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俺は、よく分からない感情がある
好きで、嫌いで
近くに行きたくて、行きたくない
近ずきたくて近ずきたくない
とかいう、訳分からん感情だ
そんな俺の感情は、誰も理解してはくれないと思ってた
ただ……日帝とイタ王は、分かってくれた
理解してくれた
それでもまだ疑ってしまう
ダメだな、俺。
日「また、そんなに思い悩んで」
日「そんなにダメだと思うならリーダー降りればいいじゃないですか」
「リーダー降りろって?嫌だね、俺は枢軸の中でリーダーとして居たいんだ」
日「……そうですか。」
日帝と、いつもの会話をする
正直に言うと、今俺は最初に言った訳分からん感情を日帝に抱いている
優しく諭してくれて、時には冷たく突き放して
そんなあいつが、好きで嫌いだ。
そんな時だ。イタ王が突然無条件降伏した。
半狂乱で、気付けば部屋がちらかってた
日「……やっと落ち着きましたか。」
「……あぁ……済まない」
日「……別に。」
散らかった部屋に、日帝がいて
この後について少し話し合った
……お互い、頑張るしかない。という結論に至ったが。
そんなある日に、日帝が言った
日「……俺、もうダメかもしれません。」
「……何言ってんだよ。そんなネガティブなこと言うんじゃない。」
日「……来たんですよ、空に」
「何が?」
日「……もういいです」
日帝が部屋を出ていってしまった
……数時間経って、ようやく分かった
身内が死ぬんだ。
死ぬとわかって、行かせなければならない
大失敗だった。
数ヶ月経って、もう俺は降伏した。
……日帝は……なんて、考える暇なかった
とにかく生き残るのに必死で、仲間のことなんて考えてやれなかった
しばらく経って、この戦争が終わった。
日帝は負けたんだ。
俺は、戦争が終わり東西に分けられた
……何故か俺は西側だったので、東の方はよく分からんが。
しばらく経って社会復帰した
これからは東西に別れていない、普通のドイツとしてやれる。
戦争なんてしなくていい
「ドイツです。ドイツでいい。」
軽く自己紹介して、周りをちらっと見る
イタリアがいた
本当に驚いたような顔をしていて、なんだか面白かった
そこからまた、日本という国が来た
日「今日から入る日本です」
「……」
これで、元枢軸が揃ったか
「よろしくな、日本」
日「……はい。よろしくお願いします!」
少し冷めた目も、変わらない
そんなところが、好きで嫌いだよ。