テラーノベル
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「なんかクラブとか行きてー!!」
「Chanceさん……今は任務を先に……」
007n7はChanceを優しく叱る。
「クラブって何するんだ?少しだけ興味が……」
「Buildermanさん〜…」
「踊ったり酒飲んだり歌ったり!なんかとりあえず楽しいとこ!!」
「おお……たのしいところ……」
「Buildermanさん〜……?」
Chanceからクラブの説明をされて興味津々に頷くBuildermanを007n7は困ったように見つめる。
「あまり007n7を困惑させるな、Chance」
「えーだってBuildermanがクラブについて聞いてきたから」
「聞いてはない、興味があると言っただけだ」
「それほぼ聞いてるようなもんだろ!ビルちゃんは素直じゃないんだから〜んもー」
「ビルちゃ……?」
「キラー来てますよ……」
「おぎゃはーーー?!!!!俺の相方の出番だなーこりゃ!!」
「自爆するなよ」
「自爆しないでくださいね…」
「自爆に気をつけて」
「しねーし!!お前らなんなんだよ!!」
Chanceはキラーに向けて発砲すると、見事命中してガッツポーズをする。
「これがギャンブラーの才能に恵まれた天才、Chanceなんだよなぁ……!」
「自爆しなかったな」
「自爆しろよ」
「自爆……しないんですね」
「うぎーーーッッむかつく奴らだわホント〜〜〜!!!!!」
「任務完了!!」
「お疲れ様でした……!」
「よくやったな」
「クラブ……」
任務を終えて休憩をするエージェント一同。
「おいおいビルちゃん、まだクラブの話気になってんのか?」
「ビルちゃ……??……でもクラブについて知りたい」
「知らなくていいだろ」
「余計なこと教えないでくださいよ……」
「まあまあ、んーじゃあ休憩終わるまでクラブで遊ぶか!!!」
「遊ぶ……!!」
「次の任務が来たらどうする」
「あまり無責任なこと言わないでくださいよChanceさん」
「でもビルちゃんはクラブ行きたいってよ?遊びたいってよ?」
「きになる……」
「Buildermanさん……」
「……まあ、少しだけならいいかもしれないな」
「え、Guest 1337さん……?」
「じゃ行くか!」
「行く……!」
「気をつけろよ」
「Guest 1337も来いよー楽しいぜ?」
「うーん、なら行ってみるか」
「やりぃ!」
「楽しみ」
「ええ……」
「やっぱここ最高だわ!!超たのしい!!」
「ここのサイダー美味しい」
「随分とオシャレな場所だな」
「皆さん、あまり散らばらないでくださいね……」
「お!あそこダンスしてんじゃん!」
「ダンス……?」
「Chance、参加するのか?」
「ったりめーだろ!4人で行くぞ!!」
「ええっ!?4人で?!」
「俺ダンスとかわからな……」
「大丈夫大丈夫!なんとかなる!」
「適当すぎるだろ……」
「Guest 1337!!一緒にいかが?」
「是非。エスコートしてくれよ?あまりダンスは慣れていないんだ」
「もちろん!」
「ええと……Buildermanさん、僕と……どうですか?」
「ああ、是非」
「ひゅーっ!!!結構上手いじゃん!!」
「それはありがたいな、Chanceもよくできている」
「あざっす!!」
「Buildermanさん、大丈夫ですか、?」
「大丈夫だ ダンスがすごく上手だな、007n7」
「え?へへ、学生時代に少しだけ練習していたことがあって……」
「ロマンチックで素敵だと思う」
「そうですか?ありがとうございます……Buildermanさんもダンスがすごくお上手で、素敵です……!」
「ありがとう、007n7」
「ふふ」
「Guest 1337、まだいける?」
「もちろん」
「さっすが!じゃあもう1回やっちゃいますか!」
Chanceはスーツを放り投げてGuest 1337の手を取る。
回ったり、お互いに寄りあったり、ダンスに絆される感覚が彼らをより楽しませる。
「だいぶ……疲れましたね……」
「そうか、少し休むといい」
「いや……Buildermanさんと……」
「?」
「まだ、踊りたい……とか、へへ、すみません楽しくなっちゃって……」
「!」
「じゃあお言葉に甘えて休もうかな……」
「いや、良ければだが」
「へ?」
「もう一度、いいかな」
Buildermanは007n7に手を差し伸べる。
「…ふふ、ぜひ!」
社交ダンスではあるけれど、2人にとってはすごくロマンチックで新鮮なものだった。
「ふーっ!!楽しかったー!!」
「疲れた……」
「かなりいい経験になった気がするな」
「ですね、僕も久しぶりに体力を使って楽しんだと言いますか……」
「だろー?やっぱクラブ最高!!また行こーな!」
「暫くはいいですかね……疲れた……すごい……ふう……」
「俺も……眠い」
「Chanceはクラブよりも自爆しないようにその相棒と相談したらどうだ」
「なんだとGuest 1337!!!」
「まあまあ……落ち着いて……」
「喧嘩は良くないぞ」
「だってGuest 1337が!!」
「いやChanceに問題が」
「もーー……」
「…ふふ」
すっかりと暗くなった街を彼らはゆっくりと歩いていった。
コメント
4件
びるちゃんんんん😭😭かわええええ😭受けです(確定)
遠くから見守りたい、この友情