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拝見、天界の君へ

3 - 「こぼした涙と想いと…」

♥

308

2023年08月06日

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今日は気分がいい。



少し、昔の話でもするとしよう。













あれは、5年前のこと。

日付は2025.7.9だったかな。


俺ときんときは映画を見に行っていた



Kn「あの映画面白かったな〜!」

Sha「うん!」

Kn「このまま家泊まってく?」

Sha「じゃあそうしよっかな!」

Kn「OK〜」


映画を見終わり、きんときの家へ向かっていた時の事だった。


公園近くを2人で歩いていた。

時刻はだいたい4:30だったかな

楽しく会話をハズませていた。

その時だった。


ボールが突然目の前を通り過ぎる

それを追いかけるように子供が道路へと飛び出したのだ

右からは車が向かってきていた

きんときはそれに素早く気づき、子供を歩道へ、、そして代わりにきんときが道路へ飛び出た


Sha「ッ!きんときっ!」

Kn「目、塞げ!」


俺は子供の目を塞ぐことしか出来ず、彼が目の前で車に轢かれるのを見ることしか出来なかった。


子供「お兄さん、?」

Sha「ぁ……ぁ…あぁ、、ポロポロ」


俺は子供の目を塞いだ手を取らず、救急車を呼んだ。


Sha「……あの、、ね、ポロポロ」

「ちょっと怖いからね…こっちを見ないでお家に向かって全力で走ってね……ポロポロ」


子供は動揺していたが、コクリと頷き走っていった。

俺はすぐ様きんときの方へ駆け寄った


Sha「きんときッポロポロ」

Kn「ごめん……な、シャケ……」

Sha「やだよ……やだポロポロねぇポロポロ」

Kn「…なぁ、、今日の夕飯……何にしよっかな…」

「パスタ……でも、食べる?」

Sha「ポロポロポロポロ」

「やめてっポロポロきんときっポロポロ」

Kn「シャケは……俺の分まで…生きろよな笑」

Sha「きんときっポロポロきんときっポロポロ」


彼の身体は段々と冷たくなっていった。

そして、彼は話さなくなった


Sha「きんとき……ポロポロ大好きだよ……ポロポロ」

「愛してる…ポロポロ」


届け。この想い、彼の元へ。








悲しくないのかって?



そりゃあもちろん悲しいとも。






でも俺は生きないと、いけない

彼に俺の分まで生きてって言われたから


苦しみの中で必死に生きなきゃいけない



早く、きんときに会いたい

拝見、天界の君へ

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コメント

3

ユーザー

T^T

ユーザー

えぇー、、泣いちゃうんだけど😭😭😭

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