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隠し事
しろニキ
乳首に絆創膏貼ってたのがしろせんせーにバレるニキくん
しろせんせー視点
「え、お前それ…」
俺は今、目の前の景色に絶句している。彼が風呂に入るというので脱衣場に送り、そういえば服を届け忘れたと気づき、彼の服を持って脱衣場に行けばまだ服を脱いでいる途中の彼と鉢合わせたのだ。
そして俺が見た光景と言うのは、彼の胸に貼られている絆創膏についてである。それを指摘すれば下唇を噛み、頬を赤らめて俯く彼。
「どうも何もボビーのせい……」
徐々に声が小さくなっていく彼は何ともまあ女々しい。予想はついていたがまさか生活に支障をきたす程開発されてるとは思いもしなかった。余程知られたくなかったのか目には涙を浮かばせ、こちらを睨んでくる。彼にその気は一切無いのだろうが泣きそうな顔で上目遣いをさせられれば何かとクるものがある。
「ぼ、ぼびー…?」
「ほんなら俺が責任とらないかんなぁ」
無意識に私欲を刺激され、彼を弄ってやりたいという加虐心と見なかった事にするかと天秤にかけて考えた結果、己の私欲が勝つ。そう思ってしまえば単純で俺はこの場から動き、彼を壁に追い込んだ。
「ちょ、まッ…ひッ、ぅ…んッ♡」
カリカリと爪で絆創膏を剥がそうと触れれば想像以上の感度の高さに驚く。じっくりと剥がしていく度にビクビクと震え、淫らな声を出す彼に加虐心が引き立たされる。ここで勢いよく剥がして仕舞えばどうなってしまうのかと疑問が生まれ、嗜虐欲が掻き立たされる。そんなことを考えていれば、片方の絆創膏は全て剥がせていた。もう既に限界そうな彼は抵抗する気も失せているようだ。
「ッぅ、ぁ♡♡…ぁッ♡」
先程と同じように途中までじっくりと剥がしていけば甘美な声を漏らす彼。先程の嗜好な考えを実行してみたくなれば、次の行動は明白で
「!?ッぅ”〜〜〜♡♡♡ぃ”ッ、はぁ”ッ♡♡」
勢いよく絆創膏を剥がせば絶頂とまではいかなかったが、腰を抜かし、ガクガクと身体を震わせながら生理的な涙を浮かべる彼。剥がし終えたそこをじっくりと見ればぷくりとピンク色で主張するモノがあらわになる。
「み、るな、ぁッ…」
未だ理性の残る彼は俺の体を抵抗とも言えない程弱々しい力で押し、見るなと自己の醜態に恥じらいながら拒絶する。この状態でお預けなど有り得る訳がない。
「ぁ、…ひッ♡んッ…ッぅ、…♡」
否定の言葉など片耳から入ってそのまま通り抜けたと言わんばかりにぷっくりと腫れ上がったそこに指の腹を当てれば甘美な声をあげる彼。嫌だ、辞めろと否定の言葉を紡いでいた彼は次第に自身の声を抑える為に口許に手を当てている。
そういえばと風呂場の扉が開いている事に気づく、彼を風呂場で犯してしまえば響く喘ぎ声が互いの興奮材料の一環になり得るだろう。腰は抜け、既に抵抗する余力も残っていない彼を風呂場に連れていくのは容易で、彼を抱きかかえてしまえば思ったように行動に移せた。
「ぼび、な、にッかんがえ、てんの、」
「声響いたらえらい唆るやろ♡」
移動した事に驚きよりも疑問が彼を埋めつくし、俺に問うてくる。先程の悪い考えをそのままストレートに伝えれば酷く顔を赤らめた。
「頑張って声抑えてな」
「ひッぅ、ッ♡♡ぁ”ぁ”ッ♡♡♡すぅッ、なッ…♡」
未だ快楽に堕ちずに言葉だけでも抵抗してくる彼を徹底的に堕としてやりたくて、胸の突起物に自身の口を使って愛撫する。唾液を使って舌で舐め、飴玉を転がすように蹂躙し、仕上げに吸ってやれば身体を震わせ、嬌声を漏らす彼。
「ッぅ”…ぁ、♡ぁッ♡♡ぅん…んッ♡♡んッ、♡」
企み通り彼は浴室に響く自身の声に羞恥心を覚え、口許に手を当てて声を抑えようとしている。そんな様子もまた可愛らしく、俺のせいでこうなっていると思うと酷く興奮した。
嫌だ、辞めてと否定の言葉を漏らしていたのにも関わらず彼はずっと俺に胸を押し付けてくる。結局身体は正直よな。胸を押し付けてくるのはきっと無自覚なのだろうがそんな彼に答えるべく、口でも指でもピンク色に膨れ上がったそこを愛撫する。
「んッぁ、ぁ”♡♡ぼびッ…も、げんッ…かい♡」
「あかんで」
自身の下半身に手を近づけた彼の腕を強く握って阻止する。彼を見上げれば目は蕩けきっており、薄く涙を溜めていた。口からは唾液が垂れ、俺の服に少しシミを作っていた。
「なぁ”、んでぇッ♡♡ひッぁ”、♡♡」
「どうせならココだけでイッてみようや」
そのままの通りここまで感度が高まっているのなら下を触ってしまっては勿体ない。下を触るなんて絶対気持ちいいやんな。
「ぁ、ッ♡とめ、ッ♡♡ッぅ、♡?!ぁ”ッッ♡♡」
カプリと彼の突起物に甘噛みをした。歯が触れただけで大きく反応し、噛めば一際高い声で鳴く彼。
「ん、ッ♡は、ぁッ♡♡なッ♡ぅぅ”〜〜〜ッ♡♡」
今度は二本の指で彼の胸の突起物を摘んだ。縁取るように指を動かし、仕上げに突起物を引っ張った。初めての感覚に目を見開いて困惑しつつもしっかりと感じ、甘イキをした。
「ゃ、…♡なん、かッ♡♡く、るッ♡」
止まらない快楽という刺激に何か来そうだ、と訴えかけてくる彼。未知な感覚に怯えながらも彼の身体は快楽を拾い続ける。もうそろそろかと思った俺は辞めろと言われても止まらず、ただただ目の前にある彼の胸の突起物を愛撫する。先程した事を同時に行い、ビクビクと身体を震わせながらもうとっくに快楽に堕ちきった彼。
「ぃ”ッ、ぁ”ぁ”〜〜〜〜〜ッ♡♡♡ぃひッ♡ん、ッ♡♡」
口で吸い、親指でもう片方の胸の突起物を押し潰した。すると、彼が身体を仰け反らせて果てた。触ってもいないのに痙攣し続ける彼を見て酷く興奮した。こんなにも余韻が続くものなのかと少し心配しながら
「乳首だけでイケて偉いなぁ」
「ん…ふッ、♡」
軽く頭を撫でながら偉いと褒めてやれば、未だ続く余韻に浸りながらも口角を上げ、嬉しそうに笑みを零した。そんな仕草もまた愛らしい。
「ふ、はぁ…ぼびー、最後までシよ?♡」
「閣下の赴くままに」
軽く深呼吸をして息を整えた彼は、これ以上の行為を求めてくる。元々彼をその気にさせたのは俺だと言うのに、そうなるのを望んでした行為なのに結局は彼の淫靡な様に翻弄されてしまうのだから情けない。優しく彼を姫抱きして、寝室に連れて行った。
彼をベットに下ろしてからすぐさま噛み付くようなキスをし、ところどころで漏れる彼の嬌声に酷く欲情した。
「…今日バックな」
「へ、ぁ”ッ♡こ、れぇ”ッ…ゃ、ッばぁッ♡♡」
バックの体制にすればシーツに乳首が擦れたのか嬌声をあげる彼は、俺は何もしていないのに勝手に胸を擦り付けて無我夢中に快楽を求めている。そんな彼を余所目に、ベットの脇にある棚の引き出しからローションを取り出して指に垂らした。冷たいローションを人肌まで暖めてから彼の下に指を当てた。彼のそこはヒクヒクさせて快楽を求めており、指先をほんの少し呑み込む。そのまま指を入れれば、グチュヌチュとローションを纏った指と人肌が触れる度に音を鳴らす。徐々に奥に進めていき、イイところ。いわゆる前立腺に触れれば身体を大きく跳ねさせ、甘美な声をあげる彼。
「ふ、ッ…は、♡ぅ、ッ…♡ひ、ん”ッ…♡♡」
そのままナカを拡げるように指を動かし大分解れた辺りで指を一本増やす。指一本分しか拡がらなかったナカは再び指を締めつけてくる。
「ふ、ぅ…ッ♡は、ぁ’ぁ…ッ♡♡」
二本の指を互いに逆方向に拡げれば、彼は腑抜けた声を漏らす。俺の手で善がる彼は普段の生意気さも、男としてのプライドも何も無くて、ニキの金魚のフンとまで言われた俺が全てを支配しているようで心底気分が良い。そう思いながらローションの入っていた引き出しからゴムの箱を手探りで探す。
探し求めていた物が見つかり、彼のナカから指を引き抜いた。指を抜くだけでも嬌声を漏らす彼に性的興奮を抱きながら、慣れた手つきで自身のモノにゴムをつける。
「…っ?♡」
彼のナカに挿れずに先端だけを当てればわざわざ身体を捻って物欲しそうにこちらを見つめてくる。そんな顔をされてしまっては意地悪したくなってしまう。
「言わなきゃ俺は分からへんで」
「ぅ、…」
俺の言葉に彼はうじうじと葛藤をする。伏せられた睫毛から垣間見える瞳はやけに扇情的で、艶やかだ。そんな事を考えていれば、覚悟を決めた彼は勢いよく俺のネクタイを手繰り寄せ、思わずうお、と声が漏れた。
「おれ、のナカに挿れて…それで、ドロドロになるくらい愛して…?」
どこか甘え下手で、生意気で、だけれども俺から愛されたくて仕方がなくて、欲に忠順で、蕩けた瞳で熱く雄弁に想いを語ってくる。嗚呼、本当に可愛らしい。こんな彼は誰にも見せたくない。
「お゛、ぁ”ッ♡♡ひ、ッ♡ぼびッ、とまッ…♡」
そう思えば単純で、ドクドクと高鳴る鼓動と湧き上がる性欲に従う。彼の言葉に一切耳を傾けずに性急に彼のナカを穿つ。
「ッぁ”♡♡ふ、ぅ”ぅッ♡ひ、ぁ”ッッ♡♡」
迫り来る快楽から逃れるためにやんわりと身体を丸めている彼。彼の胸板とベッドシーツとの間にうまれた隙間に手を入れて、ピンク色でぷっくりと誇張しているものに触れる。すると、彼の肉壁はきゅうきゅうと俺を求め、さらに甘美な嬌声をあげる。
「ニキこっち」
「ん、ッ♡…ッぁ、ん♡…そ、こ♡や、ぁ…♡♡」
彼にキスを強請ってみれば俺の方に身体を捻って、熱に浮かされた瞳と目が合った。嫌々と口では言うが肉壁はきゅうきゅうと俺を求めてきていて、あとひと押しすればきっと彼は快楽に堕ちきってくれるのだろう。
「ぅ、んッ♡…ん、んッぅ♡ッ、ぅ”♡」
「お前のかわええ声もっと聞かして、」
「ぁ、ッ♡ん、…ぃ”、ぅ”ッ♡♡ッぁ”、…ッ♡」
恥ずかしいのか枕に顔を埋めて、声を必死に抑える彼を見て、どうしても彼の声が聞きたかった俺は彼に伝えたが、一向に枕を離すことはなかった。どうもヤケになってしまって、目の前にある彼の項目掛けて口を大きく開けて、彼の肉を抉りとるくらいの勢いで噛んだ。すると彼は痛そうな声を上げ、身体が大きく飛び跳ねていた。口を離せば痛々しいほどの噛み跡が付いており、血が滲み出ていた。その血を舌で舐めとってみれば鉄の味が口に広がる。彼がそれに気づきいてやめろ、と言ってきた。いっちょまえに俺の心配をしてくるのが生意気に感じて、血を勢いよく吸ってやった。そのまま軽く腰を揺らせば、項の痛みも下からの感覚も全て快楽として彼は享受する。
「ふ、かわえぇ」
「ん、ッ♡ぅ、ぁ…ッ♡」
“可愛い”そうやって何度も耳元で囁いて、甘く声を漏らしながら俺のモノに絡みつくようにうねっているのが丸分かりで、口角が上がっていく。カッコイイは言われ慣れているのだが、何度行為を重ねても可愛い、という言葉には慣れず少し眉をひそめて、あ…とかう…とかしどろもどろに声を漏らすだけな彼がずっと愛らしくて仕方がない。
「ね、ぼびっ…もっと、」
「好き、大好きや」
「ん…おれはあいしてるよ?」
「ッ、俺もお前の全部愛しとるよ」
不意打ちだった。ここまで言葉にされることなんて滅多にになかったから、あまりの嬉しさに顔が綻ぶのを感じる。「ぼびーのおっきくなった…ッ」と彼に揶揄われたが、特大のデレがきたのだから興奮もするだろう。
「ぃ”ぁ…♡ふ、ぁ”ぁ♡♡」
「ほんまかわえぇ…♡」
「ぉ゛…ッ〜〜〜、♡♡♡」
これ以上は彼に弄られる気がして、一気に奥を貫いた。キュンキュンと絡みついて、気持ち良すぎて声も出なくなってて本当に惨めで可愛らしい。
「…っ、まッ♡♡ぼび、ッ♡お、れ…♡まだ、イッてる…ッ♡♡」
待って、と言われて待てるほど俺は偉くないし、そもそも恋人の乱れた姿をさらに見たいと思うのは正常な感情では無いのか。そんな事を頭の片隅で考えながら、腰を打ち付ける。彼にがっついて、求めるように奥を穿つ。
「ッぅ、〜〜〜〜〜♡♡♡♡」
「っ、はッ…♡」
互いに果てて、互いに肩で息をして呼吸を整える。まだまだ収まらない性欲に彼を付き合わせたい。だが、何も言わずに襲えば怒られてしまう。
「…ふ、まだシたそ、笑」
そんな俺の様子に気づいたのか、嘲り笑ってくる。俺を煽ってくるくらいには余裕そうな彼を見て、喰らい尽くすキスをした。
「ぼび、このまま…」
「おま、…ッはぁ、後悔すんのはお前やぞ」
箱に手を伸ばし、ゴムを探せば何も入っていない事に気づき、彼の身体も考慮して辞めようかと問うた。したらば、彼は身体を捻ってこちらを向き、続きを強請ってくる。痺れを切らした彼は、ムスッと怒っているような顔で俺の頬に手を添えた。
「ぼびーので俺のお腹いっぱいにして♡」
このまま理性を飛ばした俺が彼を気絶するまで抱き潰し、後日彼に怒られたのはまた別の話。
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