一瞬だった、アイツの後ろから車が来て引かれた。たったの数十秒で…
千空「おい!!しっかりしろ!!」
『死にたくないなぁ…』
そう言ってアイツは死んだ。
俺は絶望感に襲われた、俺が遅刻しなければ、寝坊しなければ…
「四葉は死ななかった」
数日後、四葉の葬式が行われた。
大樹「うぉぉぉぉ〜!!なんでだ四葉!!
なんで亡くなってしまったんだ!!ダバァ」(涙)
「デカブツ、もう少し音量下げろ」
「四葉がうるせーって言うぞ」
「バッ、そうだな千空」
杠「早い、早すぎるよ、四葉ちゃん…」
「なんで、なんで死んじゃったの…?」
みんな一斉に黙った。まぁそうだろうな
前日まで『ウチの合唱部、県大会出場したよ!』
とか、『給食いいなぁ、私なんて自分で作った弁当…』とか言ってたヤツだぞ
なんでだろうな、別れっつーものは突然来るもんだな…
火葬は遺族だけで行われるらしい。だから俺たちはここでお別れだ。
「…ぜってーまた…ま、た…」
「…グイッ」
「…あ”ー…また、会ってやる」
「それまで好きな歌でも歌って待っときやがれ(笑)」クルッ
俺は涙を必死にこらえながら、葬式場を後にした。
NEXT
︎ ⸜❤︎⸝ 15
初めて出てくる人はセリフに
千空「」
杠「」
大樹「」
のように名前を付けます。(最初だけ)
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!