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「拓馬くん、今日はありがとうっ。すごく楽しかったよ!」
「僕もだよ。それより体調は大丈夫?少し顔色が悪いけど…」
「拓馬くん。今日の私はこの世のどんな女の子よりも幸せでした」
真白の頬に涙が伝う。
「ほんっとうに幸せでした!」
「真白…?」
(真白の様子がおかしい。なんだか無理して笑ってるような…?)
「ねぇ、真白。本当に大丈…」
「大丈夫?」と言い終わる前に真白は…
僕の脳裏に浮かんだ言葉。
「また…また真白が…!」
『また』だった。僕の前で、また真白が倒れた…
(怖い…怖い怖い怖い怖い怖いっ…!)
今度こそ真白を失ってしまうかもしれない。今度こそ真白の命の灯火が消えてしまうかもしれない。だって、真白は…
「余命あと1週間なんだろ………?」