並木度馨×一ノ瀬四季
⚠注意⚠
かおしき
付き合ってる
モブ(女)が出てきます(かおモブ要素あり)
地雷さんはブラウザバックお願いします🙏
最初は馨さん視点ですが、途中から四季くん視点になります。
大丈夫な方はどーぞ!
あれから数日後。
四季くんとは話せていなかった。
多分、避けられているんだと思う。
「はぁ…」
仕事中も四季くんのことばかり考えてしまうし、特に最近はしっかりとした睡眠をとれていない。
久しぶりに四季くんと話だってしたいし、あの笑顔が見たい。
でも今はそんな状況じゃないと、自分が一番よく分かっている。
こんなことになったのは紛れもない僕のせいだから。
そんなことを考えていると、ドアのノック音が聞こえた。
コンコン
こんな時間に誰だろう。
あわよくば四季くんだったりしないかな…
ガチャッ
「馨さんっ!♡」
部屋に入ってきたのは四季くんでもなくて、あの女の子だった。
少し落胆しながらも用件を聞く。
「…僕に何か用かな。」
「えっと…馨さんに会いたくて!」
「…そっか。でも僕今から仕事しなきゃだから…」
出ていって、そう言おうとしたその時。
「も、モブ美ね、馨さんのことが好きなのっ!」
…。
「…気持ちは嬉しいよ。でも僕には恋人が居るから。」
「あと、もう僕には必要以上に関わらないでほしい。」
「な、なんで…!馨さん、モブ美のこと好きじゃないの…っ?!」
「…ごめんね」
勝手だって分かってるけれど、これ以上は相手をしきれない。
四季くんのためにも、僕のためにも。
「…やだ」
突然駆け寄ってきたかと思うと、僕に抱き着いてきた女の子。
「…!?」
「モブ美、馨さんのそばに居たいの…っ!」
女の子相手だから、力任せに振り払うわけにもいかないし、どうすればいいのか悩んでいると、僕の耳に聞こえるはずのない声が聞こえた。
「かおる、さん…」
__え?
反射的に声が聞こえた方へ振り返る。
僕の視界に映ったのは、こちらを驚いた顔で見つめる四季くんの姿だった。
【四季視点】
あの日以来、馨さんとは何も話していない。
いや、俺が馨さんを避けているから、何も話せていないと言った方が正しいのだろうか。
『昨日のことで話したいことがあって…』
確か馨さん、あの時そう言ってたよな…
ホントはまだ心の整理がついていなかった。
それに今、馨さんと顔を合わせてしまうと、今度こそ泣いてしまうかもしれない。
正直、馨さんと話すのが怖い。
馨さんはもう俺に幻滅してるんじゃないか、俺のことなんか嫌いなんじゃないか。
そんなことばかり考えてしまう。
それでも、馨さんときちんと話さなきゃ。
そう思う一心に、馨さんの部屋に向かった。
久しぶりに来たな、馨さんの部屋…
緊張で高鳴る心臓を抑えながら、ドアをノックしようとしたその時。
「〜〜!」
「〜〜、〜〜。」
部屋の中から何か話し声が聞こえた。
…?
てか、この声って…
とりあえず入るか…
ガチャッ
「…え?」
俺の目に飛び込んできたのは、衝撃的なシーンだった。
間違いであってほしかった。
間違いだと言ってほしかった。
馨さんの部屋で_あの女と馨さんが抱き合っていた。
俺は、2人の姿に身動きが取れなくなってしまった。
覚悟していたのに、分かっていたのに。
ショックが大きすぎて鼓動が乱れる。
「かおる、さん…」
俺はそう無意識に、何よりも大好きだった人の名前を呟いていた。
どーも、しもんです!
最後まで読んでくれてありがとうございます!
それではまた👋👋
コメント
13件
うわー!こっち見たつもりだったよ~(;_;)ごめん!モブ女野郎恋人がいる馨さんにハグするとか許せない!!コテンパンにしてやるー!🤛ヽ(`Д´)ノ
ほわぁー!!めっちゃ最高です、、!続きが楽しみすぎて夜眠れない、、、
こうゆう系大好きですっ💞‼️一旦ゴメンだけど四季くんが可哀想になってそっから良くなっていくパティーンだったら嬉しい‼️‼️