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こんにちは、みじんこです。

なんだかぴーんと思いついたので、

いきなりですが、花魁パロ始めます。

え?そんなに掛け持ちして大丈夫かって?

そんなもん知るか!

私の座右の銘は「欲望には忠実に」ですので!


それでは大丈夫という方のみお進みください。












昔々、それはそれは人気な愛らしい花魁がいました。

その花魁は珍しく、体は売らずに明るさと愛嬌だけで遊郭の№1となりました。

見目美しく、器量もいい花魁。

もちろん町の男たちは夢中でした。

お金持ちの商人や、お侍さんなど数々の男たちが言い寄ります。

けれども花魁は決してうなずきません。

なんと花魁は、恋をしたことがなかったのです。


これはそんな花魁、ルフィが恋を知るお話。











夜も深まり、家々に明かりがともるころ、その店は明るく輝く。

遊郭の街、吉原。

色香の漂うこの街に今日も元気な声が響く。












「おいコラルフィ!お前また勝手につまみ食いしたろ!」


厨房から怒声が響く。

板前のサンジが何やらお怒りのようだ。


「腹減ってたんだよー、別にちょっとぐらいいいだろー?」


そういってはつらつと笑う男がひとり。

彼の名前はルフィ。

今大人気の花魁だ。


「よくねぇよ!これはお客用だ!」

「お前にはさっき持ってったろ!」

「もう全部食べちまったぞ?」

「早すぎだろ!もっと味わえ!」


そうぎゃあぎゃあ言い合っていると、人影が一つ。


「もう、なんの騒ぎよー」

「あっ、ナミすわぁん!」


さすがに見かねたのか、呆れたように番頭のナミが様子を見に来た。


「玄関にまで聞こえてきたわよ!」

「もうすぐお客さんが来るんだから静かにしなさい!」

「す、すまねぇ」

「ほらアンタも!準備しなさい!」

「いへぇ!ナミ!ほっへひっぱんなよ!」

「うるさい!アンタは稼ぎ頭なんだからしっかりしてよね!」


頬をつかまれ部屋へとルフィが連行される。

いつも通りの光景に周りも活気づく。


この喧騒が、夜の始まりの合図。







「さぁ、よってらっしゃい、みてらっしゃい!」

「別嬪で器量よしの子がたくさんいるよー!」


今日も稼ごうと店前で、元気にナミが声かけをする。


「よぉ、ナミちゃん」

「あら、こんばんは!」

「今日も来てくださったんですね!」

「えぇ、どうしてもルフィ君と一杯やりたくて」

「だいじょうぶかな?」

「えぇ、今日は空いてますよ!」


今日もまた1人、花魁のとりことなった男がやってきた。

もちろん今を時めく花魁ルフィには、このようにファンが大勢いる。

中には悪質な者もいるが、この男はただただ楽しく過ごしたいという、

店側からしてもうれしい客だった。

ナミは内心太客の来店にホクホクだった。






「それじゃあ呼んでくるので少しお待ちくださいね!」


男を客室に通して、ルフィを呼びに行く。

さて、きちんと準備は済んだろうか。


「…ルフィ!お客さんよ!」

「あー、あと少し待ってくれ!あと紅だけなんだ!」

「ちょっとルフィ、動かないでちょうだい」


そこには、きれいに着飾り見違えたルフィと、化粧を施すロビンの姿があった。

毎度のことながら、その美しさにほれぼれする。

まぁ、私のほうがきれいだけど。

内心つぶやきながら支度が終わるのを待つ。


「はい、終わったわよ」

「ん!ありがとな、ロビン」

「ほら!終わったんならさっさと行きなさい!」

「菊の間よ!」

「おう!」





まだだろうか。

花魁の到着が待ち切らずに、そわそわと手酌で酒を進める男。

そこに。


「失礼します、ルフィ、参りました」

「おぉ、待ってたよ!」

「さぁ、早くお入り」

「はい」


中に入ってきたルフィは相変わらず美しかった。

美人は見慣れるということはないのだな、と実感した瞬間だ。


「今夜はわちきを選んでくださり、ありがとうございます」

「もうルフィ君、そんな堅苦しいのいいから早く飲もう!」

「…おう!」




さぁ、長い夜の始まり始まり。












なんかいきなりにしては上出来な気がする。

うん、なんかしっくりきました。

ルフィ君はわちきとか言わなそうですけど、言ってるところ想像すると、

こう、いいですよね…(すみません、何を言ってるんでしょうか)

礼儀正しいルフィ君もよい。



これは完全に気まぐれなんで更新が他のよりだいぶ遅れると思います。

なんで、気長にご覧下さい。


それではここまで読んでくださりありがとうございました!

またお会いしましょう!

ばいばい👋

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