コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
『あの,社長』
私は少し聞きたいことがあったので,車の中で社長に尋ねた
『友達になりたい人がいるんだけど,どう話しかけたら良いかな…?』
私がそう云うとガッと社長は私の肩を掴んだ
加賀美「男性の方ですか…?」
『いや,女の子…』
なんだか怖いな,社長
私がお気に入りなのは知ってるけど…
加賀美「ほっ……………
なら,流行りのものとか…?いや,ここは好きなものとか…?」
『確かに…でも相手は興味無かったらどうすれば良いかな?』
加賀美「布教しなさい」
うわ,社長らしいや
『ちょっと…頑張ってみる』
加賀美「陰ながら応援させていただきますね」
それはありがたい!
『ありがとう,社長』
加賀美「どういたしまして,結さん
あ,着いたみたいですよ」
ほんとだ,施設に着いてた
『またね社長!私頑張る!』
加賀美「頑張ってください!」
私はリムジンを飛び出して施設に入る
男の子「結姉ちゃん,おかえり〜」
女の子「お姉ちゃんってば入学式なのにそんな何も髪アレンジしないで学校行ったの?!」
一斉に子供達が私の元に駆け寄ってくる
灰「おかえり結」
『灰にぃ!ただいま 』
私は灰にぃに抱き付いて思い切りの笑顔を見せる
灰「お,おかえり
学校どうだった?」
『普通かな
でも友達って中々出来ないね…』
そう云うと灰にぃは渋い顔をした
まぁ,灰にぃも友達出来なかった方だもんね…←
『私そろそろ部屋に戻るね
明日の準備しなきゃ』
灰にぃは頑張ってね,と云って私を部屋まで見送った
私は日記をつけたり明日の準備をしたりパソコン弄ったりしてその日を終えた