テラーノベル
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俺は濡れた手で小柳君の後ろを解しはじめる
小さく丸まる背中にキスをしながら、また彼の右脚を持ち上げた
そして解れたそこへ体を捩じ込んだ
「‥‥んっ!‥‥あ‥‥あぁっ‥‥ぅ」
「良いですか?‥‥小柳君‥‥」
「んっ‥‥いい‥‥いっ‥‥んぁっ‥‥」
「俺が記憶無くなる前と今‥‥どっちが気持ちいいです?」
「んなのっ‥‥どっちも一緒っ‥‥」
「今の方が気持ちいいって言ってくれないと拗ねちゃうかも」
俺が記憶を無くす前
お互いに惹かれあい、付き合い始めたらしい
そして俺が記憶を無くしてから‥‥
小柳君はただ俺の側にいてくれた
何年も‥‥‥‥
そんな彼のことが気になり目が離せなくなった
そして今度は俺からアプローチをする
俺達がまた付き合う様になってから記憶がなくなる前付き合っていた話を聞いた
また同じ人を好きになるのは運命なんじゃない?
って俺が真面目に言ったら彼は笑っていた
どこか切なそうに‥‥
俺も小柳君のために記憶が戻れば良いと願った
でも現実は甘くなかった
だから俺は時折記憶が無くなったフリして冗談を彼に言った
でもその度に小柳君は少し不安気に笑っている
まだ彼の中で俺の知らない俺の事も大事なのだろう
だから記憶が無くなるフリはしても、記憶が戻ったフリはした事がない
だってそれは‥‥
小柳君をがっかりさせてしまうから
「あっ‥‥星導っ!‥‥あぁっ!」
「ん?もういきそうです?」
「んっ、も‥‥ダメっ‥‥」
「俺も‥‥限界ですっ‥‥」
小柳君の身体をしっかりと抱き止め、激しく腰を打ち付ける
彼の握りしめるシーツが一斉に無数のシワを刻んだ
「あぁっ!あっ‥‥やっ‥‥いくっ!」
「小柳君っ‥‥っ‥‥!」
抱き潰してしまいそうな程の腕の力で小柳君を抱きしめる
そして全てが出きり、彼のうなじに顔を埋めていると小柳君が俺の腕を叩いた
「‥‥っ‥‥苦しっ‥‥」
「あ、ごめん‥‥」
そっと力を抜き顔を覗き込む
眉を顰め、口を開き呼吸をしている
まだ苦しそうなのに‥‥
俺は小柳君の顎を指先で掬い、こちらを向かせた
「‥‥っ星導‥‥」
「苦しかった?」
そう問いながら唇を重ねる
「っ!‥‥んっ、むぁ‥‥やっ‥‥」
「‥‥‥‥ごめんなさい、つい」
「‥‥『つい』で俺を殺す気かよ」
「白狼なんだからそんなに簡単に死なないでしょ?」
「じゃあ今度はその前にお前の喉元掻っ切ってやるからな」
「俺、小柳君の上で腹上死って事?」
「お望みならな」
「やめて下さいよ。そんな怖い事」
「それならお前が気を付けろよ。まったく、また風呂に入らねーと‥‥」
「朝に入りませんか?」
「嫌だよ。こんなになってんのに」
小柳君はベッドから出ると新しいシーツを取り、俺に放り投げた
「お前はシーツ変えてから風呂場に来い」
「えぇっ?‥‥面倒くさいなぁ」
「お前が‥‥」
「分かってます!終わったら行きますから!」
小柳君って大雑把に見えて綺麗好きだから
また怒られる前にシーツを取り替えて風呂場に向かわないと
明日は朝が早いしね
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コメント
2件
/ この2人は運命すぎる でも るべ が記憶喪失で こや が記憶残ってるのってなんか切なくて好きすぎる!るべ の言葉 こや をわかってそうで好き 続き楽しみです✨️