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山富士女史は、「月刊 変態」の看板モデルが黒木夫人だった事を知り、又もや面白く無かった。彼女は40代であり、雑誌の熟女モデルの方に申し込んだが落選した。
（なにさ、若きゃイイって、もんじゃ無いわよ!）しかし、落選の返答は「年代なりのパワーを発揮した容姿で申しこんで下さい」とあった。山富士は、あき竹城という女優に少し似ており、さらにおばさんぽくした感じだ。
一方で黒木夫人のほうは、未だにモデルに復帰しないかと声がかかっている。
黒木夫人は亜漕夫妻と一緒に、アンドレの事を満腹寺の大僧正にお詫びに行った。
大僧正は黒木夫人を見て、鼻の下を伸ばし、「あんなオトコには、あんたは勿体ない。」と言った。
黒木夫人は亜漕と、金隠氏が、ぶっ飛ぶ様な事を言った。「大僧正って素敵ねえ…」アブラぎったタヌキ和尚をそう言ったのは彼女だけだ。
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