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いるはずのないあの子が今ここにいる気がする
登場人物
・咲真涼菜(さくますずな)♀
・一之瀬玲音(いちのせれおん)♂
・葉桜朝陽(はざくらあさひ)♀
・立花日向(たちばなひなた)♂
・坂山琉衣(さかやまるい)♂
・取り巻きども
〜では本編です〜
ピっピっピッピ….
???「n…ん?ここ、どこだ?」
看護師「あ、起きたね。ここは、病院」
???「びょ、病院?…なんで?」
看護師「玲音さん覚えてないの。説明するね」
俺は、看護師さんからの説明を聞いた瞬間すべてを理解し、思い出した。
〜思いだしたこと〜
ある日、俺は、咲真涼菜こと、俺の彼女とデートをしていた日のよる。信号無視した、軽トラックに跳ねられた。そこから記憶がない….。
〜説明終わり〜
玲音「あの、彼女は、、、?」
看護師「それが…..先程…..」
玲音「え….もしかして…..」
看護師「そのもしかしてです。先程、お亡くなりになられました….」
玲音「そ、んな」
???「う、ああああああ〜!すずなぁ〜」
???「落ち着いて」
あ、もしかして、さっきから泣いているのは、涼菜の母親かな?….
玲音「あ、あの。あちらの方は?」
看護師「あぁ、あちらは、涼菜さんのお母様ですね。」
玲音「あ、やっぱり….」
それからは、悲しみに満ちた日が、どんどん過ぎていた
それから、俺は、数ヶ月後に退院できた。
〜学校〜
???「玲音、大丈夫か?」
玲音「あ、日向、うん。もう大丈夫」
取り巻きども「れおん〜寂しかった!」
玲音「お、俺も」
朝陽「ていうか、涼菜が珍しく遅刻してるね。珍っし」
玲音「ギクリ…..」
朝陽「ねぇ、玲音なんかしらないの?ライン来てたり、とか。」
玲音「し、知らないし、ラインも来てないな」
朝陽「そう。」
取り巻きども「玲音退院のお祝いしなきゃだな!」
玲音「あ、ありがとう」
あぁ、涼菜が亡くなったことまだアイツらは、知らないんだな。
その時、、、
ガラガラガラ
先生「え〜みんなに大事なお話があるので速やかに席についてください」
全員「は〜い」
先生「え〜と今日、涼菜が来ていないのだが、そのことについてです。」
玲音「あ、やっぱりそれだよな、ボソッ」
先生「涼菜が、三日前、交通事故で、亡くなりました。」
クラスメート「えぇ?!嘘、そんな、、、、」
朝陽「まって!玲音、あんた三日前、涼菜とデート行ってたんじゃ?その時涼菜、どうしたのよ」
クラスメート「え、まじ?あ、そういえばあいつと涼菜ちゃん付き合ってたね。」
玲音「あ、えっと」
先生「玲音、話してもいいか?」
玲音「は、はい」
先生「涼菜さんと玲音が遊びに行ったのは、確かなんだ。その日の帰りに、玲音と涼菜さんが交通事故に巻き込まれてしまい、玲音は、重症で済んだけど、涼菜さんは、残念ながらお亡くなりになられたと、涼菜さんのお母様がおっしゃっていた。玲音、あってるな?」
玲音「は、はい。」
朝陽「そ、そんな。玲音!嘘だよね?」
日向「…..なんで、」
取り巻きども「玲音!玲音!おーい」
はっ!ボーっとしてたな…
玲音「あ、えっとなんだっけ」
朝陽「涼菜は、、、生きてるよ、ね?」
玲音「それは、、その。先生が言った通りだ、よ。」
朝陽「そ、、、、そんなぁぁぁぁぁ(泣き)」
日向「朝陽、落ちつて、泣き止んで」
〜〜数時間後….〜〜
あぁ、授業に集中できなかったな。
あ、やっと帰り道、か。いつもは、涼菜と一緒に帰ってるんだけど。今日は、一人、か。
とんとんとん
なんか後ろからなにかが近づいてくる気が…気のせいか。
その足音の子が通り過ぎた瞬間俺は、思ったことがあった。
あ、やっぱり。でも、なんか、誰かに似てるような…!
….え?涼菜?
このときの俺は、後のことを考えても居なかった。
玲音「ねぇ。そこの子、止まってくれないかな?」
あ、止まった…..ってえ?やっぱり涼菜じゃん
玲音「ねぇ、涼菜だよね?俺のことわかる?」
?あれ、しゃべらない。
玲音「涼菜?」
あ…うなずいた。やっぱり涼菜だ!
玲音「涼菜〜一緒帰ろ!」
またうなずいた。でもなんで、喋れないんだろ。
そんなこんな考え事をしていたその時、、、
日向「おい!玲音。なにさっきから涼菜涼菜って言ってるんだよ。もう涼菜は居ないんだぞ」
玲音「何言ってるの?ここにいるじゃん」
日向「だから!居ないんだよ。もう涼菜は、居ないんだよ」
そう、だよね。でも、俺のとなりに涼菜、居るし。
玲音「ちょっとごめん。やっぱ日向の言ってること分かんないや、ほっておいて」
日向「…..わかったじゃあ、ね。」
玲音「何だったんだ?そだ、涼菜、二人で話したいからついてきて。」
あ、すんなりついてきてくれた。よ、よしここでいいかな
玲音「涼菜〜あえて嬉しい!久しぶりに手〜繋ご〜」
あ、良いんだ!嬉しい。幸せ
〜手繋いだ〜
え、、、手が透けてる?さっきまでよく見てなかったけど、そんな。日向が言ってたことホントだったのかな。
玲音「涼菜、やっぱり幽霊?」
あ、うなずいた….そっか。幻覚が見えたんだ。
二人「……」
え、涼菜がなんか近づいてきて、る?
そう思った瞬間、
涼菜「私、今幽霊だけど一回だけ声をだして話せるの。だから話すんだけど、私、まだ成仏したくないのだから、私が成仏できるように私にキスして。」
え、えぇ〜><ま、まだ心の準備が…
でもやるしかないよね…
玲音「そっか。わかった。キス、するね天国?でも来世でも、幸せで居てね。」
「👄」
玲音「これで、いいのかな?涼菜。元気でね。」
あ、あれ?涼菜が消えてく….そっか。もうこれでお別れなのか。幸せなまま成仏できたかな。
あ、今笑った?
あぁ〜もう。会えないんだ。
終わり
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では、さらば〜!