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ゆあんの家)
ガチャ。
ゆあん
「……着いた。」
えと
「お邪魔します。」
えとが部屋に入る。
綺麗だけど男っぽい部屋。
えと
「わ、意外と片付いてる。」
ゆあん
「“意外と”ってなんだよ。」
えと
「もっと散らかってるかと。」
ゆあん
「えと来る時は掃除してる。」
えと
「ふふ。」
ゆあん
「笑うな。」
でも耳が少し赤い。
⸻
数分後。
えと
「今日お泊まりさせてもらうし、ご飯作るね。」
ゆあん
「は?」
えと
「冷蔵庫使っていい?」
ゆあん
「……。」
ゆあん、真顔。
えと
「?」
ゆあん
「俺も行く。」
えと
「なんで?」
ゆあん
「危ないから。」
えと
「料理だよ?」
ゆあん
「包丁ある。」
えと
「そりゃあるよ。」
ゆあん
「火も使う。」
えと
「使うね。」
ゆあん
「危険。」
えと
「心配しすぎ!?」
⸻
(キッチン)
えと
「じゃあ野菜切るね。」
トントン……
ゆあん、真横に立って凝視。
えと
「……。」
ゆあん
「……。」
えと
「近い。」
ゆあん
「見守ってる。」
えと
「監視じゃなくて?」
ゆあん
「えとが怪我したら俺が死ぬ。」
えと
「死なないで。」
ゆあん
「指切ったら壊れる。」
えと
「壊れないで。」
えと、苦笑。
トントン……
その瞬間。
えと
「あ。」
包丁が少し滑る。
ゆあん
「っ!!」
ガシィッ!!
秒でえとの手首掴むゆあん。
えと
「わっ!?」
ゆあん
「大丈夫!?切った!?」
えと
「切ってない切ってない!」
ゆあん
「ほんとに!?」
えと
「ほら!」
指を見せる。
無傷。
ゆあん
「……。」
数秒固まる。
そして。
ゆあん
「……よかった……」
そのままえとの肩に額を押し付ける。
えと
「大げさだなぁ。」
ゆあん
「大げさじゃねぇ。」
えと
「そんな心配?」
ゆあん
「当たり前だろ。」
ぎゅうう。
えと
「料理できないって。」
ゆあん
「できなくていい。」
えと
「いや食べるでしょ。」
ゆあん
「えとが無事ならカップ麺でもいい。」
えと
「栄養偏るよ。」
ゆあん
「えと不足の方が深刻。」
えと
「何それ…」
⸻
数十分後。
完成。
えと
「できた!」
ゆあん
「……うまそう。」
えと
「でしょ?」
ゆあん、一口食べる。
ゆあん
「……。」
えと
「ど、どう?」
ゆあん
「嫁。」
えと
「へ?」
ゆあん
「もう結婚しよ。」
えと
「急だな!?」
コメント
1件
うわ、めっちゃいい……! ゆあんの過保護っぷりが愛おしすぎる笑 包丁使うだけで「危ない」って真横で凝視してるとか、 「指切ったら壊れる」「えと不足の方が深刻」って台詞、ガチで刺さる。 最後の「嫁」「もう結婚しよ」には思わずニヤけたわ。 無事でよかったって肩に額押し付けるシーン、マジ尊い。 2話目で既に糖分たっぷり、これからどう転ぶか楽しみすぎる🔥