テラーノベル
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「だぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”!猿ぅ!離せっつってんだよ!」
目の前でオフオフ鳴きやがって!うるせぇんだよ!
「オホ!オフオホホオフオフ!」
あ!逃げた!てか何処だよここ!
「だぁ~あの猿め!次会った時にはボコボコにしてやる!」
やぁ!俺は槙原イッテツ!入社一年目の新人探索者だ!好きなものはタバコとネット!タバコのせいで喉がやられてるぜ
「あれ?俺は誰に対して自己紹介してんだ?」
そんなことはどうでも良い…デケェ猿に攫われて先輩とはぐれちまったから誰かと合流しねぇとな!
「パイセ~ン?サラちゃ~ん!」
ちくしょう!返事が帰ってこねぇ!大分遠くに連れてかれちまったか?
「オフオフ!グフォオフッ!」
嘘だろ!猿帰ってきやがった!
「また攫われんのかよぉ!」
あれ?攫われてない?
「グフォ……グフゥ…」
なんか泣いてね?てかアイツの毛の一部なんか焦げてね?ワロタwww
「良い気味だぜほんと…」
って!アイツに会いたいんじゃねぇよ!三人の内の誰かに会いたいんだよ!
「奈落下先輩にも会えねぇし…誰かぁ!」
「イッテツ君?」
「せ、先輩!良かったぁ!やっと会えた」
いやぁ、一人でも慌てずに行動できるとか流石先輩ですわ…
「あ、イッテツ君にこれ渡しとく」
こ、これは!電流ラケット!
「って、電流ラケットって蚊とか蝿を打ち落とすやつじゃないですか!」
「いや、試しに猿に使ったけど悲鳴上げて逃げて行ったよ」
え、え~…あれ先輩がやったのかよ!やっぱりベテランはすげぇや!
「じゃあ行こっか」
「ハイ!何処までもついていきますよ!」
うわっ!ここの道狭すぎるだろ!この下何処まで続いてんだ?まるで奈落だぜ…お~コワコワ
「解ってると思うけどここ落ちたら終わりだろうから踏み外さない様にね」
「ハイ!」
「ホーホー」
お?外に近ぇのかな?梟も鳴いてんなぁ…もう夜なのかよ
「イッテツ君危ない!」
「え?」
な、なんだこの梟、デカすぎんだろ…てか奈落下先輩は何処に…
「ま、まさか!」
「あぁ、ア”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”ァ”!」
嘘だ嘘だ嘘だ!俺を庇って奈落に落ちた?俺が…殺した?俺のせいで……死んだ?
「テメェ”ェ”ェ”ェ”ェ”ェ!奈落下先輩の仇ィ!」
「ホ?ホォ”ォ”ォ”ォ”ォ”ォ”ォ」
「御前の!御前のせいで!御前のせいで奈落下先輩は死んだ!全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部!オマエのせいだッ!」
そうだ、俺もこいつと落ちてやろう!先輩を殺した糞野郎同士仲良く死のうぜ?
「あばよクソ野郎め…先輩、すいませんでした」
コメント
8件
あっさり死んじまったぜおい......やっぱり廃品回収業はクソですね
奈落下は奈落に落とされシ亡 イッテツは自責の念で後追い 奈落下は名前通り奈落でシんでイッテツは自分の正義感によってしんだ。なんてバカみたいなお話でしょう