テラーノベル
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僕が部活に入ってからも、もうある程度たった。
動画作りも少しづつ進んできた。
fw「甲斐田〜部活行こ〜」
hr「あっ、はいっ今行きます!」
それから僕達はまた2人で部活へと向かった。
fw「おっ、今日は一番乗りだ〜!」
hr「ほんとですね!」
部室に2人の姿はなく、僕達が1番だったらしい。
不破さんと二人っきりかぁ…
なんだかドキドキするなぁ…
ピコンッ
スマホから通知音が鳴った。
宛名は弦月からだった
どうやら2人は今日は休むらしい。
hr「長尾と弦月から今日は用事で休むって連絡きましたよ!」
fw「まじ?じゃあ今日、甲斐田と二人っきりやな笑?」
hr「..へっ?…」
いたずらっぽく笑う不破さんを見てしまった僕は顔が真っ赤に変わってしまった。
それはきっと不破さんから見ても分かるほどに。
不破さんは追い討ちをかけるようにまた話しかける。
fw「あれぇ?晴、顔真っ赤っかやで笑?」
僕はトドメを刺されたかのようにもっと赤くなってしまった。
しかも名前呼び。
fw「もしかしてぇ…晴って俺の事好き笑?」
続けて発された言葉に僕はビクッとなってしまう。
さっきまで赤かった顔も、今では青ざめているような気がする。
僕だけの秘密だったのにバレてしまう
バレて不破さんと変な関係になったり、
関係が崩れてしまうのはどうしても嫌だ。
fw「どうなん甲斐田〜?俺は好きやけど? 」
hr「…はぁ…?…」
不破さんから信じられない言葉が聞こえる。
hr「…それって本当になんですか…?」
fw「当たり前やん。嘘なんてつかんよ。」
不破さんなら、きっと僕の気持ちを受け止めてくれるかもしれない。
真剣に受け止めて返事を返してくれるかもしれない。
hr「…好きですよ、僕は。不破さんのこと。 」
どうしよう
受け止めてくれると思って言ったのは良いものの、不安になって涙が出そう。
fw「….甲斐田も..それほんま…?」
hr「..は..い…」
震える声で言葉を返す。
fw「..やばい..めっちゃ嬉しいわ…」
hr「..え….?」
そこには顔を隠した不破さんがいた。
綺麗で細長い指の隙間からは赤い肌とはみ出た赤く染まりきった耳が見える。
fw「こんなとこで言うのもなんやけどさ…付き合ってくれん…?」
不破さんから聞けたらどれだけ嬉しいかと思っていた言葉が聞こえる。
hr「ぼくでよければ、おねがいしますッ! 」
僕の目からは安心と嬉しさで涙が溢れる。
fw「泣かんといてや、はるぅ….晴は笑った顔が1番可愛いんやからぁ..」
hr「かわいくないです….」
不破さんと2人で過したこの数十分が、
僕にとっては過去一番幸せな時間になった。
コメント
5件
コメ1日遅れたぁ“ー! ついに‼︎ついに付き合ったのかもうてぇてぇが詰まった素敵すぎる作品だありがとう愛してる(?)
あぁぁぁぁ好き😭😭😭😭 ふわっちの追い討ちはキツイって⋯と思ったらそっちから言ってくれるんかい✨💞ハピエン最高👍そして甲斐田いつも可愛い💕