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すお←さく
今回でこれは完結です!
花吐き病よくわかってないんでふんわり読んでください
それからは体調が悪化していく一方だった
学校も休み気味みなり
毎日花を吐いた
毎日ちょっとずつ花を吐く量が増えていった
今では吐くと同時に頭痛がして動けなくなる
毎日楡井たちが家に来て
楡井「桜さん、体調大丈夫ですか?」
とドア越しに言ってくれる
けど隣に蘇枋がいるのがどうしてもだめだった
2人が隣にいるだけで苦しくてどうにかなりそうだった
桜「っなんで………俺じゃ……」
なんで、どうして、と捨てられた子供のように泣きじゃくる
こんなに泣いたのは久しぶりかもしれない
もうほとんど立っていられない
突然な吐き気に襲われて吐いての繰り返し
這いつくばって玄関に行くのがやっとだ
食事もできなくって筋肉が落ちてしまった
ふと、ずいぶん前に医者に言われたことを思い出した
最後まで治らなかったら死ぬ
あぁ俺はこのまま死ぬのか
でも、それでもいいと思った
“バケモノ”の自分にはふさわしいとおもったから
桜「はっはは」
何故か笑いが込み上げてきた
結局自分は独りなんだ
独りにしないって言ったのに
蘇枋は楡井の方に行った
……じゃあ、もういい
体が動かない
もしかしたら意識があるだけで死んでるのかもしれない
ドンッドンッとドアが強く鳴る
誰か来たのだろうか
けどなんか眠いんだ
寝させてくれ
「っ!桜くん!!」
聞いたことある声で俺の名前が呼ばれる
けど眠気に抗えず
俺は瞼を閉じた
End
【あとがき】
最後滑り込みみたいで申し訳ない……
桜くんが吐く花は一応イメージがあるんですけど
・ハナズオウ
・ハナミズキ
・パンジー(黄色)
・チグリジア
が大体のイメージです
花言葉は調べてみてください
今回の蘇枋はシンプルにクズなのか理由があるのかは
皆さんのご想像におまかせします☆
シンプルにテスト勉強中に書いてるので
日本語おかしかったかも