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結構早めの更新こんにちは!!!
聞いてくださいよ…センシティブ書くって言ったじゃないですか?
なんか行きそうだぜ!?!?っていう書きかけあったから書いてたんですよ…
まさかのえっちするんじゃなくてハッピーエンドになったんですよ…!?!?
書いてて自分でもビビりましたね笑
いや…これはお仕置きかなぁ??とか思いながら書いてたら裏に連れてかれることもなく付き合いましたね(?)
まぁいいや…とりま供養させてください…!!!
注意あなうんす───────────────
1 キャラ崩壊酷め定期、(特にハジメくんとか酷いっすご容赦を…)
2 なんか付き合います。ほんとに気をつけて
3 ちょっとピリピリします。気をつけて
4 えっちに繋がりそうな所までは行くんですけど行きません。えっち期待してたらごめんね
5 誤字あるかもしれない。ごめんッピ
──────────────────────
こんくらいかな…んじゃどうぞ!!!!
花舞伎町一番街にある雑居ビルの2階に佇むクラブワン。しょっぼいホスクラだと思いつつ、通っている自分が時々心底アホらしく思う。なんていつものように考えながら口を少し尖らせながら店へと入っていく。
いつものように座り、いつものように煙草をふかして、ヘルプに「コーちゃん指名」と伝える。まではいつもと同じだったのに。
「今コーイチさん別の姫の隣に座っておりまして…」
ヘルプの奴が少し申し訳なさげに言ってくる。
「…はぁっ!?呼べよっ!!!居るなら呼んで良いだろ!!」
一瞬硬直してからコーちゃんが来ない。という事実を脳内に詰め込んだ瞬間、変に怒りのような気持ちが込み上げてきてバーッと脳のフィルターを通らず声が出る。
「しかし…他の姫の接客もありますので…」
「んな言い訳なんて聞いてねぇの!!そんくらい分かれよ!!!」
なんてギャーギャー言っていても意味が無いことは脳で理解出来ている。知ってはいるが、それでも止められないのは分からない。
「っは〜…もういいわ、お前座れよ」
トントン、と自分の真横で手を鳴らしてやる。すると少しおずおずとしながらこちらに寄ってくるソイツに手を差し出し、「名刺」と言う。すると何を言っていたか分からないが、名刺が手元に渡される。
「…太一、ねぇ…」
名刺を見て言葉を零す。それと同時に見た目を見るが、やはりホストと言われても困る見た目をしている。
「ねぇ、なんでホストやってんの?」
そう聞くと、「メンタルを鍛えるため、」なんて変わった返事が返ってくる。
「お前珍しっ、笑」
案外悪くないやつだな、と思った。そんな感じに会話のキャッチボールを重ねていると、仲がいいのであろう細い眼鏡の男が出てくる。そいつにも「ん、」と手を差し出し、名刺を貰う。堂々とハジメと書いてあるのは、嫌いにはなれなかった。
しばらく話せば話す程、案外会話のキャッチボールが上手い奴らだと思ってくる。ハジメとか言う方は自分からNT系ホストと言うくらいだから逆に返してくる言葉が薄くても面白いけど。煙草を出せばすぐ火をつけるし、ヘルプによくいるからか待遇は良いと錯覚させられる。
「っは〜…、笑 意外と面白いなお前ら」
そう零してからシャンパン入れてやる。どれがいい?と聞いてやる。気分良く互いの返答を待っていると、2人とも「ポンパドール」と答えた。
その2人を1番安いやつじゃんと言いながらクスクス笑ってやり、しゃーなしモエシャンを1本ずつ入れてやる。すると2人は驚いたように互いの顔顔とオレの顔とモエシャンを交代に見ている。 その一部始終を見てまた笑い、
「もうオレお前ら指名しようかな、笑」
そう笑いながら言った途端。横から_
「ミオちゃん、待っててくれてありがとう!」
そう声をかけられた。すると喉からヒュッ…と音が鳴った。
───────あっやべ、これ終わったかも。
そう心の中で思う。詰んだ覚悟はあったが、
「ハジメくんも太一くんもモエシャン入れてもらえて良かったね〜!!」
とあっちに夢中だ。なんか気に食わなくて、少し不貞腐れる。…立ち位置的にハジメのやつの方が近かった為、コーちゃんを嫉妬させるようにハジメの腕にひっつき面倒くさい彼女の様な仕草をする。するとハジメの動きがガチっと止まった。
───────アホらしっ、ホストの癖に童貞なのこいつ?
んな訳はねぇか、だってホストだもんな。と無駄に考える。
「…はいはいミオちゃん、ハジメくんにそんな事しないのー、困ってるでしょ?」
「やーだね、離れてやるかよ」
そう言ってベーッと舌を出す。これは嫉妬とかでは無い。なんとなくだ。なんとなくこのままいくのも嫌なので、不貞腐れながらハジメにもっと強く腕を掴み、もっと体を擦り寄せる。するとコーちゃんは自分の頭を抱えて、はーっ…とため息をつく。ため息をつくようなことをしただろうか、と考えながら立っているコーちゃんを見つめる。
「…ハジメくんごめんね?」
ゴメンっと言いながらコーちゃんはハジメに手を合わせている。こちらに言ってくる訳じゃないのか??と少し顔を顰めてコーちゃんを見る。
「別にハジメ、お前は嫌じゃねぇだろ?」
こんなオレがここまで寄ってあげてんだから、と言いながらハジメの手を取り、緩く恋人繋ぎを作る。
「…あのねぇミオちゃん、何がしたいの?」
少しドスを効かせめの声で言われる。そんなんでこっちが日和るとでも思ってんのか?と思う。
「別に、なんもねぇけど」
少し威嚇しながら繋いだ恋人繋ぎにキスをする。ハジメの手にしたのか、自分の手にしたのかは分からないけど。その時、少しコーちゃんの気迫が凄くなった気がした。
「…てかさ、なんでコーちゃんがキレてんの?オレの勝手っしょ?」
そうだよな?とハジメに共感を求める。ハジメを見ると、この世の終わりを見たような顔をしていた。
「…ミオちゃん、ちょっと考えてみて?」
少し間が空いてからそう声をかけられる。何も返事をせずに見つめていると、それを理解したのかコーちゃんは話を続け出す。
「自分にゾッコンだった姫が急に居なくなっちゃったら、ミオちゃんは自分がホストだったとしたらどう思う?」
「…そりゃ少しは思うとこあるだろうけど、別の姫で埋めりゃいいじゃん」
普通に営業してる時はオレでもこんなこと言わないだろうな、と思う。だが、今は素直に言えるほどの器は持ち合わせていないのだ。
「…なんでわかんないかなぁ〜…」
コーちゃんは再度頭を抱え出す。なんだ、そんなに思うところがあったかとも思うが、それはオレはコーちゃんじゃないから分からない。
「ねぇ?ハジメくんなら察してくれるよねぇ?」
そう言ってコーちゃんはハジメに共感を求める。それにビビりながら「はっ、はい゙っ!!!」と返したハジメの顔は、忘れられない一生モンだろう。
「ねぇミオちゃん…ほんとにわかんないの?」
何も返事をせずに考える。オレにゾッコンの姫が居なくなったら??…ゾッコンの姫…????
───────…言い方と例え的にオレがコーちゃんにゾッコンみたいな言い方してるくね!?
「オレ別にお前にゾッコンじゃねぇんだけど!?!?」
顔に熱が集まっていることを自覚しながら言い返す。するとコーちゃんもハジメもぽかんとした顔をしだす。
「えっ、引っかかるのそっち?」
そのぽかんとした顔のままコーちゃんは話し出す。
「はぁっ!?じゃあ何を言えばいい訳!?」
いや分かってはいるけど!!と思いながらムキになって言い返す。
「いや…オレは寂しくないかなっていう事だったんだけど…、」
少し笑いながらコーちゃんは言う。
「………ならゾッコンとか付けんなよお前…」
変に恥をかいた気がして、グリグリとハジメの肩に額を押しつける。はぁ〜〜…とため息をついていると、コーちゃんに頬を指でつかれる。
「こらミオちゃん!さっき僕寂しいって言ったよね!?」
「別にオレゾッコンじゃねぇもん!!」
「嘘だぁ!!僕もゾッコンでミオちゃんもゾッコンかと思ってたのに〜!!」
「っは…?お前今僕もゾッコンって…」
「…うん、ゾッコンだよ」
「…今言うことじゃねぇだろバーカ」
顔を真っ赤にしながらプイと顔を逸らす。逸らして逃げられる訳じゃないけど。
「今言うことじゃないってことは…言われるのは待ってたのかな?」
「ちっ゙ちがっ!!!」
「ほんとに〜????」
「…るっさい!!聞かなくても分かるだろここまで来たら!!!」
「じゃあ両思いって事になるよ〜??大丈夫〜???」
多分ニヤニヤしながら言ってきているコーちゃんから顔を見えない角度で、コクンと頷く。
「っえ゙…」
コーちゃんからはその「っえ゙…」の言葉以外出てこなかった。
「…ここまで言わしといて、無理とか言ったら殴るからな、」
そう言いながらチラリとコーちゃんを見る。あのベテランのコーちゃんの顔も真っ赤だった。
───────ベテランでも表情管理がぶっ壊れることあるんだな。
と思う。その壊した本人だと考えると、少し優越感に浸れるものがある。
「…ミオちゃん、その場の流れでならちょっと考えた方が…」
「……っあークソ!!!!言ったろ!!もう一回だけ言ってやる!!オレはお前にゾッコン!!両思いだわバカ!!!!…ここまで言ったんだからわかるだろ…」
どんどん声が小さくなって言ったことは自覚しているが、二度とは言わないと誓ったので、知らないことにする。
すると、ハジメの方からパチパチと拍手の音が聞こえてくる。なんの拍手だ?と思っていると、拍手の音が大きくなっていく。ガバッと顔を上げると、何故かクラブ内がシンと静まっていて、拍手の音だけが響いていた。
「、??」
と困惑していると、横からハジメがあまり地雷を踏まないようにと「りょ、両思い?お付き合い?おめでとうございます!!」と言ってくる。
「…っはぁ!?!?!?!? 」
この拍手しか響かない部屋で困惑した声を出した。その時バッとコーちゃんを見ると、満更でもない顔をしていた。いや、お前このまま通っていいの??
「…まぁミオちゃん、これからヨロシクね?」
「っえ、いや待って待って」
「?っあ、ちゃんと告白した方がいい?」
「いや全然そんなのではねぇけど、いいの?」
「いいって?」
「その…付き合うの?」
「いいよー?そりゃあホストだから困らせるかもしれないけど…僕の気持ちは変わらないよ?」
…それでも、ダメ?と言ってくるコーちゃんには勝てる気がしない。
「…ちゃんと構わなきゃどっか行くからな、」
「ミオちゃん…!!!!」
コーちゃんの顔がぱあっと明るくなった。…気がした。
おかえりでーす!!!
今度は流石にセンシティブ書くんで…なりかけとかじゃなくてあるんでちゃんと…!!!
そういえば話変わるんですけど、えぶりでいホストのローソンのステッカーみたいなやつ印刷しましたー??私はとりあえずミオくん3枚とOPのバックジャケット?のやつだけやって来ましたよ〜!!言った人いたら教えてくださーい!!!
流石に今回はセンシティブ書かなかった私が悪いんで♡数指定はしないんですけど…押してくれたら頑張るよ〜???押してくれたら辻褄合わせ全力で考えるよ〜!!!!笑
それじゃ、たこつーがお送りしましたー!!!
じゃね!!!
コメント
6件
センシティブではなかったけど最高だったよ👍照れながら頷くミオちゃん可愛いしいつも通りのテンションのコーイチもよかった!!太一とはじめくんも可愛かった笑
ハピエン最高!!バドエンとか不穏も勿論好きだけど…やっぱコーちゃんが出てる話はハッピーじゃなきゃ!!2人共付き合えて良かったし、多分コーちゃんミオちゃんが 男だと分かった上で好きになってるだろうし…それも踏まえてめっちゃ好き!!ミオちゃんが照れてる時は尊タヒするかと思った笑