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色々注意
書斎の空気は、重く淀み、息苦しさが壁のように立ち込めていた。
ソ連は左眼を押さえ、痛みと血の感触に顔を歪ませながら、机に手をつく。
ナチスは冷や汗と吐き気に苦しみながら、頭を抱えて膝に崩れ落ちていた。
「…うっ…うっ…」
ソ連の吐き気を伴う荒い息が響く。顔色は土気色で、唇は蒼く、痛みと衝撃で全身が硬直している。
ナチスは視界の端でソ連の体を見つめ、吐き気で胸が締め付けられた。
「…俺…俺は…」
言葉は途切れ、荒い息がさらに荒くなる。
手は震え、額から冷や汗が滴る。
ソ連はうずくまったまま、短く呻いた。
「…おえっ…」
その小さな声に、ナチスはさらに吐き気と胸の締め付けを感じ、膝から崩れる。
「…くそっ…くそっ…」
息を荒くし、頭を抱えて、理性がほとんど崩れそうになる。
書斎は静寂に包まれたまま、ただ二人の荒い呼吸と微かな血の匂いだけが残る。
絶望、罪悪感、痛み――全てが絡み合い、二人を押し潰していく。
「…これ以上…もう…」
ナチスは呻き、視線はソ連に向けられるが、その目は恐怖と後悔、吐き気で濁っていた。
ソ連は顔を伏せ、荒い呼吸とともに小さく震えた。
この瞬間、二人は絶望の底で互いを抱え合うこともできず、ただ同じ密室で心理崩壊の渦に飲み込まれていた。