私は、どうにか誤魔化そうとするけど、
照くんは、
ねー、本当大丈夫?
体調悪いなら言って?
何も言わないならここから動かない。
とか、もう、きりがない。
こっちは色々、精神的にきついのに。
少しずつイライラしてくる
そんな時、急に肩を引かれた
辰「由衣が大丈夫って言ってんだから、大丈夫だろ。」
私と照くんの間に入ってくれるふっか。
今は本当にそれがありがたかった。
照くんも、諦めてくれたみたいで、
私から離れてくれた。
辰「さ、次どこ行くの?」
と、ふっかが優里と照くんに尋ねる
優「私、観覧車行きたいな~。由衣も好きだよね?」
「うん笑好きだよ!」
出来るだけ、いつも通り。
うん。できてる。
大丈夫。
照「よし。じゃー観覧車行こうか」
そう言って、みんなで歩き出した時
辰「な~由衣、やっぱ泣いた?」
と耳打ちされる
「何言ってんの?泣くわけないじゃん笑」
私、可愛くないな。
もっと、素直になればいいのに。
辰「そ。」
ふっかはそれ以上は何も言ってこなくて、
彼の大きくて、綺麗な手が私の頭をくしゃくしゃっと撫で、そのまま頬も数秒間撫でられた
すごく、尊い目をしている彼
「ふっか?」
と、声をかけると
辰「あ、ごめんっ…行こっか!」
と、私の腕を掴んだ。
そして、少し先を歩いている照くんと優里のところまで一緒に走った。
コメント
14件
この物語好きなのでフォローさせていただきました! タバさん最高です!
ふっかさんリアコすぎる、、
上げ直しました! すみませんでした💦💦