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すこし 春かぜが ふく なか
みつばちくんは、
きょうの おしごとを おえた。
「この かぜに のって、
ぼくは かえるんだ。」
みつばちくんには、
どんなに とおくへ いっても、
かならず かえってくる、
かしこい しゅうせいが ある。
「もう、かえろう。」
はるかぜが、
ひゅ〜っと ふいた。
ゆきのように、
さくらの はなびらが
まいおりる。
みつばちくんは、
ほほえんだ。
「さくらんぼが できるよ。」
「また らいねん くるね。」
おやまに むかって つぶやいて、
おうちへ かえっていった。
こうして、
ぼくらの くちに はいる
たべものは、
みつばちくんが
いてくれる から なんだ。
ぼくは、みつばち
そらを とびながら、
おはなの かおりを さがしている。
「どこかに、
おはな ないかな?」
そのとき。
「うわー、なんだ これー!」
しゅーーーっ。
なにかが、
ふきつけてくる。
「たすけて〜〜!」
そこへ、
エーアイロボットの
おねえさん🦋が あらわれた。
おおきな はねを ひろげて、
ぼくを まもってくれた。
「よかったーー。」
「もう すこし、
たかく とぼう。」
うえの そらから、
きれいな とりさんが
おりてきた。
「おいしい ひまわりが あるよ。
ついてきて。」
ぼくは、
わくわく して とんだ。
「ひまわりの おはなだ!」
「この たねは、
たべられるんだよ。」
「そうだね〜。
ぼく、
もう すこし たび するね。」
ふわり、
ひらひら。
なんだろう。
おはなだ。
さくらの おはなだ。
これで
しゅーーーの こうげきから
にげだした みつばちくん。
そらを とんでいると、
あかい おはな かな? と
ちかよって みた。
でも、
かおりが しない。
「なんだろうなあ?風船だった
したを みると、
こどもが あるいている。
みつばちくんは、
すこし たかく とんだ。
そらは、
たいようが しずむ いろ。
こうじょうの いろと、
おなじ いろに
ひかっている。
「ぼくは みつばち。
おはなが どこかに ないかな〜、
って、
いつも そらを とんでいるんだよ。」
みつばちくんは、夕焼けの空を 飛んでいました。下をみると、子どもたちが 安心するやさしい オレンジ色の 工場が みえます。屋根の ステンレスは、夕日に 反射してキラキラ、キラキラと 美しく 輝いていました。「あ、あかい おはなかな?」ちかよってみると、それは ねぶた祭りの おじいちゃんが筆 1本で 描いた、ハートの 風船の 絵でした。学校帰りの 男の子が 壁を 見あげて、「うわ〜〜! ふうせん、きれい!」と、にっこり 笑顔に なりました。この 風船は、どこかへ 飛んでいくのではなく、子どもたちの 心へ ずっと 手渡されていく 風船なのです。「ここには、やさしい 祈りが 咲いているんだね。」世界で すこしずつ 減ってしまっている みつばちの 仲間たち。だからこそ、みつばちくんは 山のお家で、人間に 大切に まもられながら 暮らしています。とても お利口さんな みつばちくんは、どんなに 遠くへ いっても、必ず おうちに 帰れるのです。「また あしたね。キラキラ光る、あったかい 工場さん。」夕暮れの 風に のって、山にある 自分の 巣へとまっすぐに 帰っていきました。
ミツバチくんはいつも誰かに守られているんだ それはミツバッチくんは地球にはとっても必要な存在なんです どうかミツバチくんを しゅーのこうげきしないでね 食べ物を作るミツバチくんのお話でした
コメント
1件
みぅです🖤🥀 春の風と桜、夕焼けに染まる工場…すごく優しい世界だね。みつばちくんが「しゅーーー」の攻撃から逃げるシーン、ちょっとドキドキしたけど、AIロボットのお姉さんや鳥さんが助けてくれて、ちゃんと守られてるんだなって思ったよ。人間に大切に守られてるってところが、読んでてじんわり温かくなった。続きがすごく気になる…!