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元「今日はありがとう」
若「こちらこそ!ばいばい」
そう言って、一人夕暮れの道を歩く。
元「ただいま。」
っても、誰もいないんだけどね。
ぴこん、と一件の通知がなった。
若井かな?と期待しつつ、みると涼ちゃんからだった。
内容は
『行きたいカフェがあるから明日一緒に行かない?』
…
久しぶりの涼ちゃんとの会話で、奥にワクワクしている自分がいた。
元「涼ちゃん、」
そう呼ぶと、太陽で輝いた瞳がこちらを向く。
涼「元貴!行こ行こ〜!」
カフェなどが大好きな涼ちゃんは人一倍テンションが高かった。
元「何にする?」
涼「じゃ〜僕はパフェ!!」
元「…僕はアイスにしようかな。」
チョコの味が広がる
美味しい。
帰り道、カフェに寄ったからだろうか。
時間が遅いので部活終わりの先輩たちが歩いている。
涼ちゃんと2人で並んでいるその後ろに
サッカー部の集団が帰っていた。
その中に、若井がいた。
こっちには気づいていないようだ
涼ちゃんと別れたあと、一人で帰っていると後ろから引き寄せられた
若井だった。
そして人気(ひとけ)の付かないような
道に追いやられ、倒された
元「わっ、!…わ、若井っ…?」
呼んでも、何も言わない
そして、口を開く。
若「ねぇ、なんでさっき涼ちゃんと2人で帰ってたの?」
元「えっ、…?」
若「俺が気づいてないとでも思ったの?」
やばい、ばれてた。
元「ちがっ、…ご、ごめん…。」
若「ごめんだけで許されないよ」
“責任持って?”
甘い口付けをされる
元「ん…っ」
ちょ…若井
言いたくても言えない
言いたくなかった。