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おその★
2,302
前作のお試し💛💙の続き🔞
💛side.
ずっと翔太が好きだった。
最初は凄い怖い先輩がいる、と噂で聞いていて、いざ会ってみればタップダンスしながらめちゃくちゃ睨んできたのが翔太だった。
怖い、というより、面白い、が第一印象だった。
俺から話しかけて、段々と仲良くなって、今では同じグループにもなって。
いつからなんて自分でも気付かなかったほど、いつの間にか翔太のことを目で追っていた。
生意気だった翔太は、相変わらず生意気だけれど、たまに見せるお兄ちゃんらしいところや、それとは逆に子どもっぽいところもあって。
美容にも力をいれてるおかげか、歳を重ねても逆に段々と綺麗にもなってる。
そして何より、かわいいのだ。
でも俺は男で、翔太も男。
告白なんてする気もなかったし、一緒のメンバーとして近くに居られればそれでよかった。
という俺の必死にひた隠しにしていた思いを、欲望を、翔太はアホみたいにのほほんと崩してきた。
「て、訳でさ。付き合ってくんねぇ?照」
一時の間。
なんか変なこと話し始めたと思ったら急展開。
今コイツ、なんて言った?
頭の中をフル回転させて、翔太が話し始めたことを振り返る。
翔太の友だちが成り行きで男に抱かれて、しぬほど気持ちよかったらしく、試せば?と煽られて、プライドに負けて興味が勝ったと。
……はぁ?!
いやいや待て。
なんで俺…。嬉しい、けど、なんで?
いやでも他のメンバーにコレを相談している翔太も、相談してOKを貰えた場合、抱かれる翔太も見たくない。無理だ。
考えただけで嫉妬で死にそうになる。
一呼吸置いて、色々聞いてみることにしたが、結局一番聞き入れそうなのが俺だと翔太が言った。
激しい方がより気持ち良さそうだし?なんて言われて、我慢できる訳もなく。
俺に激しく犯されたいって言ってるようなものだろ。
せっかく人が、我慢してるっていうのに。
堪らずに翔太の手を引いて、キスをすれば真っ赤になって。
煽ったくせに、なんだそれ、なんて。
このご褒美のようなとんでもない棚ぼたを、NOなんて言うはずもなく、俺はしっかりと翔太をいただいた。
それはもう夢のように気持ちよくて。
俺のを見て驚く翔太も、指で善がる翔太も、俺の下で散々泣き喚いて気持ちよさで喘ぐ翔太も、堪らなかった。
心が満たされるとはこういう事かと初めて知った。
だから翌日、翔太の膝に寝転がる弟、康二にすら嫉妬した。
例えアレが翔太のお試しだったとしても、手を出したのは俺だ。
俺のものに触られてる、というのが凄く嫌で。
それに対して翔太は当たり前のように「めんどくせぇ」と返してきた。
でも、その目は仕方ないという諦めも含まれていて。
だって俺がこんな性格だってこと、翔太は知ってるから。
拗ねてる俺にフッと笑いかけて、飯行くかなんて宥めるように言って。
こういう時、歳上なんだよなと感じてしまう。
その余裕すら、また崩したくなる。
「───で?お前は俺とどうなりたいわけ?」
ストレートもストレート。
焼き鳥を歯で噛んで、串から外しながら咀嚼する翔太が真顔で聞いてきた。
ド直球すぎるだろ、と思いながらも、俺も食事を進めながら、率直な気持ちを言葉にした。
「付き合って欲しいかな」
「ひゃははは!マジかお前!」
「だって俺、翔太のことずっと好きだったし」
「………は? 」
笑って食べてた翔太の顔が止まる。
あ、多分いま色々処理してんだろなってくらいフリーズして。
俺はそのままモグモグと食べながら翔太と目が合うまで待った。
少しして、ぎこちなく動いた翔太と目が合えば、途端に顔を真っ赤にした。
なにそれ、なんだその反応。
思わず口角が上がってしまって、隠すように手で覆った。
「え…と、その、好きってのは…」
「ちゃんと恋愛の意味だよ」
「おぉ…マジか」
「うん。あ、これおいひぃ!翔太これ!食べてみてよ」
「お前、いま俺に告白してんだぞ…」
はぁ、と溜め息を吐きながらも、食べる手がまた進んでいく。
結局なぁなぁに流された俺の告白は、とりあえず再度聞かないことにした。
「あ〜満腹!!満足!眠ぃ!」
夜風が冷たくて気持ちいい。
飲み屋街をふたりで歩きながら、うんと伸びをした翔太がご満悦で叫ぶ。
昨日の今ごろ、俺らSEXしてたんだよなぁと思うと不思議な感覚だ。
未だに夢だとすら思えるのに。
隣を歩く、俺より背の低い翔太を歩きながら見下ろす。
その薄い唇とキスして、その声が喘いで、小さな手で俺のを触って、華奢な身体を貫いて。
ひとつひとつ思い出せば、再熱するのはいとも簡単。
好きな人を抱けたのだ。
一度だけだなんて、そんな惜しいことしたくなかった。
「ねぇ翔太、いまお腹満たされて幸せでしょ?」
「へ?ぁ、うん」
「眠気もあって、身体的に気持ちいい状態でしょ?」
「なに…怖いんだけど」
翔太が自分の体を抱きしめるように身を竦めて、俺から少し離れる。
その距離を縮めるように、店と店の間の狭い路地裏へと押し込んだ。
「ちょ、照…!?なに…ッん…!!!」
両腕を壁に押し当てて、暗闇の中キスをした。
びくんと大きく跳ねた体が強ばって、震えてる。
抵抗するのも無駄だと思ってるのか、意外にも翔太はすんなり受け入れて、舌で歯をなぞればその奥をゆっくりと開いてくれた。
舌先を進めれば、くちゅ、と唾液混じりの水音が耳に響く。
「ん…ン、あ、ッ、ふ…んン…ッ」
「ッ…は、えろ……」
唇を離すと、涎を垂らして蕩けた目をしてる翔太がおれを見上げてる。
こんなん、我慢しろって方が無理。
だって先に手を出せと言ったのは翔太だ。
タガを外した責任くらい取って欲しい。
押さえつけた手をまだ離さないまま、鼻先を擦り寄せて、息が上がった翔太を誘ってみた。
「───ね、翔太、もっかいシよ?」
「ゃ、だッ!!離せ!!!昨日の今日じゃ無理!」
「時間あけたらいいの?」
「~~~~違う!!!昨日のは体験したかっただけで…ッ」
「俺の気持ち知ってそれ言える?」
「……ッ悪かったよ…。でも、ヤダ…あんな気持ちいいの…俺、壊れる…」
ぎゅう、と目を強く瞑って、俺から顔を逸らした翔太が恥ずかしそうに小声で呟いた。
とんでもない爆弾が投下されたんですけれど。
天然も天然、よく今まで俺が我慢できたなというくらいにかわいすぎる。
手を解いて翔太ごと抱きしめた。
翔太の腹に俺のが当たるのを感じたのか、腕の中で暴れる翔太が余計にかわいくて。
逃げないでよ。
警戒もせずに檻に近づいて、自ら捕われたのは翔太の方。
アレがお試しだって言うなら、もっとお試ししようよ。
俺を好きになってくれるまで、ひたすらぶっ壊したいという加虐心まで湧いてくる。
「翔太、俺にもお試しさせてよ。翔太は興味本位で俺に抱かれたかったんでしょ?それに俺は付き合ってあげただけ。だったら俺は、翔太が好きだから抱いてみたい」
「抱いたじゃん…」
「気持ちの違いでしょ。ただお試しに付き合ったSEXと、好きな人を好きだと言ってSEXすんのじゃまた気持ちよさも、気持ちよく出来んのも違うと思うけど?」
試してみたくない?
未知の経験をしたい翔太は、気になるはず。
本当に違うのかどうか、試したくなるはず。
腕の中、翔太がモゾモゾと動いて、俺の服の裾を引っ張った。
本当に単純すぎて、逆に怖くなるくらい。
警戒心をもう少し持って欲しい、とも思うが、コレはコレで好都合だ。
おずおずと俺を見上げた翔太が、唇を尖らせてぼそりと呟いた。
「い……1回だけな…」
翔太の手を引いて俺の家に足早に帰って、とりあえず風呂を沸かした。
速攻ヤラれるとでも思ってたのか、玄関に入るなりガチガチに緊張していた翔太が拍子抜けしていて。
期待してた?なんて聞けば、耳まで真っ赤にしてギャンギャン吠えるのもまたかわいくて仕方ない。
ソファーに座らせた翔太に待ってて、と声をかけて風呂を沸かしに行って、戻ってくるとソファーの上で膝を抱えていた。
落ち着かないのだろう。
警戒した猫のように、俺が動く度にビクビクしてる。
そんな様子にフッと俺が笑うと、なんだよ、と睨んできた。
しばらくしてお風呂が沸いたメロディが鳴る。
膝を抱えたままの翔太をそのまま抱き抱えた。
びっくりした翔太が咄嗟に俺の首に腕を巻き付けてきたから、愛らしくて額にキスを落とした。
「え…なに、一緒に入んの」
「風呂なんてライブとかでも一緒に入ってんじゃん」
「そ…だけど…」
風呂場について、翔太を降ろして服を脱ぐ。
俺が1枚1枚剥いでいく姿に、翔太の喉が鳴った。
モジモジして中々脱ごうとしない翔太のシャツに手をかけると、脱ぐから…と恥ずかしそうに手を止められた。
俺に見られるのが嫌なのか、先入っててと促されて、仕方なく先に浴室へ。
頭を洗っていると、ガチャっとドアが開く音がして、俺の後ろに翔太が立っていた。
シャワーを向けてあげると、目を閉じてお湯の心地良さに肩の力が抜けるのが分かった。
「翔太…」
そっと後ろから抱きしめて、細く滑らかなその肌に手を滑らせた。
真っ白な肌と、割と筋肉質な身体。
だけど細くて小さくて、簡単に折れそうで。
首に添えた手で後ろを振り向かせると、少し目が潤んでいた。
唇を近づけて、ゆっくりと重ねる。
柔らかくて薄い唇を舌で舐めて、重ねて、また舐めて。
シャワーの熱と、荒くなっていく息に、目の前のガラスが曇っていく。
息苦しくなってシャワーを止めて、水滴の滴る身体に下半身が疼いた。
空いた方の手で翔太のモノを握れば、腕の中で翔太の背中がしなる。
「あッ、照ダメッ…!!!や…ッ!!扱かないで…ッッ」
「翔太の震えててかわいいね。すぐイきそうじゃん」
俺のより小さいモノが、俺の手のひらに収まって、手の中で扱かれて張り詰める。
俺の腕に爪を立てた翔太が、舌を出しながらヤダ、なんて言うから、その舌ごと吸い取った。
口の中を犯しながら下も扱いてあげた。
前にも後ろにも快感を逃せない翔太が、キスをしながらボロボロに涙を零してた。
俺の方がそれだけでイきそうになるくらいエロくて。
「あ゛ッ、ぁ゛あ゛ッ!!!出る…ッ!!照離して…ッ!!!」
「いいよ、イッて」
「や…だッ、んぁ゛あ゛!!!ぁ゛…ひ…ッ、ッ!!!」
勢いよく精液が壁に飛ぶ。
ガクガクと痙攣しながら虚ろな目をしてる翔太にもう一度キスをして、余韻に浸らせる間もなく、そのまま後孔へと指を這わせた。
割れ目を何度か擦って、ひくつく蕾へと中指を押し込む。
昨日抱いたからか、まだ柔らかくて、すぐに飲み込んだ。
そのまま奥へと進んで、くちくちと動かせば、余韻が抜けない翔太がまた喘いで。
「ぃ、いま、イった…!!まって…ッ、息…」
「待たない。俺も早く翔太の中に挿れたい」
「…っ、ここでヤんの…?」
「ん…翔太、手ついて」
鏡の前に手をつかせて、腰を上げさせる。
割れ目に沿って、ぬるぬると自身のモノを擦り付ければ、キュッと力が入って。
指の腹で広げれば、卑猥な光景が広がる。
風呂場という場所も相まって、余計に扇情的に感じるのだろう。
痛いくらいに張り詰めたものをグッと入口に押し当てた。
「あ゛、ぁ゛ッ!!!ん…ッッ!!!は…苦し…ッ照…」
「力抜いて翔太…大丈夫だから」
「ん゛ァぁ゛ッ!!胸ッ、いまダメ、は…ァ゛…ッ!!!」
体勢的にキツいのか、昨日すんなり入ったソコは半分ほどでぎゅうぎゅうに締め付けてくる。
力を抜くために両手でピンと張った胸を弄れば中が蠢いて、それに合わせてゆっくりと押し進めていく。
全部が入った頃には翔太はまたイッていた。
声も出ないくらいのか、はくはくと息を必死に吸って。
中が狭く、気を抜けば俺もイきそうになるくらいだ。
でも、また繋がれてる。
翔太と、好きな相手と繋がってる。
それが何より満たされていく。
「は…ぁ、照…ッ、ま、て…動かないで…ッ」
「ッ…翔太の中キツ…力抜けない?」
「体勢…キツいんだって…ッ、ばか!」
「悪態つく余裕あるじゃん」
「ぅあ゛!!?ゃ、ッあ゛!あァ゛、ひッ、んぁ゛ッ!!!」
ゆるゆると動かせば、中が絡みつくように滑り出す。
そのまま腰を掴んで思いきり奥を突けば、仰け反った翔太が身体を跳ねさせて。
余裕なんてとっくに無い。
優しくしたい気持ちと、激しく抱いて壊したい気持ちがせめぎ合う。
昨日は言えなかった気持ちが乗るだけで、こんなにも興奮度が違うのかと思うほど気持ちいい。
「は…ッ、翔太…好き。好きだよ。翔太は?気持ちいい?」
「ぁ、ん゛…ッ!ひ、かるッ…激し…んぁあ゛ッ!!」
「翔太、俺だけ見てよ…ッ」
「ぁ゛ッ!!!だめ、イく…あ゛ッ…ッッ!!!」
曇った鏡に翔太の指が滑って、ほんの少しだけ翔太の顔が映る。
普段の端正な顔立ちが崩れて、眉根が下がって目を真っ赤にして、口端からはヨダレが伝う。
とろとろになった顔は、いま俺しか見れない顔。
俺のせいで、翔太の顔が蕩けてると思うと、ゾクゾクとした優越感に浸れた。
遅れて中へと射精すると、その熱にまた翔太の身体が小さく痙攣して。
身震いしながら中の壁に擦り付けるように腰を揺らして、落ち着いたところでゆっくりとモノを抜いた。
「ぁん゛…ッ」
イきすぎて敏感になってるのだろう。
抜いただけで、かわいい声が漏れて、またすぐに熱が再燃する。
崩れ落ちそうになった翔太の身体を支えて、振り返らせて抱きしめた。
開きっぱなしの唇に触れるだけのキスをしただけでも、身を捩って「やだ」と小さく呟いて。
このまま唇を貪れば、多分また翔太はイッてしまう。
さすがに飛ばれるにはまだ早いので、笑いながら唇を離した。
「気持ちよかった?」
「も…激しすぎ…。ちょっとは加減しろって…」
「翔太がかわいすぎて、つい」
「腹に擦り付けんな!もうしない!湯船に浸からせろ!!」
抱きしめたまま、まだ収まらない自身のモノが、翔太の腹に当たってる。
それに怒った翔太だったが、足が震えて動けないと俺に抱っこをせがんできて。
そんな姿も愛らしくて堪らないというのに。
シャワーでべたべたになった体をサッと流して、中に注いだ精液を掻き出すように後処理をする。
それですら恥ずかしいようで、俺の腕の中で、俺の胸に額を擦り付けながら身悶えてる翔太が小さく声を漏らす。
このまま貫いて揺さぶりたい欲を抑えて、翔太を抱えて風呂に浸かった。
ちょうどいい温度が、運動直後の体に染みていく。
俺の胸に背中を預けて、一息ついた翔太がウトウトしている。
お腹も心も性欲も満たされて、一番心地いい時間だ。
だけど、俺のはまだ収まってないし、なんなら終わる気は毛頭ない。
後ろからそっと手を回して、翔太の腹を撫でた。
落ちかけていた翔太の顔がぴくりと反応して、眉根がグッと寄る。
「…触んな」
「翔太…もっかいだけ」
「無理。もう眠い」
「じゃあ勝手に弄らせて」
「アホか!1回だけっつったろ!」
そんなかわいい口約束、俺が本気で守るとでも思ってるんだろうか。
翔太の首筋に唇を落として下へとなぞっていく。
ぴくぴくと小刻みに反応するたびに、水面が揺れる。
耳や肩が赤くなっているのは、俺に対する反応か、のぼせ始めているのか。
ちゅう、と肩口に吸い付くと、ほんのりとキスマークがついた。
所有印のようで、満たされる気持ちになる。
それを指先で撫でると、翔太が慌てて首裏を手で隠してきた。
「え!?もしかして付けた…!?」
「付けた」
「バカなの!?」
「さっきからバカだのアホだの、俺の事なんだと思ってんの」
「……でっけぇ犬」
「ねーえ!なにそれ」
ムカついて翔太の腹に回した腕を締め付けて、キスマークを付けたところにわざとらしくガブガブと甘く噛み付いた。
翔太が笑って、ほら犬じゃねぇか、なんて言って、後ろに反るように伸びてきた手が俺の髪の毛をわしゃわしゃと撫でた。
反った腰も、反ったことで突き出された胸も、白い肌に弾ける水滴も、全部綺麗で。
我慢出来ずに両胸を揉むように手のひらを当てた。
「んぁッ!!?」
バシャッと水が揺れて、笑ってた翔太の背中が丸まった。
俺の手の甲に手を重ねて、離せと引っ掻いてくる。
お構いなしに指の腹で乳首を挟んで、きゅうっと優しく抓りあげると、甘い吐息と声が風呂場に反響した。
こんなにかわいいのに1回で終われだなんて、無理に決まってる。
せっかく巡り巡ってきたチャンス。
このまま俺に溺れてよ、翔太。
お試しなんかよりもずっと深く愛せるのに。
「ゃだっ…て、照…ッ!!!」
「でも翔太のも反応してる」
「あぁあ゛ッ!!いま触んなッ…!!」
擦り合わせた足の間、翔太のも緩く勃っていて、水の中でそっと触って、先端をグリッと捏ねた。
跳ねた水滴が顔にかかる。
濡れて落ちてくる前髪をかきあげて、翔太の顔を振り向かせて唇を重ねた。
薄く、それでいて弾力のある唇。
美声と呼ばれる歌声が、今は俺の手で嬌声をあげて。
ちょっと開いた口の中に舌を差し込めば、翔太の方から絡めてきた。
イきそうになってるのが分かるくらい、目を潤ませて、その目に俺を映して善がってる。
ぁ…と小さな声が、俺の口の中で吐かれて、強く目を瞑った。
途端に手を離すと、キスをしながら、びっくりした顔をして俺を見上げてきた。
その顔も堪らないくらいに俺を煽って。
「な…っ、くそ…!」
「1回しかヤんないんでしょ?翔太のココも、挿れられたくないんだもんね」
「んぁ…ッ、ぁ、や…照ッ…」
翔太の足を開いて、後孔を指でトントンと叩くと、俺の胸に背中を預けてる翔太の身体が身震いをして、一瞬で顔が蕩けた。
期待するように息を吐いて。
そのまま指の腹で擦れば、早く挿れてと言わんばかりに入り口がヒクついた。
焦ったさに翔太の腰が揺れる。
イかせて貰えなかった辛さと、期待と、葛藤が混じった顔を歪めて。
片手は胸を、片手はずっと後ろを摩りながら、翔太の言葉を待つ。
我慢できなくなるまで追い詰めるように、わざと焦らしながら。
何度も唇を噛んだ翔太が、肩を震わせながら俺の方を振り向いた。
「も…ッ、ひかる…」
「なぁに?」
「それ、やだ…ッあ…ン…」
「ん〜…翔太が俺と付き合ってくれんなら、翔太の望むことしてあげる。さっきまでが俺のお試し。 翔太はヤりたくないんでしょ?」
「~~~~ッ、ズルい…照、きらい…ッ」
「じゃあ上がろうか?」
そう言って、手を離そうとすれば、その腕を翔太の手が掴む。
自分でも思うよ、ズルいって。
でも、こうでもしなきゃ、翔太は俺の本気を分かってくれないでしょ?
好きな人と肌を重ねるのが、好きな相手とひとつになれるのが、こんなにも嬉しいって事、翔太も知ってよ。
俺なしじゃ生きれないくらいに好きにさせるから、振り向いて。
翔太のわがままも、甘え下手なとこも、天然で恥ずかしがり屋で意外と真面目なところも、俺は全部知ってるし、好きだから。
「ねぇ、翔太。俺は本気で翔太が好きだよ」
「…ッ照のことは好き…だけど、そっちの意味かは分かんない…っ」
「分かんないのに引き留めるんだ?」
「照が触るから…」
「翔太…どうしたい?」
手は止めたまま、翔太の耳に問いかける。
それも甘い刺激となって、翔太の手に力が入った。
ん?とわざと口角をあげながら覗き込むように背後から翔太の顔を見れば、俺を睨みつけながら重ねるだけのキスをされた。
「~~~~~もう、挿れろよばか…ッ!!!」
了承だと受け取って、翔太の膝裏を抱えてそのまま後ろから一気に貫いた。
ガクンっと揺れるように俺の肩に仰け反って、声も出せないまま翔太がイッて。
半分飛びかけてる翔太にキスをしながら、そのまま揺さぶった。
水面が激しく波を打つ。
力の入らない翔太を少し抱えて、浴槽の縁に手を置かせた。
腰を浮かせて、そのままもう一度後ろから挿入すれば、溶けるような声が響く。
水と混じりあって、ベッドの上とはまた違った感覚に興奮する。
それは翔太も同じようで。
快楽に溺れた声が、欲を掻き立てる。
「ぁあ゛ッ!!んッ…!みず…はいって…ッ!!」
「ん…気持ちーね」
「おなかッ、んぁ゛ッ!!くるし…ッ、ひかる…!!」
「またこれも未知の経験でしょ?気持ちいいことだけ考えて、翔太」
「ぁ゛ッ、イっちゃう…!!ぃ、く…ぁあ゛ッ!!!」
赤らんだ背中にキスを降り注いで。
それでも腰は止めずに、また胸の尖りを摘めば、後ろが締まって気持ちいい。
やめてと懇願する翔太に、もう少しだけとお願いをして、無我夢中で貪った。
もう何度飛ばしたかも分からないくらいに。
好きだと何度も囁いて。
俺がイく頃には翔太は既に飛んでいて、眠ったままの翔太を抱えて、再びシャワーで後処理まで済ませてベッドに運んだ。
すぅすぅと眠る翔太の、涙のあとの残った目元に軽く唇を寄せて、目にかかる髪を指先で掬った。
綺麗な寝顔をじっと見つめて、俺も横に寝そべって、小さな身体を抱きしめた。
幸せだと実感しながら、目を閉じる。
朝が来たら、きっと不貞腐れてるだろう翔太に、どう機嫌を取るかを考えて。
翌朝、目を覚ました翔太は案の定、俺を見るなり不貞腐れて顔を歪ませていた。
「……まじありえねぇ。発情期の犬かよ」
「わん」
「…かわいくねぇな」
はぁ、と溜め息をつきながら、布団に包まって腰が痛いとボヤく翔太の隣に座って、優しく摩ってあげた。
申し訳なさと、幸せの半々。
だけど怒らないのは、そういう事なんでしょ?
自然とニヤける口元を一瞬見て、怪訝な顔をした翔太が舌打ちをしてシーツの中に潜り込んだ。
いひ、と笑いながら、同じ言葉を繰り返す。
「翔太、大好き」
恥ずかしげも無く言う俺を、きっとアホだなんて思って、そしてきっと翔太はこんな自分を好きだなんてバカだな、なんて思ってるんだろう。
でも、そんな俺を拒否しない。
少しだけシーツから目を覗かせた翔太が、ぼそりと呟いた。
「……好きじゃないなら、抱かれないし」
その言葉に、また口角があがってゆく。
愛おしくなって、シーツごと翔太を抱きしめた。
体勢を崩して、ふたりしてベッドの上に転がる。
俺が笑えば、翔太も仕方ないといった顔で笑って。
未完成の恋人の始まりも、俺にとっては最高の日。
何度でも言うよ。
大好きだって伝える。
いつか素直に好きだと言ってくれるまで、抱きしめて離さないから。
END.
|ω`)つ…ソッ
(今日か明日か💛💜もあげる予定(多分))
コメント
22件
わー読んでくださった!!嬉しい🥺✨️ 最初からずっと句読点は付けてますよー😳! 文章はきちんと分かりやすく句読点付けたくて🤣 だから段落とかもめちゃくちゃ考えてます!笑 興奮するんですね…!?新たな発見😳✨️それも嬉しい🤣!
はぁ…やっと読めた☺️💕 いわなべ💛💙は良いねぇ… 所で、読んでて思ったんだけど…ちゃんと文章の最後に【。】って付けるのね ワザと?癖? 何かね…その【。】で区切られるのが… 読んでいって【。】が増えてく度に、お話が盛り上がっていって…興奮しました✨