テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
朝の空気は少しひんやりしていて、でも四人で並んで歩くと不思議とあったかい。
「眠くない?」
「〇〇の方が眠そう」
「顔に出てるよ」
そんなことを言われて、〇〇は小さく笑う。
校門が見えてきて、自然と歩くスピードがゆっくりになる。
この時間が、四人とも好きだった。
昇降口に着くと、いつもの流れ。
「じゃ、またあとで」
「昼、顔出すから」
「無事に生きて」
「ばいばーい」
〇〇は三人に手を振って、自分の教室へ。
もと、ひろ、りょかもそれぞれのクラスに消えていく。
――少しだけ、胸がきゅっとした。
午前の授業が終わり、チャイムが鳴る。
〇〇は席を立って、廊下に出たところで声をかけられた。
「〇〇ちゃんだよね?」
振り返ると、知らない先輩。
優しそうに笑っていて、ちょっと緊張する。
「この前の委員会の資料、助かったよ」
「あ、いえ……」
少し話しているうちに、緊張も解けて、〇〇は自然と笑っていた。
――その頃。
「……あれ」
ひろが立ち止まる。
廊下の向こう。
〇〇が、先輩と話してる。
しかも、近い。
しかも、笑ってる。
「……へえ」
もとの声が低い。
「……楽しそうだね」
りょかは静かだけど、視線が鋭い。
三人は何も言わず、その場を離れた。
放課後。
「ねえ、今日どうしたの?」
〇〇が聞いても、三人は曖昧に笑うだけ。
家に着いて、玄関のドアが閉まった瞬間。
「……〇〇」
もとが名前を呼ぶ。
振り向いた瞬間、三人に囲まれた。
「今日さ」
ひろが一歩近づいて、〇〇の耳元に顔を寄せる。
「楽しそうだったね」
低い声。
息がかかって、〇〇の肩が小さく跳ねる。
「え……?」
「先輩」
今度はりょかが反対側の耳元で囁く。
「俺たち以外と、あんな顔するんだって」
「ち、違……」
「違わないよ」
もとが後ろから、そっと抱きしめる。
耳元で、静かに。
「……嫉妬した」
その一言で、〇〇の胸がどきっと鳴る。
「拗ねた」
ひろがさらに近くで囁く。
「すごく」
「〇〇はさ」
りょかが優しく、でも逃げ道を塞ぐ距離で。
「俺たちの大事な人なんだよ」
声が近すぎて、〇〇は何も言えなくなる。
「……ごめん……」
そう言うと、三人の空気が少しだけ緩んだ。
「怒ってない」
もとが耳元で小さく言う。
「ただ、不安になっただけ」
「だから」
ひろが、こつんと額を合わせて。
「ちょっと確認させて」
頬に、軽く、やさしいちゅー。
すぐに離れるのに、心臓だけがうるさい。
「好き?」
りょかが耳元で囁く。
「……好き」
「誰が?」
もと。
「……三人とも」
その答えに、三人は小さく笑った。
「それならいい」
「それで十分」
「次は呼んでね」
ぎゅっと、優しく抱きしめられる。
耳元で、最後に囁かれた。
「〇〇、可愛いから」
「自覚して」
「俺たちが一番だから」
〇〇は顔を埋めて、小さく頷いた。
――こんなふうに大切にされるなら、
――少しの嫉妬も、全部愛しい。
うん。うん。うん?まいっか。
で話変わるけどちゃんみなさんのNeverGrowUpめっちゃおすすめ!ずーーーーっと流してる。ミセスなら最近speakingとかキコリ時計がお気に!リクエストじゃんじゃんね?
コメント
10件
私もspeaking大好きです!あと我逢人とナニヲナニヲも好き、、
リクエストだけどミセスの誰かが⚪︎⚪︎のことをベットで床ドンしてキスしたりイチャイチャしてたら他のメンバーはどんな反応をするのかがみたいです!1人づつ見たいです! わがまま🙇
リクエスト答えてくれてありがとう! これからもたくさんリクエストするからよろしくー!!!!