※shkkn・brsm前提のknsmkn
※なんでも許せる方向け
sm視点
寒い日が続く10月。
開いた窓から、冷たい風が入り込んできて体がぶるりと身震いする。
「なぁ、いいだろ…?」
薄暗い寝室のベッドの上。
本来なら本を読んでさっさと寝るところ。
なのに、なぜか俺は今、頬を赤く染めた友人に迫られている。
「後悔はさせないから…なぁ…!」
「…」
普段はポーカーフェイスで、爽やかなイメージがある友人。
今日はそんな普段のイメージを引っ剥がしたかのように、発情しきった目で俺の服の裾を引っ張っている。
我慢の限界なのか肩で息をしていた。
「…」
そんな頭を抱えたくなるようなこの状況になったのは、コイツの恋人が原因だった。
…聞いた話によると、きんときとその恋人であるシャークんはちょっとした遊びとして、禁欲をしているらしい。
馬鹿馬鹿しい。
初めてその話を聞いたときはそう思っていた。
でもまさか、その馬鹿馬鹿しい遊びの犠牲になるとは…
禁欲2週間目。
きんときの方が先に限界がきた。
限界がきたなら素直にそういえばいいのに、きんときはどうやらそれが嫌らしい。
本人曰く、シャークんの限界を見てみたいから、それまでは我慢したいのだと。
…まぁたぶん、シャークんより先に限界がきたのを認めたくないだけだと思うが。
あぁ見えて、プライドが高くて意地っ張りなとこがあるきんとき。
おそらく、2週間も我慢できない耐性のない犬だと思われたくないのだろう。
なかなかに面倒な話だ。
「つまり、シャークんにバレたくないから、代わりに俺を襲ってるってことか?」
「…どうでもいいだろそんなの。」
なるほど、図星か。
酒嫌いなコイツが、わざわざ酒を持って俺の家にやってくるなんておかしいと思った。
俺を酔わせて襲う気だったのか。
呆れながらため息をつくと、きんときが悔しそうに声を上げた。
「お前だって!最近はBroooockとシてないんだろ…!」
「!」
「溜まってんだろ、お前も。」
…確かに、最近のBroooockは仕事が忙しいらしくて暫く会っていない。
性欲だって、まぁ…それなりに、溜まってる。
痛いところをつかれた。
でもだからといってこれは如何なものか。
利害が一致したとはいえ、恋人に内緒でこんなことをするのは浮気に値する。
「考え事すんなよ。」
考え込む俺に痺れを切らしたのか、きんときが俺の体の上によじ登ってきた。
きんときの冷たい手が、服越しに俺の肌に触れる。
「…なんでこっちみないの。」
きんときが不貞腐れたかのように眉を顰めた。
「…浮気になる。」
「挿れなきゃセーフだろ。」
「シャークん泣くぞ。」
「うるさい。細かいこと気にすんな。」
反論すれば、瞬速で暴論が返ってくる。
これほどまで理性を失いかけているきんときも珍しい。
「ねぇ、だめ…?」
もう限界なのだろう。
目をすっかり蕩けさせ、上目遣いで俺を見上げるきんとき。
声も甘ったるくて、ペタペタと体を触る手つきは、恋人にやるそれと一緒だった。
「こんな合理的なことないだろ。」
吐息混じりの言葉が、耳元で囁かれる。
熱い息が耳にかかって、体がピクっと跳ねた。
見れば、きんときが挑発的な笑みを浮かべている。
俺の体に手を伸ばすきんときの手を止めないあたり、俺も限界が近いのかもしれない。
「…ぜんぶ、俺のせいにしていいから。」
理性の糸は、案外脆かった。
薄暗い部屋の中。
手助けになるのは窓から差し込む月明かりだけ。
静かな部屋で荒い息を漏らしている友人の頬に手を伸ばす。
「んっ…♡」
触れただけなのに、きんときの体はビクリと跳ねた。
きんときの頬は驚くほど熱く火照っている。
「んんっ…ふ、ぁ、♡」
1度キスをしてしまえば、理性なんて跡形もなくなった。
「ぁっ♡ふ、んんぁ♡んふ…♡」
うるさいくらいの水音が部屋に響く。
きんときの小さい舌を吸うたび、頭にモヤがかかったように何も考えられなくなった。
きんときが、俺の服をギュッと掴む。
薄く目を開けてみれば、甘く蕩けた青色の瞳と目が合った。
「ぷはっ…んっ…♡」
ダメだと分かっているのに、頬を真っ赤に染めるきんときが扇情的で、何度も口を塞ぐ。
目の前でキスしている相手が、Broooockじゃない、ただの友人という事実に背筋がゾクゾクして、その感覚が気持ちいい。
もしかしたら俺は、とんでもないものに手をだしてしまったのかもしれない。
「ね、スマイル。」
俺の体の上で、きんときが妖艶に笑う。
細くしなやかな指先が、俺の腹筋に触れた。
「これで共犯だね♡」
kn視点
寝転ぶスマイルの体に四つん這いで覆い被さり、シックスナインの体制で互いのナカを解す。
効率的だから、という理由でこれを提案してきたスマイルにニヤケが止まらない。
なんだ、コイツも意外とノリノリじゃん。
さっきの気乗りしていなそうな態度とは打って変わった態度のスマイル。
どうやら、悪さはふたりでする方が楽しいらしい。
ふたりで倫理観を捨てれば、今やっているこの行為に対する罪悪感も薄れてきた。
「…ふは、ガッチガチじゃん♡」
「…うるせぇ。」
恥ずかしそうに顔を逸らすスマイルに目を細める。
「抜いてあげよっか?」
「はぁ?何言って…ぅひゃっ!?♡」
音を立てて口に含んだものをしゃぶれば、スマイルの太ももがピクピクと動く。
「やめっ♡ひッ♡♡あ、♡♡ぁッ♡」
「感じる?」
「ひ、そこで、♡しゃべんな…!♡♡」
根元から先っぽまでを舌全体を使ってしゃぶる。
ギブアップと言いたげに俺の太ももを叩くスマイルを無視して、さらに震えている太ももを撫でる。
限界なのかスマイルの腰がガクガクと震え始めた。
「だめっ♡すとっぷッ♡♡だめだめ♡♡」
こっちはほとんど毎日シャークんのしゃぶってきてんだ。スマイルが我慢できるわけねーっての。
「ふ、ぁ♡♡ひッ♡♡だめ♡あっ♡♡」
フッ、と鼻で笑うとスマイルの足がピンっと伸びる。
あ、こいつ、足伸ばしてイクんだ。
「だめ♡イくッ♡♡ぁ♡♡」
慌てて口を離したが間に合わず、スマイルの精液が顔にかかる。
口元まで垂れてくるそれに顔を歪めながら後ろを振り向く。
「ねぇ、かかったんだけど。出すなら言えよ早漏。」
「はぁ、は、…うる、せ…」
文句を言っても反論する気力もないのか、スマイルは息を必死に整えてるだけだった。
「お前も、しゃぶりながら興奮してんじゃねえよ…!先走り顔にかかったし…」
やがて息を調えたスマイルがぶつぶつ言うのが聞こえたが無視して、再びナカを解す。
「は、ちょ、イったばっか…!」
ナカに一気に三本突っ込むとスマイルの切羽詰まった声が聞こえた。
「やめろッ♡だめ♡とま、れ♡♡ひっ♡♡」
「やだ。」
「ぁ♡ぅ…クソッ!♡♡」
「え、んあっ♡♡♡ッ♡」
スマイルの悔しそうな声が聞こえたかと思うと、指を一気に奥に突っ込まれた。
細長い指がナカをかき回す。
「あっ♡あっ♡あぁ♡♡やあ♡♡♡」
「好き放題やられてたまるか…!
「やら♡やめへ♡♡ぁひッ♡♡♡」
前立腺を思いっきり押しつぶされると、ナカがギュッとしまった。
「ゆびもってかれる…」
「あ゛ぁ♡♡そこっ♡♡だめ゛ぇ♡♡♡」
「フッ、雑魚すぎ…♡」
「あっ♡あぁ゛♡♡♡や、らッ♡♡」
背筋に甘い電流が走って、体がビクビクと痙攣する。
「ひ、♡イくっ♡あ゛♡♡イグゥ♡♡♡」
2週間ぶりの絶頂は死ぬほど気持ち良くて、頭が馬鹿になるほど強い快楽が体を襲った。
脱力してスマイルの上に倒れ込めば、嬉しそうに笑う声が聞こえた。
スマイルにイかせられたことが悔しくて、ベッドのシーツを強く握る。
クソッ…!調子乗ってられるのも今だけだからな…!
ムカついて振り向いても、スマイルは下手くそな歪んだ笑みを浮かべるだけだった。
sm視点
「…なにそれ。」
超えてはいけない一線を超えたこの行為は案外盛り上がり、時刻は既に23時を迎えていた。
ベッドから降りたきんときが引き出しから取り出したものに首を傾げる。
「双頭ディルド。」
そういったきんときが、ベッドの上にソレをおいた。
どうやら、ディルドの片側をきんときが、もう片側を俺が使う…らしい。
なんでコイツはこんなものを持ってるんだ…
表情を崩すことなく、淡々と説明するきんときに顔を顰める。
「…気持ちいいのソレ。」
「んー、俺も使うのは初めてなんだよね。でもまぁ、いけるっしょ。」
きんときの言葉を聞いて、ベッドに寝転がる。
気づけば俺も、久々の快楽の虜になっていた。
寝転がる俺の顔をきんときが覗き込む。
「これBroooockのよりおっきい?」
「いや…」
「へぇ。シャークんのと同じ大きさの買ったつもりなんだけどな。やっぱBroooockの方がデカいのか。」
きんときはそういうとベッドに上がり、俺と向かい合わせの状態になる。
「挿れていい?」
「…ん。」
きんときが持つソレに釘付けになる。
Broooockのもの以外をナカに挿れるのは初めてだった。
ピタッと入り口に当てられ、ゆっくりと無機物のソレがナカに挿入ってくる。
「あ、ぅ…♡う…、んん…♡」
痛みは、ない。けど、温度のないソレがナカに挿入っているのに違和感を覚えた。
「気持ちいい?」
「わかんねっ…」
「じゃあもっと奥いれるね。」
「ま、まって…」
急に奥まで押し込まれたディルドが前立腺を押し潰す。
「あ゛♡♡お゛ッ♡ちょ、あ゛ぁッ♡♡♡」
「気持ちよさそ…」
「ひぅッ♡♡やっ♡♡らめ♡♡」
「…ねぇ、俺も挿れていい?」
きんときはそういうと、反対側を自身の後孔に押し当てた。
「ま、まっへ…らめッ…♡」
「ごめん、むり…♡」
きんときがディルドをナカに押し入れる。
「あっ♡あ゛ッ♡おぉ゛…♡♡」
「おい、ばかっ♡動くなっ…!!♡」
きんときが腰を動かすたび、中のディルドにも振動が加わる。
ディルドが前立腺を掠めた。
「ひぁ゛♡♡だめ゛♡とまっへッ♡♡♡」
「むり、これきもちいい…♡」
「あ゛♡♡がッ♡♡ひっ♡い゛♡イくッ♡♡♡」
ナカが痙攣して、足がピンと伸びる。
やめてと言っても目の前の快楽に恍惚な表情を浮べるきんときは腰の動きを止めてくれなかった。
「あっ♡あっ♡ん、すまいるぅ…♡♡」
「んぅ…ぁ♡♡」
吸い寄せられるようにキスをして、乳首や太ももを触る。
Broooockに与えられるものとは別のタイプの快楽に、脳はだんだん正常な判断ができなくなっていた。
「あっ♡んんっ♡♡ふ、♡ひ♡♡」
「はっ、かわいい…♡」
「んぁ♡♡あッ♡あ゛♡♡」
「ね、これやばい、ハマるかも…♡」
「らめ゛♡♡あ゛♡♡ッ♡♡」
きんときはそう言うと、俺の体をトンっと押す。
力が抜けてしまった俺の体は簡単に後ろに倒れてしまった。
目にハートを浮かべたきんときが、上から打ち付けるように腰を動かす。
「お゛♡おッ♡ほ♡♡あ゛ぁ♡♡♡♡」
「あっ♡やばぁ♡」
「らめッ♡♡しぬっ♡♡これら゛めッ♡♡♡」
「あ♡っ♡♡すま、♡♡」
涙で滲む視界の中、きんときと目が合って、そのままキスをしようとしたとき。
ガチャ
「「!?」」
ドアを開ける音が、鼓膜に響いた。
聞こえた音に体が固まる。
「ただいま~!」
玄関の方から聞こえるBroooockの声。
その声にふたりで顔を見合わせる。
「な、なんで!今日は帰ってこないんじゃ…」
「やばい!ど、どうしよ…!」
きんときの顔は真っ青だった。
どうしようかと頭をフル回転させていると、廊下から信じられない声が聞こえてくる。
「スマイルー?シャークんも連れてきちゃったんだけどさ、一緒に酒飲むー?」
「はっ…!?」
シャークん…!?
Broooockの言葉に呼吸が止まる。
なんでシャークんまで…!?
「お邪魔しまーす。」
聞こえてきたのは特徴的なシャークんの声。
その声を聞いた途端、背中に嫌な汗が流れた。
どうする…!
この現場見られたら間違いなく修羅場になるぞ…!
「きんとき、早くコレ抜けっ…!」
「むり、これ奥まで入ってるっ…♡」
「感じてる場合かっ!」
きんときに向かってそう叫んだ途端、
ガチャ
「スマイル?」
部屋のドアが、音を立てて開いた。
「…え?」
「「あっ…」」
ドアを開けて顔を覗かせたのは、こちらを見て固まっているBroooockだった。
それと同時に、ディルドがヌポッと間抜けな音を立てて抜ける。
「どうした?」
不思議思ったシャークんがBroooockの後ろからこちらを覗き込んだ。
「…は?」
地を這うような低音が、部屋に響いた。
「え、えっと…?スマイル…?」
「…なにしてんの。」
この状況を見て明らかに困惑しているBroooockと、怒りを隠そうともしないシャークん。
当たり前だ。
帰ってきて、恋人が友人と繋がってたら誰だってこんな反応をする。
「…きんとき。」
暗闇の中、シャークんの目が鋭く光る。
きんときの喉がヒュッと鳴った。
「ご、ごめんなさっ…!」
シャークんがゆっくりとこっちに近づいてくる。
「…我慢するって約束したよな。」
「っ…」
シャークんが、きんときの顎をグイッと掴んだ。
「…ねぇ、スマイル。」
その様子を見て固まっていると、背後から名前を呼ばれた。
聞こえてきた声に、肩がビクッと反応する。
振り返れば、表情がないBroooockが立っていた。
「…浮気、したの?」
「っ!ちがっ!」
「そんなえっちな顔しといてよく言うよ。」
「っ…」
Broooockの言葉に体が固まる。
「ねぇ、シャークん。この2人どうする?」
Broooockは笑いながらそういうが、目が笑っていない。
そして同じ顔をしたシャークんが、ニヤリと笑みを浮かべた。
「きんときはどうされたい?」
「いやっ、、」
笑顔を貼っつけたままのBroooockがこちらを見る。
「お仕置き、しちゃおーか♡」
kn視点
「ね、ぇ♡♡これだめッ♡♡やめ゛へ♡♡♡♡」
「うるせーな、見られて喜んでるくせに♡」
「ち、ちがっ♡♡よろこんでなッ♡♡♡」
シャークんに指摘され、顔に熱が集まる。
逃げ場なんてどこにもない背面座位。
見せつけるように無理やり開かされた足のせいで、結合部分はまる見え。
恥ずかしくて顔を隠そうにも、両手はシャークんによって捕まえられてしまった。
「だめっ゛♡♡みないでぇ♡♡♡やめへ♡♡」
「きんさんグズグズじゃん、おもしろ~♡ほら、スマイルも見てあげなよ。」
「ひぅ♡♡あ゛♡♡お゛ぁ♡♡♡」
目の前にいるのは、顔を真っ赤に染めたスマイルと、ニヤニヤしながら俺を見るBroooock。
羞恥で頭がおかしくなりそうだった。
「スマイル、僕たちもヤっちゃおうよ~?」
「やっ、」
「抵抗してもダメー」
逃げようと体を捩っても、スマイルの体はすぐにBroooockの体の中に収まった。
「そういや、Broooockたちはいつもどういうプレイしてんの?」
「ひっ♡♡あっ♡♡しゃーくっ♡♡♡」
シャークんはそう言いながら、腰の動きを止めずに俺の乳首を弄る。
「んー、プレイっていうか。スマイルの弱いところを虐めてあげる感じ?」
「ふーん?」
「たとえばほら、スマイルって太ももが弱いんだよね。」
「んひっ♡♡♡えッへ♡♡」
不意に太ももを撫でられたスマイルが甲高い声をあげる。
「あと脇腹とか。」
「あ゛んっ♡♡あっ♡♡」
「耳も弱いよ。」
「みみ、らめ…ッ♡♡あッ♡♡♡」
脇腹を撫でられたり、耳を舐められたりされているスマイルの頬は真っ赤だ。
小さな口の端からはだらしなくヨダレが垂れている。
「らめっ♡♡やめへ…♡♡♡もうむぃ…♡♡」
肩を上下させながら、必死にやめてと懇願してもBroooockは表情を変えない。
「足ピンでイクのも可愛いんだけど、そろそろ矯正しなきゃね。また今度やろっか♡」
「ひ、♡♡あっ♡♡♡」
Broooockがスマイルの体をひっくり返して、仰向けの状態にする。
「ねぇ、シャークん。どうせなら2人並べて犯そうよ。その方が面白そう。」
「は、?」
Broooockの提案にスマイルが目を見開く。
震えながらシャークんを見ると、シャークんは少し考えたあとニッコリと笑みを浮かべた。
「いいね、ヤろ。」
「あ゛ッ♡♡あッへ゛♡♡♡お゛ぉ♡♡♡♡」
「ひぎっ♡♡ぃ♡あッ♡♡おっ♡♡ほ♡♡♡」
暗い部屋の中。
2人分の喘ぎ声が、部屋に響く。
「あっ♡♡あ、ひッ♡♡♡」
横を見えば、与えられる快楽に泣き叫ぶスマイルの顔が見える。
自分も同じ顔をしているだと思うと、さらに顔に熱が集まった。
「あ゛♡♡お、♡♡あ゛♡♡おぉ゛♡♡♡」
「ひっ♡♡あ゛♡♡♡お゛ッ♡♡♡♡」
「2人ともかわいー♡」
「もっと声出せよ。」
「ひぃっ♡♡♡あ゛♡ごめ゛んなしゃッ♡♡」
シャークんに尻を叩かれ、体がはねる。
敏感になった体は小さな快楽でも反応するようになってしまった。
「お゛ッ♡♡♡お゛ぁ♡♡♡ほ、♡♡♡」
「あ゛ぁ♡♡は、♡す、すまい、る…っ♡♡」
横にいるスマイルに向かって手を伸ばす。
スマイルの手に触れると、握り返してきた。
涙でぐしゃぐしゃのはしたない顔を見て、吸い寄せられるように顔を近づける。
「んぁ♡♡んんっ♡♡♡ちゅ、♡♡ぁ♡」
「あっ♡ひ、♡♡ん♡♡♡あぁ♡♡」
「え!2人キスしてんだけど!」
「は?」
「アヘ顔かわいい♡マジ眼福~♡」
パシャっと、頭上でシャッターをきる音が聞こえた。
でもそんな音を気にする余裕はなく、欲望のままに舌を合わせる。
背徳感と快楽が気持ちよくて頭にモヤがかかる。
「…」
「なに、もしかしてシャークん嫉妬してる?」
「べつに。」
「かわいいー♡」
チッと舌打ちをしたシャークんがこっちに体重をかける。
ナカに入ったシャークんのモノが奥にめり込んだ。
「んお゛♡♡お゛ぉ♡♡♡ひっ♡♡♡あ゛♡がッ♡♡♡」
「きんときは俺のものだっつーの…!」
「お゛♡♡しゃ、く♡♡♡あ゛ぁ♡♡♡♡」
珍しく怒りを露わにしたシャークんを見て、ナカが締まる。
キャパオーバーの快楽が襲ってきて、視界がバチバチと爆ぜた。
「あ゛♡♡ひ、♡♡♡お゛ッ♡♡♡♡あッ♡♡お゛♡♡♡♡」
「お゛♡♡お゛ッ♡♡♡ん゛♡♡あひッ♡♡♡♡」
「ッ…でるっ…♡」
「はッ…ぼくも、♡」
ラストスパートと言わんばかりに律動がはやくなる。
もう既に感覚がなくなっている前からはぷしゃっと潮が吹き出た。
「あ゛ッ♡♡♡イく、♡♡イクぅ゛♡♡♡♡」
「お゛♡♡♡ほ♡♡イく゛イクっ♡♡♡」
感じたことない快感が全身に押し寄せる。
強すぎる快楽を前に、絶頂と共に意識を飛ばした。
怒った2人にお仕置されるのが癖になった2人が、また浮気を試みるのはまた別の話…
コメント
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なんかもう、可愛いが可愛いすぎて可愛い……

土筆さん!!!!!受け同士のキスって良すぎますよね… この世に爆誕してきてくれてありがとう愛してる❤❤❤
好き なんでこんなに素晴らしいものを書けるのですか