テラーノベル
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今まで見たこともないような
激しく強い眼差しが、俺のすべてを見透かすように突き刺さる。
「しょ、証明って言われても…今ここには、なにも……っ」
形のあるものなんて、何一つ持っていない。
途方に暮れる俺の姿を見て、宇佐美の目元にさらに涙が溢れ出した。
「…だったら、いま、僕の目を真っ直ぐ見て、ちゃんと言ってください!」
「周りの空気とか、自分の保身とか、そういう汚いもの全部抜きにして……先輩自身の言葉で、今、僕のことをどう思ってるのか、聞きたいです…っ」
宇佐美の大きな瞳から、堰を切ったように涙が溢れ出す。
「…俺の、言葉で…?」
俺がその言葉を繰り返した瞬間だった。
宇佐美は我慢の限界を迎えたように駆け寄り、俺の埃まみれの体に、ぎゅっと激しく抱きついてきた。
「だって、僕…まだ先輩のことが好きなんです…っ。昨日あんなに泣いたのに、大嫌いなんて嘘で、大好きなんです……っ、だから……!」
視界いっぱいに広がる、涙でめちゃくちゃになった宇佐美の顔。
その健気な姿に、俺の胸は酷く締め付けられ、痛んだ。
あんなに残酷な裏切りをしたのに。
それでも、こんな俺のことを、まだ好きだと言って泣いてくれている。
それが、狂いそうなほど嬉しくて、そして何よりも、申し訳なかった。
俺は行き場を失って空中を彷徨っていた両手を、そっと、宇佐美の華奢な背中へと回した。
「……ごめん、宇佐美。そんな風に言ってもらえる資格なんて、今の俺にはないのに」
「ううっ、せ、んぱい……っ」
俺は、彼の小さな背中を
怖がらせないように、あやすように優しく何度も何度も撫でた。
「ごめん…ごめんね。たくさん泣かせて、不安にさせて、傷つけて」
溢れる想いを言葉にしながら
宇佐美の頬を伝う熱い涙を、自分の人差し指でそっと 拭う。
それでも、彼の目からは次から次へと涙が溢れてくる。
「…玩具だなんて言った過去の自分を、今すぐぶん殴ってやりたいくらい後悔してる」
「…簡単に信じなくていい。これから毎日、俺がどれだけ宇佐美に惚れてるか、宇佐美がもう嫌だって耳を塞ぐくらい、一生証明し続けるから」
「だから…宇佐美…っ」
慎重に言葉を選んでいると、宇佐美はしゃくり上げながら俺の胸に顔を埋めた。
「…っ、うぅ…しぇんぱいぃ…っ」
「…な、泣かないで…っ。どうしたら、泣き止んでくれる……?」
慌てる俺の胸元で、宇佐美は小さく呼吸を整え
意を決したように潤んだ瞳を上目遣いに向けてきた。
「…っ、…じゃあ、言葉だけじゃなくて…身体で、証明してください……っ」
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み お .