テラーノベル
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こんにちはーあめです。
冬休みなのもあって筆がサクサクです。
注意書き
gnsm
BLあり
Rなし
それでは、大丈夫な方は本編どうぞ〜。
sm「…あ」
会社から出て1歩踏み出したところで、雨がぽつぽつと降り始めた。
降る予報なんて無かったのに。通り雨ならすぐ止むだろう。
そんなことより、その日はとにかく疲れて疲れてしょうがなかった。
頭が痛い気もするし、ほんの少し目眩いもする。
早いとこ帰って休みたい……。
雨に濡れながらでも帰ろうか。彼には…あんまり迷惑はかけたくないし。
大きくため息をつき、歩き出す。
段々と大降りになってきた雨で体は一瞬で濡れ、寒さが襲ってくる。
風邪ひきそう、とか思いながらも歩みは止めない。
疲れた。頭回んない。
駅までの道は憂鬱で、頭痛がひどくなってくる。
早く帰りたい。早く彼に会いたい。
その一心で歩き続ける。
疲れた。
思わず足を止める。
その途端。
強い目眩が、俺を襲った。
視界がぐらぐらして、平衡感覚が失われる。
怖くなって、どこか寄りかかれる場所を探そうと1歩踏み出した。それが間違いだった。
ぐらりと体が傾いた。
立っていられなくなって、バランスを失って前のめりになる。
転ぶ。
硬い地面の感触に身構えた、瞬間。
ぼすっ、と、思った以上に軽い音が鳴った。
暖かい。
…俺、死んだ?
恐る恐る目を開け、その先の光景に言葉を失う。
俺は、彼…げんぴょんに受け止められていた。
sm「げん、っ…?」
gn「わりー、遅くなったな。」
ぽんっと頭に手を置かれる。
gn「ほれ、風邪引くから。」
sm「え、」
げんぴょんは、俺に傘を手渡してきた。
そして、どこから出したのか、白いタオルで俺の頭をワシワシと拭いてくれた。
gn「寒い?」
sm「ん…」
gn「んじゃこれ着とけ。」
そう言って、自分の着ていたコートを羽織らせてくれる。
sm「げんぴょんが、寒いんじゃ……」
gn「俺はへーき。中も暖かいの着てるし。ほら、帰るぞ。」
げんぴょんは俺から傘を受け取ると、器用に2人の頭上にさして歩き出した。
sm「なんで…」
gn「だって、こんそめ全然電話出ねーんだもん。心配になって迎えに来たら、なんか転びかけてるし。危なっかしいなぁ、お前。」
sm「え、電話くれてたの、?」
gn「10回くらい。」
sm「嘘ッ……ごめん、」
gn「別にそれはいいけどぉ。なんで無理してんの。今も死にかけじゃん。」
sm「え、や……」
言葉が出てこない。
不意に、右手に暖かい感触が触れた。
思わずそっちを見ると、げんぴょんが手を握ってくれていた。
俺も握り返すと、さっきよりもげんぴょんの手の力が強まった気がした。
gn「無理すんな、っていっつも言ってるじゃん。なーんで言うこと聞かないかね〜。」
sm「ごめん……」
gn「頼ってよ、ちょっとは。」
少し寂しそうな言い方に、胸が痛くなる。
優しいなぁ、げんぴょんは。
自分も忙しいだろうに、俺の事まで気にかけてくれて。
sm「…げんぴょん、」
gn「んー?」
sm「………大好き。」
雨と通りの人の声にかき消されそうなほどに小さな声。
でも、げんぴょんにはちゃんと聞こえていたらしく。
gn「…俺も、大好きだよ。」
微笑みながら返してくれた。
げんぴょんの暖かい手を強く握りしめながら、駅までの道のりを歩く。
俺は幸せもんだと、改めて感じた。
おわりです。
短い…。
gnsmばっかりですみません。最推しCPなんです。
そして雨の日が題材のお話が多い。
書きやすいんですよね。かたよっちゃってすみません。
楽しんでいただけてたら幸いです。
では、また次のお話で。
おつあめー。
コメント
2件

めっちゃ最高です😭😭😭 自分もgnsm大好きなので嬉しいです🤍🤍