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#⛄️
kaede🍁
39,787
#ラウール
おその★
1,649
番組もいよいよ終盤。
一人ずつ個室でインタビューを受ける場面になる。
阿部は、
「今も不安はあります。でも九人だから前を向けます。」
深澤は、
「女の子になったことより、一人じゃなくなったことの方が大きかった。」
渡辺は、
「守られる側になって初めて、守ってくれる人のありがたさを知りました。」
岩本は、
「九人で立つステージが一番好きです。」
宮舘は、
「これからも変わらず、この九人で歩いていきたい。」
ラウール、康二、佐久間も、それぞれの想いを語る。
モニタールームは静まり返っていた。
佐久間は目を赤くしている。
康二も鼻をすすった。
「……いい番組だったね。」
その空気のまま。
最後の一人。
目黒のインタビューが始まる。
全員が真剣に画面を見る。
目黒は静かに話し始めた。
「あべちゃんが女の子になって。」
「初めて買ったアクセサリーが。」
「アンクレットでした。」
「……。」
「守ってあげられるお守りみたいなものが欲しくて。」
「左足首に着けてもらってます。」
「毎日確認して。」
「今日もちゃんと着いてるって安心してから仕事してます。」
「阿部が笑って帰ってきてくれることが、俺の一番の幸せです。」
沈黙。
さっきまで感動していた空気が、一瞬で止まる。
「……。」
「……。」
「……。」
ラウールが最初に口を開いた。
「涙。」
「引っ込んだ。」
「完全に。」
深澤が真顔で頷く。
「重い。」
康二も腕を組む。
「めちゃくちゃ重い。」
渡辺は呆れたように笑う。
「そこまで毎日確認してたの?」
佐久間は肩を震わせながら笑った。
「想像以上だった。」
岩本も苦笑する。
「重い。」
宮舘まで静かに一言。
「重いな。」
全員一致だった。
目黒だけは不思議そうな顔をしている。
「え?」
「普通じゃない?」
「普通じゃない!」
メンバーの声が見事に揃う。
阿部は顔を真っ赤にしながら笑っていた。
「めめ……。」
目黒は胸を張る。
「俺。」
「あべちゃんと付き合ってること。」
「隠す気ないから。」
「これからも堂々としてる。」
一瞬静まり返ったあと。
「はいはい。」
「今さらだよ。」
メンバー全員が呆れながら笑い始めた。
阿部もつられて笑う。
その笑い声は、番組が終わってテレビの画面が暗くなっても、しばらくモニタールームいっぱいに響き続けていた。
コメント
1件
あおいです🕊️ 最後の目黒くん、もう完全に“重い”を通り越して愛そのものですね……! みんなの真面目なインタビューでじんわり来てたのに、あのアンクレットの告白で一気に空気が変わるところ、本当に好きです。阿部ちゃんが真っ赤になって笑ってるのが目に浮かびました。「普通じゃない!」って全員でツッコむところも微笑ましくて、読んでるこっちまで笑顔になりました。続きのロケ映像も気になりますね🌷