⚠死ネタあり⚠
⚠ちょいakfw?⚠
ただ気分が少し悪い、いつもより頭が痛い。そう、たったそれだけ。それだけなのに休みたいと思ってしまう俺は怠惰なのだろうか?
、自分でも分かってるんだ
こんな体調不良とも言えない何かで休めるなんて思う方がおかしいのだと………
でも、それでも1度立ち止まって休みたかった
勝手に止まれば良いじゃないかと思われるだろう。本当にその通りなのに、1度止まればみんなに置いていかれてしまうから。結局のところ立ち止まれないのだ。
そんな時に思った。いっその事この世から消えてしまえば良いのだと。消えてしまえば、この苦しみ、嫉妬、自己嫌悪から逃れられる。
もう耐えることが出来ないから逃げるしか無いのだ。ふと見た景色は海だった。海は綺麗だった。ホストとして女の子に嘘の愛を囁く汚い自分とは違う。来世は海が良いな。そう思った。
自分の最後だと言うのに酷く冷静だった。
どんどん俺は海の中に入っていく。
寒さからか最初は足を刺すような痛みを感じていたが、その痛みもどんどん心地よく感じてきた気がする。
水が腰あたりまで浸かったところで1度立ち止まる。今思えばこの人生をちっとも上手く生きてあげることができなかった気がする。優しくて猫ちゃんが好きで、少し寂しがり屋な彼は俺が死んだらどういう反応を示すだろうか?少し気になるな、なんて思った。
もう後戻りはできない。でももう少しでこの綺麗な海と一体化できる。そう思えば悪くないと思えた。顔が浸かるぐらいの深さのところで今更遅いけど大好きな彼に遺書でも書けば良かったなぁなんて思う。
心を踊らせて、入った海はそこまで綺麗じゃ無かった。ゴミが沢山あった。外側から見たらとても輝いて綺麗に見える海も所詮は人間と同じで中身は汚い。最後に何とも言えない気持ちになった。
コメント
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どうしてこんなに素敵な文書けるんだろう……