※この物語はフィクションであり、
実在の人物及び団体とは関係が御座いません。
「あの二人……付き合ってるのか?」
携帯をギュッと握り、
遠ざかる 明日美(あすみ)ちゃんと 甲斐(かい)を目で追う。
と――その時。
「そのゲームで……遊ンデハイケナイ」
不気味なぐらい細く長い影が僕の足元で揺らめいた。
「……えっ?」
驚いて声がした方を見ると、
謎の影は枯れ枝のような腕を伸ばし、
僕の肩に骨ばった長い 五指(ごし)を落とした。
「万が一にもプレイしてしまうと、あとで取り返しのつかない恐ろしいことが生ずる。これは、呪われたSNSゲームと噂される、『遊ンデハイケナイ』をプレイして、正気を失ったプロゲーマーが焼身自殺する直前に残した言葉です」
「……二ノ宮(にのみや)さん」
影の正体はゲームサークルの部長、 二ノ宮さんだった。
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