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男は少し驚いた顔をして
俺は旅館に当社の飲み物を提供できなければ、
俺の会社は潰れてしまう。
そして経営方針が変わっておれのかいしゃが必要ないのなら鍵を盗んでやろうと思った。
なるほど、、この男は私がこの会社と取引しないと思っているのか
わかりました。
飲み物は今まで通り旅館においてください。
そうしたら鍵を奪うなんてこと考えませんか?
俺は飲み物さえ置いてくれれば
それでいい。
鍵を奪おうとして申し訳なかった
これからは鍵が誰かの手に渡って仕舞えば仕方がないから、君を守らせて欲しい
俺は皐月園代表の皐月 大河だ
ちなみに歳は24
へえ。
意外と若いのか。
まあ、鍵はいらないと言っても信用できないけど。
私は松柴 麗華です
歳は17です。
とりあえず旅館にいる従業員の安否が知りたいので旅館まで送ってもらえますか?
車に乗り20分ほどで旅館に着くと
なぜか誰も出てこなかった。
恐る恐る大河と覗きに行くと、
不自然な笑顔で従業員たちがこちらをみてきた
ずっとこの時を待ってました
次の瞬間金属の棒で殴られそうになった
間一髪のところで大河がおしてくれたのでよけれたが、
なぜ?なぜ幼い頃から可愛がってくれた皆が攻撃してくる?これは誰だ?
そこで私は全てがどーでも良くなった
こんなに皆の安否が心配で自分のことよりも考えていたが、馬鹿馬鹿しくなってきた。
アハハハハハ
私の笑い声に皆が振り返る
お前たち全て解雇だ。
今後一切ここの旅館の敷居は跨がせない
這いつくばりこの世で生きていけ。
自分でも驚いたこのような冷酷なことが言えるのだろう。
旅館の従業員には旅館内でそれぞれの家があり
家族ももちろんそこに住む。
生活費は全てこちらが持つそのため、
ここの従業員はここを辞めるということは滅多にないため、
代々この旅館で勤めていくものが多い、
信頼、偉大さ、尊敬、これらを松柴家に抱いてるものが多いため、お祖父様が亡くなった時もお父様に対して従業員が襲い掛かるなどあり得ないことであり、サポートするのが従業員の仕事である。
では私にはなぜ攻撃してくるのか。
お前たち私のことを舐めているのであろう。
女子高生が経営を出来るわけがないと
まして女などあり得ないと
信頼、偉大さ、尊敬を私には持っていないのだな。
みるみるうちに従業員たちが青ざめていく
申し訳ありませんお嬢様
皆が頭を下げ謝ってくるがもう遅い。
大河、あなたを副社長(仮)に任命します
本来副社長になるのは1番旅館に勤めている従業員がなるルールだが、そんなものは知らない
わたしを金属の棒で殴ろうとする者を副社長になど出来るわけがない。
私は驚くほど落ち着いていた。
私は何か別のものになった