瑠衣)え、藤代?
(優希)あ、、えっとその…//
(瑠衣)《なんで藤代が風呂場に?
クルッ(優希が後ろを向く
(優希)ご、ごめんね!勝手に入っちゃって…その、、一ノ瀬くんのパジャマ入れる場所、教えようって思って…
(瑠衣)あぁそうゆうこと
(優希)何もなしに入るのは失礼だったね、、ごめん
(瑠衣)いや、別にいいんだけど
(優希)《わあああああああーー!!!!一ノ瀬くん上がってたんだ!もうちょっと遅かったら危なかったああ
(優希)そ、それだけ!ご飯できてるよ!準備できたら食べようね!
(瑠衣)あ、、行った
(瑠衣)飯…藤代の作ったの美味いんだよな〜今日なんなんだろ
(瑠衣)〜♪
(優希)《ドッドッドッドッ、、
(優希)《あれ?私、心臓の音凄くない?めちゃくちゃ速いし、、
(優希)うぅ〜〜これって、やっぱり…
(ユニ)にゃん?にゃぁぁ〜ん
スリスリ(ユニが優希にスリスリする
(優希)ユニちゃん〜〜泣
(優希)私どうしたらいいんだろぉ〜これから、心臓持つのかな〜〜
(優希)…一ノ瀬くん、筋肉すごかったなぁ〜
(優希)って、何言っちゃってるの!私!
(ユニ)にゃん?
(瑠衣)藤代?どうかした?
(優希)い、いいいい一ノ瀬くん!?
(瑠衣)お、、おう
(優希)別にね!やましい意味じゃなくて!普通に凄いな〜と!
(瑠衣)やましい?凄い?
(優希)《もしかして、聞かれてなかったーーー!?
(優希)あ、、お気になさらず…汗
(瑠衣)…
グイッ(瑠衣が優希の方に顔を近づける
(優希)!?
(優希)ど、、どどうしたの
(瑠衣)んーさっきから顔赤いから熱あるかなーって思っただけ
(優希)熱!?な、ないよ…
(優希)《一ノ瀬くん急に顔近すぎ!そんなイケメンから近距離で見られたらドキドキしちゃうじゃん!?
(瑠衣)そお?ならいっか、
(ユニ)にゃ〜〜ん!
(優希)ユニちゃんご飯が欲しいんだよね、ごめんね〜今用意するね〜
(優希)あ、一ノ瀬くんもご飯できてるから先に食べてていいよ!
(瑠衣)…いや、藤代と食べるわ
(優希)!あ、ありがとう!
一気に飛ばして次の日の朝いく(_ _)
(優希)あ、凛〜!おはよ〜
(凛)優希!おはよー、、って今日も一ノ瀬と一緒なわけ?
(優希)うん。たまたま時間が重なるんだよね〜最近
(凛)へぇ〜一ノ瀬、優希に変なことしたらぶっ飛ばすからね
(瑠衣)分かってる
(優希)凛…笑
(凛)優希〜?次、移動教室だけど
(優希)あ、私小町先生に課題出してから行くから先行ってて!
(凛)小町?…あぁ、英語の先生ね。そっか優希当番だもんね
(優希)うん!
(凛)気をつけてね〜
(優希)早く渡して理科室行かなきゃ!
ドンッ(優希が誰かとぶつかる
(優希)わ!ごめんなさい!
(明日香)いったぁ、
(明日香)ちょっと!あすか、急いでるんだけど〜!
(優希)ごめんなさい!前、見てなくて…
(明日香)まぁ、あすかも走ってたけどさぁ〜ちゃんと前見てよね!
(優希)《上履きの色が、三年生だ…
(優希)すいませんでした!気をつけます、
(明日香)もぉ〜〜って、授業始まっちゃう!
(優希)…行っちゃった
(優希)ってうわぁ!?紙が散らばっちゃった…これ、遅れちゃうなぁ〜
(瑠夏)あれ?藤代ちゃんじゃない?
(優希)あ、、えっと…一ノ瀬くんのお兄さん
(瑠夏)俺も一ノ瀬なんだけど笑笑
(優希)あそっか、
(瑠夏)俺は瑠夏ね。藤代ちゃんはなんていう名前なの?♡
(優希)ゆ、優希です
(瑠夏)優希ちゃんか〜♡可愛い名前だねぇ〜
(優希)ありがとございます、、
(瑠夏)!それ、一人で拾うの大変でしょ?手伝ってあげるよ〜
(優希)でも、それだと瑠夏先輩が授業に遅れちゃうので…
(瑠夏)あっはは笑俺は、授業受けなくてもいーの
(優希)へ?
(瑠夏)まぁ、いろいろあってね……良し!全部拾い終わったよ
(瑠夏)はい!どうぞ♡
(優希)ありがとうございました!助かりました、
(瑠夏)ん、じゃ〜ね優希ちゃん♡
(凛)優希〜!もう遅い〜
(優希)ごめん!トラブっちゃって、
(凛)まじで?大丈夫なの?
(優希)平気!一ノ瀬くんのお兄さんが助けてくれたから!
(凛)一ノ瀬の兄?
(優希)うん。凛、知らない?
(凛)ん〜ちょっとだけ聞いたことはあるかも
【終わり】