テラーノベル
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《リクエストノベル》
『抑えきれない衝動』
・若井編
・藤澤編
・大森編
各話、前後編2話ずつ構成
3人それぞれ物思いにふけながら一人で…💕
まずは若井編から…🥰
夜の静けさが部屋を包む。
若井の部屋の机の引き出しには、整然と並べられたファイルがあった。
厚みのあるクリアポケットの中に詰まっているのは、ミセスの公式フォトカードの数々。
メンバーの様々な表情が並ぶその中で、圧倒的に数が多いのはやはり大森元貴のものだった。
ステージ衣装、撮影時のオフショット、笑顔、真剣な顔……ありとあらゆる元貴の姿がそこに閉じ込められていた。
「……さて、今日はどの子にしようか」
呟きながらファイルをめくる手は、自然と迷いを見せる。
どれもお気に入り、どれも特別。
だが、特に大切なカードだけはラミネート加工をして保存してあった。
光沢が保たれ、湿気や汚れも防げる。
——汚したくないからこその工夫。
ステージで赤いライトを浴びて歌う元貴。
いたずらっぽく笑う元貴。
アンニュイに伏し目がちで、少し影を帯びた元貴。
「……どれも、いいな」
指先でなぞりながら、じっと見つめる。
そしてふと一枚を持ち上げる。
真剣に歌う横顔が切り取られたカード。
「……今日は、この子にしようか」
カードを手に持つのではなく、机の中央に一枚だけ置く。
ラミネート加工された表面が照明を反射して光った。
その光越しに映る元貴の表情は、まるで“こっちを見てる”ようで。
若井は椅子に腰掛け、ゆっくりとズボンを下ろした。
熱を帯びた自身を手で握りしめ、机の上のカードを見据える。
「……元貴……」
名前を呼んだ瞬間、背筋にゾクゾクとした感覚が走り、 下半身が熱を帯びていく。
指先に伝わる熱と脈動。
「今日は、ちゃんと……お前にしてもらうからな」
妄想が形を持ちはじめる。
脳裏に浮かぶのは、ステージでもスタジオでもない——ただ自分ひとりのために膝をつく元貴の姿。
『若井……俺、上手くできるかな……』
「大丈夫。俺が教えるから」
自分の声と妄想の中の元貴の声が重なり、脳内でシーンが膨らんでいく。
『若井の……甘い蜜が出てる…』
「舐め取って……早く……」
元貴が、舌を伸ばして先端を恐る恐る舐める。
「くっ……そうだ……もっと……」
現実の若井の手は律動を刻み、扱くリズムが速まる。
「元貴……もっと深く……咥えて……」
妄想の中で、元貴が口を開け、ゆっくりと根元へ。
『んっ……若井の……おいしい……』
妄想がリアルになったかのように、耳の奥にその声が響き渡る。
幻聴のように聞きながら、若井の呼吸は荒くなる。
「そう……いい……そのまま……」
声に出すたびに快感が増し、頭の中の元貴が鮮やかに動き出す。
「……っ、そう……もっと深く……」
机に置かれたカードを凝視しながら、若井の手は上下を繰り返す。
「いい……そうだ……そのまま、俺を飲み込んで……」
カードに映る元貴の真剣な瞳が、まるで自分を見上げているように錯覚させる。
ラミネートの光沢が汗ばんだ吐息で曇り、より一層現実味を増す。
「俺のこと……好きだって……言ってみろよ、元貴」
妄想の中で、顔を赤らめた元貴が小さく呟く。
『……若井……好き、だよ』
「……っ、はぁ……」
脳内に響いた言葉に、若井は腰を浮かせるほど昂ぶった。
声が喉から漏れ、扱く手が早くなる。
「やばい……もう、イっちゃいそう……」
汗が額を流れ、手の中の熱は限界に近づく。
けれど、まだ果てるわけにはいかない。
元貴にぶつけるその瞬間を、確かに味わうために。
「……まだ、我慢……だ」
額から汗が滴り、呼吸は荒い。
肩で荒く息をしながら、若井は視線を逸らさず、 必死に快感を堪えていた。
コメント
2件
今回も絶対いいお話になる!!3人の目線で一編一編別れてるのがわかりやすい!!