TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

それからなんやかんやあって、車に無理やり押し込まれ、一条様の本家では無い、一条様個人の家に案内された

一条様は一条グループの手伝いをしながら、ちまちまと小銭を稼ぎ、それで建てたマンションらしい

そんじょそこらのマンションじゃなくて所謂億ションってやつ?田舎者だからマンションと億ションの違いが分からないけど、た、多分金額の大きさ?かな?た、多分…

億ションを見上げていると突然お年を召した男性の声で「蓮様、お帰りなさいませ」と聞こえた

誰だろうと思い聞こえた方を見るとスーツを身にまとい白髪の優しそうな方が立っていた  

その方と目が合い「こちらがゆず様ですね。ようこそいらっしゃいました。私、||柏木《かしわぎ》と申します。ゆず様のことは蓮様からいつも聞いております。おっちょこちょいなゆず様ですね。ほほッ」と笑った

おっちょこちょいは初対面で失礼じゃないか!?

そして僕の思ったことを察したのか一条様が「柏木がこんなこと言うなんてなかなかないんだ。まぁ、本当のことだしな」と一条様も笑いやがった 

全然カバーできてないよ!

みんなして僕をおっちょこちょいだと笑いやがって…。

「失礼しました。蓮様のお家だとはいえ、一条家のお家でもありますのでここに来るお仕事の方はとても緊張なさるんですよ。だから私が解してあげようと…ほほっ」とまた笑った

その言葉を聞いて何となく、とっても気配りのできる優しい人なのはわかった。でも、一条様に関しては許すつもりないけど…

「では、蓮様、ゆず様こちらです」と案内された方に着いていき最上階の部屋に案内された 

ドアまでもでかく思わず「デカっ!」と言ってしまった

一条様は慣れてるからいいだろうけど柏木さんに聞かれると思うと顔が赤くなる

恥ずかしい…なんて思っていたら柏木さんには聞こえない声で一条様が「番になったらここが家になる。楽しみだろ?」なんて聞いてくる

「まったく!!!!楽しみじゃありませんけど?僕のどこの部分を見て楽しみだと判断したのか教えて欲しいぐらい」と呆れながら言うと「ほほっ!蓮様にそのようなことを!」と柏木さんが言ってきたものだからなんか、怒られそうな気がして謝ろうとした時「昔から、蓮様を見て来ましたが、このように口答えする方は1人もいませんでしたので…蓮様がゆず様に惹かれるのも分かります」と言ったら「そうだろ?」と一条様が返事をして柏崎さんが「はい」と微笑みながら返す

も、もしかして、僕の行動は裏目に出ているのか!?

気が付かなかった…反抗することが一番のダメージになると思っていたのに…

プラスのイメージに捉えられていたことを初めて知った

loading

この作品はいかがでしたか?

612

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚