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🐰side

翌日学校にて_

🐰『はぁ···』

昨日はヒョンと仲良くなれたのはいいんだけど

大事な友達作りを忘れていた···

もうほとんどグループが出来てしまっている

こりゃあ参った···

そんな事を思っていたら

いきなり周り女子達がざわめき出す

なんだろうと思い扉を見ると

🐣「あ!居た···!!」

🐣「グカぁ~!!」

と大きく手を振っているジミニヒョンの姿があった

とその後ろには

🐯【早く戻ろ~よ···ジミナぁ、】

気だるそうにジミニヒョンの肩に顎を乗せているテヒョンさんの姿もあった

🐣「だから、教室に居てもいいよって言ったじゃん、!」

🐯【やだ!ジミナと離れるのは嫌だ!!】

2人の痴話喧嘩が聞こえる···

ほぼカップルの会話だけど···

仕方なく立ち上がり

廊下向かい

🐣「!グカ~~!!」

と抱き着いてくる

はぁ···可愛いな。。

🐰『···2人とも声大きんですよ···、』

🐯【お前のクラス静かすぎ。】

🐰『”普通”ですよ”普通”!』

ジミニヒョンを抱き締めながら

どうでもいい言い合いをし

やっぱりテヒョンさん

無駄に警戒心が強い

🐯【ふんっ、】

とまた鼻を鳴らし

鼻鳴らすの好き過ぎだろ、

周りの女子達と話し始めた

ジミニヒョンはやれやれと言う呆れ顔で

その光景を見ている

🐰『わざわざ来てくれたんですねㅎ』

🐣「グカに会いたくて!」

えへへと頬をポリポリ掻いている

🐰『僕も会いたかったです。』

と今の気持ちを素直に伝えたら

🐣「···え っ?? /」

顔を真っ赤にさせるひょん

🐰『ん??···顔真っ赤ですよ??』

と頬に触れると

🐣「ぴょっ···!! /」

更に顔を真っ赤にさせる

🐰『あ···もしかして照れてます??ㅎ』

🐣「!?···ちっ、違うし~??」

と明日の方向を見るひょん

分かりやすいな~ㅎ

フサフサな金髪に触れ

🐣「ん···、!」

身体がビクン!と跳ねる

🐰『!』

🐰『···可愛いなぁ···ㅎ(ボソッ)』


🐣「え??、なんか言った??」

🐰『···え、?』

🐰『あっ···!、なんも言ってないです···!!』

しまった···油断した。

それと同時に自分の気持ちに驚いた

初めて男の人を可愛いと言った瞬間だった

そしてその時ある事を実感した···


もう口に出てしまうほど”好き”なんだと_。

🐣「あっ···もう鐘がなる、!」

ジミニヒョンの声で我に返った

僕は今何を考えてた??

🐰『そう···ですね、』

🐣「また昼休みも来るね!!、またね!」

また会える、!!

🐰『···はい!』


🐣「あ!いつまで話してんの、!行くよ!!」

🐯【は~い。】

とテヒョンさんの手を取り走り出すひょんの

後ろ姿は愛おしかった。







昼休み_

🐰『···。』

まぁ、話は戻るけど正直友達なんて要らないかと思いつつある。

ジミニヒョンだって居るし、

困るものは何も無い。


ただ1つ厄介なのは_

ジミニヒョンが卒業した後だ

間違いなく···ぼっち確定だ。

はぁ····どうしよう。

頭を悩ませていたら

👧🏻(···グク君···!)

🐰『あ、はい···??』

いきなり話し掛けれた

🐰『なんですか···??』

👧🏻(あ、えと···絵、上手なんだね···ㅎ)

と指を指すその矢先には先程頭を悩ませながら書いた

夕暮れの空のデッサンだった

🐰『···!』

🐰『ありが···とう??』

👧🏻(うん···とっても素敵、!もし良かったらなんだけど···)

👧🏻(そのデッサン貰えないかな、??)

🐰『···え??』

👧🏻(やっぱりだめだよね···ごめん、!)

🐰『いや···いいけど、』

🐰『こんな、絵でいいの??』

👧🏻(うん、!それがいいの···!!)

🐰『どうぞ。』

とわたすと

👧🏻(わぁ!!ありがとう···!!大事にするね!)

きゃっきゃっしている

そんな絵の何がいいのか僕には分からなかった

変わった子が居るもんだ。

そのまま視線を時計に向けると

もう昼休み終了時刻を指していた

🐰『···、』

結局ジミニヒョンは来なかった···






________________

🐣side

一方ジミナは_


🐣「絶対彼女だよ~~···!!!」

🐣「うわぁぁぁぁっ、!!」

えらい勘違いをしていた。

🐯【うるさい。ジミナ···】

🐯【ちょっと話してただけだろ??】

🐣「なんか紙渡してたんだよ!?」

🐣「絶対ラブレター!!」

🐯【今どきラブレター渡すやつなんかいないよ···】

🐣「分かんないでしょ、!」

🐯【だったら、ラブレターかも分からないじゃん】

🐯【ジミナは考えすぎなんだって···】


🐣「ううう···もう無理ぃ~···っ!」

🐯【全く···】

そう言って優しく背中をさすってくれる所

流石は親友って感じ。

🐣「恋って辛いよぉ~···」

と机に突っ伏していると

🐯【まともな恋したことないくせに何言ってんだか···】

と僕の顔を覗き込んで

片眉をくいっと上げた

むっ···なんだよっ、

🐣「ばか。バカテヒョンア···」

頭を起こし

ポカポカと殴ってたら

いきなり

🐯【···ジミナってさ、】

🐯【恋には臆病だよね。】

と偉そうに言ってきたから

さらに殴ってやった

🐯【痛いって···】

🐣「はぁ、お前に何が分かるんだよぉ~···」

殴るのやめ

また頭を机に突っ伏し

🐯【正直···俺はあいつに彼女はいないと思うよ】

🐣「はぁ、?」

🐯【どう考えても···ジミナが_はっ!】

そう言いかけた瞬間

何かに気づいた様子で

自分の口を手で押さえつけていた

やっべーと顔をしながら

🐣「僕が···何??」

🐯【いや??···お前が鈍感で助かったよ。】

🐣「は···??、なに···??気になるんだけど、」

🐯【まぁ、時期にわかるよ···】

と自分の机で寝始めた

なんなの···こいつ···






“初恋は男の子でした_”

第2話 終了







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