n番煎じですが誘拐監禁調教強姦話
胸糞
モブレ
終わり方雑です
「起きろ。一松」
鎖、手錠、鉄格子、首輪。
頬を撫でる分厚く汚い手。
目の前でニタニタと下卑た笑いを浮かべる男は脂汗を顔中に流し、なんの反応も示さない一松の赤黒くなった唇へ噛み付いた。
一松が誘拐されてもう10年だ。
一松が笑えていた頃はまだたったの5歳だった。
一松が誘拐されたその日、公園で1つ下の弟と鬼ごっこをしていた。
きゃははと笑いながら走り回る小さな男の子を滑り台の近くのベンチから見詰める巨体の男。
ふと、一松は滑り台を振り返る。
もうそこに男の姿は無く、気のせいかと首を傾げて立ち止まる弟を追い掛ける。
「まてー!!」
「きゃー!にいさんおにー!!」
「がおー!!」
遂に弟の背後まで辿り着いて飛び込む。
ドシャッと倒れ込む2人は周囲から見ても微笑ましく、きゃっきゃと笑う2人を愛でたい感情に襲われる。
それから2人は砂場へ移動し、鴉が鳴く時間迄砂遊びをしていた。
カー、カー。
「…あ、じゅうしまつ、かえろ?もうかえらなきゃ」
立ち上がり弟に手を伸ばす。
手を弾かれた。
「やだ!まだかえあない!まだあしょびたい…!」
一松とてそうしたい気持ちも山々だが、叱られるのは自分なのだ。
なんとか弟を納得させようと今朝母親が話していた言葉が頭の中で反響した。
「うーん…あ、じゅうしまつかえったらプリンあるよ」
そう言えばパァッと顔を綻ばせてほんと!と目を輝かせて走って行く。
「わっ、まって…あぶないから…!」
1人で走っていく弟に焦り、放置された砂遊び道具を回収した、はずだった。
口許に布が押し当てられ、視界が暗転した。
目を覚ませば暗く寂れた空間。
「へ…どこ、ここ。…じゅうしまつ?」
弟は無事か確認しようにも縛られ動けない。
目も暗闇に漸く慣れてきた頃、固く閉ざされていたドアがキィッと耳障りな音を立てて開いた。
「起きたかな?おはよう!一松君」
如何にも不審者、といった風貌の男性が入室し、自然と身体が強ばる。
「だ、だれ、?じゅうしまつは…」
自分の心配より弟の心配を優先する兄っぷりに男はニヤリと口許を歪ませ、一松の頭を撫でた。
「ここはおじさんの家だよ。一松君。おじさん一松君の事が好きだから連れてきちゃったの。十四松君は連れてきてないから安全だよ。」
「じゅうしまつ…よかった。そういえばおじさん、なんでぼくのなまえ…。」
「だから好きだからだよ。一松君の事なら何でも知ってるよ。これから一松君はおじさんと暮らすんだよ。良いね?」
一松は小さな脳みそで必死に考え、1つの答えに至った。
「おうち、かえれないの…?」
ニコニコしていた男はいきなり真顔になり、一松の顎を強い力で掴んだ。
「一松君のお家はここだよね。二度と前の家の事口にするんじゃねぇぞ。」
一松の顔はみるみる恐怖に染まり、涙を目尻に溜めながらコクコクと頷いた。
「うん!良い子だね。」
男は上機嫌になり一松の艶々とした唇に噛み付いた。
「んっぅ、や、ふっ、んん!」
数分唇を重ね、開放された時には一松の呼吸は酷く乱れていた。
初日はキスだけで開放された。
しかしそれから男の行動はエスカレートし、
次第に一松の柔い胸や穢れなどこれっぽっちも無い下半身を弄り、ゆっくり確実に一松に快感を覚えさせた。
一松の腕や首には注射の後があり、剥ぎ取られてから1度も与えられてない服のせいでよく風邪をひいていた。
幼い身体の中で薬が循環し、そのうえ熱に魘されれば命の危険だってある。
それを男は放置し、見て見ぬふりをした。
男も日が経つにつれ凶暴化し、暴力と性的暴力を繰り返していた。
食事もまともに与えられず、元々痩せ型だった一松は更に痩せこけ、息も細くもはや生きているのか死んでいるのか分からなかった。
そんな環境が10年。
一松は自分自身を守るため、心を閉ざし求められれば淫乱になり、男の機嫌をとった。
そのうえ精神的ストレスにより記憶が無くなり、男がつらつらと垂れ流す嘘を信じるしかなかった。
「一松は僕と結婚していて、一松を狙う不審者がいるからこうやって守っているんだ。一松は小さい頃に親に捨てられて居たんだよ。一松には僕しかいないんだ。一松は僕のものだ。僕に逆らうことは許さないよ?僕の言うことを聞いて、従うんだ。分かったか?」
「…はい」
気付けばついていた鎖、手錠、鉄格子、首輪。
(あぁ、きょうも殴られて犯される。怖い。もう嫌だ。なんで僕だけ。嫌だ。結婚するって…僕もあの人も男だ。男の僕を犯すなんて、そんなの、そんなのおかしいよ。怖い。…あの男が言っていた事だってきっと嘘だよね。)
考え込めば考え込むほど沼に沈む思考。気付けば一松は眠っていた。
それから数時間程経っただろうか。
一松はもう慣れてしまった痛みによって起床した。
「あ、一松おはよう。今日は媚薬とトんじゃうクスリね。」
男がなんの躊躇いもなく一松の腕に液体を注入していく。
心臓がどくんと脈打つ感覚。
身体が熱を持ち、理性が崩れ去る。
気付けば一松は男に必死に懇願していた。
「はやく、くらさ…っ、じらすのやぁっ…!」
だらしなく涎を垂らし、男のベルトを外ししゃぶる。
下品な音が響く地下室は甘い匂いに包まれていた。
「はやく、いれてくらさ、も、むりっ、!」
猫がリラックスする時のようなポーズで誘惑すれば解さなくても緩々な穴に躊躇なく男のそそり立つソレが挿入された。
その勢いは想像を絶するもので、辺りに
ずちゅんっ!!!!と奥に当たる音が響いた。
「っは、!!」
一松の視界には星が飛び、チカチカと視界を白に染めた。
「きも、ち、んぁっ、はやく、うごいれっ」
途端男は一松の傷だらけになってしまった臀を思い切り叩き、乱暴に怒鳴った。
「動いてくださいだろ?!?!舐めた口聞いてんじゃねぇぞ餓鬼が!!!!殺すぞ?!あぁ?!?!」
「ひぅっ?!ごめなさ、う、うごいてくらひゃっ、」
直後獣のように混ざり合う2人。
一松の意識はあっという間に飛んでいた。
目を覚ませばツンと鼻に来る生臭い匂い。
一松は部屋の端で痩せ細った身体を丸め、嗚咽を漏らした。
「っう、もう、やら…こわい、こわいよ助けてっ…」
ぐすぐすと涙を流していれば男が質素な食事を持って部屋へ入ってくる。
「ほら一松〜ご飯だ……っおい。何泣いてんだよ。お前は恵まれてるんだぞ。本当はお前なんて生きる価値の無いゴミだ。それを俺が助けてやってんだよカス。今死ぬか?…いや、それは惜しいな。なら…」
男は後半になるにつれボソボソと喋り、一松の怯えきった顔を見て歪んだ笑みを浮かべた。
「もう嫌だなんて言えないようにしてやるよ」
男はポケットからフルーツナイフを取り出し、一松の痣や噛み跡だらけの身体に何度も何度も突き刺した。
「っあ!!いだいっ!!!あ”っあ”ぁ”ぁ”!!いや、ごめんなさいごめんなさい!!!もう二度と嫌だって言いませんごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!言うこと聞きます!いい子で居ます!!許して下さい!!!」
狂ったように謝罪の言葉を並べる一松を満足そうに眺め、男は「良い子だ。」と呟き頭を撫でた。
殴られるのかと思い目を瞑ったのがいけなかった。
「は?…おい、なんだよその反応。俺の事が怖いのか?本当に要らない存在だな。愚図が。」
それから一松の記憶はなく、目を覚ました時には身体中にナイフで刺された後があり、臀からも精液が溢れ出ていた。
一松の心はずっと泣いていた。
身体の傷も心の傷も治らない。
一松は諦めたように目を瞑り、夢の世界へ旅立った。
一方その頃、10年前からずっと一松を探していた松野家の5人がやっと足を掴めたと歓喜していた。
「兄さん達!!!集合!一松兄さんの場所分かった!!!」
全員今までで1番急いで居間へ入ってきた。
「どこだ?!?!」
誰かが慌てて場所を聞いた。
「近いよ。10年前、一松兄さんと十四松兄さんが遊んでた公園を真っ直ぐ行けば家の何もかもが紫色の家があるんだ。そこの地下室に居る。」
「おま、トド松…なんでそこまで分かるんだよ。」
「…実は、一松兄さん、寝てる間に暴力団系の人達にレイプされてたみたいで、その情報が偶出回ってた。」
居間にいる全員の息が止まる。
おそ松が卓袱台を真っ二つにする勢いで立ち上がり、今から行こうと皆に呼びかけた。
「「「「勿論。絶対に助ける。」」」」
家を出て数十分。本当に男の家は近く、皆が呆気に取られていた。
「みんな武器もってる?チャイム鳴らすよ」
頷いたと同時に、少し古いチャイムが響いた。
リンリンリン。リンリンリン。
扉の奥から男が走ってくる音がする。
「はいはいはいーっと。」
ドアが開いた。
瞬間、男は殺された。
包丁や鋏が身体を貫き、出血多量の為あっという間に息を引き取った。
「よし、行け!」
5人はそれぞれ別々に部屋を探し始めた。
それから10分ほど。
家の中に十四松の大声が響いた。
「一松兄さん!!!!!」
消して大きいとは言えない家にドタドタと4人分の足音が木霊する。
4人が声を辿って着いた場所は地下室だった。
そこは精液の匂い、血の匂い、そして媚薬の甘い匂いで満たされていた。
5人の声を聞いて一松は頭を上げた。
「ひっ、」
鍵を開けて鉄格子の中へ入ってきていた5人を見て一松は狂ったように叫んだ。
「もう嫌だ!やめ、てくださっ…っう、嫌だ…嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!!!もう殺して!!!もう犯さないで!助けて!嫌だ!!!…っは、僕は、ぼくは悪い子だ、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいやだっていってごめんなさいごめんなさい…」
頭を抱えて早口で涙を流しながら叫ぶ一松の姿は見ていられないほどだった。
「にいさ…、一松にいさ…」
十四松が震える声で呼び掛けても錯乱状態の一松には届かない。
「俺が行く。」
おそ松が涙を流すまいと袖で目を拭い、冷静に一松の近くへ屈んだ。
「一松」
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」
「一松。」
「ごめんなさ…っ、…だれ、、こわ…い。」
未だ涙を流している一松を抱き締めようと近づく。
「ぃやっ!!」
一松は拒絶しおそ松を両手で押した。
しかし力が弱すぎておそ松は1ミリもブレず、悲しそうな笑顔でもう一度、ゆっくり抱きしめた。
「迎えにこれなく、て、っごめん。会いたかった。」
「あ…ごめんなさ、…迎えに、きた?僕…あなた知らない。」
「え。」
「僕のこと虐め、る?」
首を傾げて上目遣いでおそ松を見つめる一松。
15歳とは思えぬ可愛らしい仕草や身体付きに戸惑ったが、更に兄弟のことを覚えていないという言葉を上手く呑み込めない。
「虐めないよ、安心して。…うーん…、あ、十四松見れば思い出すかも…十四松、来て」
「…っあい。」
十四松が一松の前へ来る。
途端一松の目が見開かれ、涙が更に流れる。
「じゅうしま、?」
幼児が問い掛けるような仕草に苦しくなる。
「っうん、十四松…っ!にいさ、あいたかっ、!!!」
一松にとって十四松はずっと心の中で存在していた。
「…おそまつ、兄さん、からまつ兄さん、ちょろまつ兄さん、じゅうしまつ、とどまつ?」
皆が頷く。
一松は泣きそうな顔で笑った。
「みんな、おっきくなったねぇ。」
しかしすぐに一松の意識は消え、眠るように倒れた。
十四松が一松をおぶり、先ずは病院へと向かった。
想像以上に一松の状態は酷く、医師さえも絶句していた。
医師によれば薬の副作用で記憶が混濁している可能性もある、精神的ストレスにより知能も身体も成長しなくなった、人が近付くだけで理性を失うほどのトラウマ。
他にも耳を塞ぎたくなる話がどんどん出てきて、トド松に関しては聞いていられなかった。
数日後一松は病院で目を覚ましたが、入院を拒否したため家で安静に暮らすことになった。
一松が何もかもを忘れて健康に、幸せに暮らせる為に。
「「「「「1からまた始めよう」」」」」
コメント
4件
拷問だー松よく生きててくれた!辛かったよね!ちょっと男拷問してもっと辛いめにあわせてやりたい!
男なんで刺しただけで終わるのさ、肉の塊になるまでやりなよ兄弟なら(ꐦ°᷄д°᷅)