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一部フィクションを含みますが 、
時代などは同じです 。
⚠︎
拡散 、通報など は お辞めください 。
これは戦争 に 纏わる 話 です 。
リアル な 描写 が される場合 が あります 。
これは御本人様方とは無関係です 。
コメント では お名前 を 隠して下さい 。
この話 は 消される場合が御座います 。
この項目を考慮し 、ご視聴下さい 。
推定 4000文字以上
俺が17歳の頃 、戦争が始まった 。
初めは大丈夫だと思っていた 、軍に呼び出されるのも父程の年齢層の人や、若くても二十代中盤の人が呼び出されていたから 、
俺は勉学に励み 、親友のみこちゃんと毎日を過ごしていた 。
安心していたのも束の間 、国は貧困に苦しんだ 。
贅沢は悪だと言い聞かされた 。
でもおかしいと思うんだ 。
なんで偉い人達は裕福にしてるのだろうか 、それが俺には到底理解しがたい問題だった 。
紫『 俺達 も 行けって赤紙 が 来たんだよな ぁ 。 』
百『 そうだね ぇ 、行かなきゃ 。 』
百『 国 の ためだし 。 』
みんなそう言った 。
お国の為お国の為 、何度その呪いのような言葉を聞いたかは覚えていない 。
二つ上の先輩達の元には赤紙 、臨時召集令状が届いたんだという 。
毒々しい赤色の封筒に包まれた赤色の紙 。
聞いだけでもぞっとする 。
黄『 俺ら も いつか行くんかな ぁ 。 』
翠『 そう 、なのかな … 。 』
いつまで紡がれるかわからない戦争の火花 。
時間が経つにつれて行くことを強いられる年齢が引き下げられていった 。
そして戦争が始まって二年後 、俺の家に赤い封筒が届いた 。
行きたくなんかなかった 。
百『 お ~ い !! 』
数週間後 、配置された場所が一緒だったのからん先輩と会うことができた 。
いるま先輩も一緒だった 。
紫『 久しぶり 、お前ら も 召集されたのか ? 』
黄『 はい ! 同じ場所 に 配属されたんですか ?! 偶然ですね ! 』
百『 うん 、見知った人 が 居て安心したよ … 。 』
翠『 そうですね … 。 』
いつも居た二人の先輩がいない 、そういうことなんだろう 。
二人とも隈がある 、触れないほうがいいな 。
黄『 あれ 、な _ 、 』
( 手握
黄『 ぅえ ? 』
翠『 みことちゃん 、俺 お手洗い の 場所 わかんないや 、一緒 に 行ってくれる ? 』
百『 ん 、トイレ なら 突き当たり を 右 ね 。 』
翠『 はい 、ありがとうございます 。( 頭下 』
触れちゃいけないんだよ 、これ以上辛くしちゃ駄目 。
いるま先輩 、いつもと同じようにしていたけれど目が赤い 、隈がすごい 。
らん先輩 、気遣ってくれてるのかな 。
_
次の年の二月のことだった 。
いるま先輩が死んだ 。
らん先輩の目の前で 、爆撃があって 、視界が不安定なところに銃弾を三発 。
片腕 、腹部 、その次に胸部を撃たれたのだと 。
らん先輩はその時のことを鮮明に覚えていると言った 。
黄『 ぃ るま せん ぱ “ ぃ ッ 、!!ぅ ” ぁ あ ん ッ ッ !( 泣 』
翠『 … 、ッ ぅ っ っ … 。( 俯泣 』
百『 … … … 。 』
らん先輩は泣かなかった 。
でも何処か悲しみに暮れた顔で俺達を優しく抱き締めてくれた 。
次の日の朝 、らん先輩の目の下は赤く染まっていた 。
俺達は何も言えなかった 。
_
同年 、10月 、まだ少し暑さが残る頃だった 。
みこちゃんが死んだ 。
違う場所に行っていて 、帰ってきたらみこちゃんがいつも右手中指につけていた指輪を渡された 。
死に時にも立ち会うことができなかった 。
その夜は泣き疲れて寝た 。
次の日の朝 、らん先輩に抱き締められた 。
また泣いてしまった 。
その日の夜 、らん先輩の部屋に呼び出された 。
部屋入れば硬いベッドに座ったらん先輩が居た 。
翠『 先輩 … 。 』
百『 座ってよ 、話そう … 。 』
_
百『 すち達 に 会った時 、なっちゃん と こさめ が 居なかったよね 。 』
百『 すち は 気 を 使ってくれたんだよね 、ありがとう』
翠『 いえ 、それぐらいしかできなかったので 。 』
百『 初め は 全員 居たんだよ 、三年前 、かな 。 』
百『 すち達 が くる少し前 に 二人 が 死んだんだ 。 』
百『 二人 は 無謀 な 特攻作戦 に 参加 させられて 死んだ 。行った30人 の 内 、全員 帰ってこなかった 。
俺達 は 二人 は 死んだとだけ伝えられた 。
いるま は 俺以上 に 悲しんでたよ 。
一晩中 泣いてた 。
その日 から いるま は 殆ど感情 を 出さなくなってね 、
すち達 の 前 では 取り繕ってたんだと思う 。
夜中 に なったら 俺 の もと に 来て 死なないでくれ と 何度 も 言われたよ 。
毎日 二人 で 寝て 、いつも 俺 は いるま の 慰め役だった 。
なつ と こさめ の 部屋 を 整理していた時 、手紙 を 見つけたんだ 。
でも俺 、その手紙 隠しちゃった 。 』
翠『 なんでですか ? 』
百『 それでいるま が もっと 壊れちゃうかもしれないって 、思っちゃったから 、
手紙 の 中 には 死ぬということが書かれてた 。
それと俺達 の 分 まで 生きててくれ ってね 。 』
百『 でもね 、それは … いるま を 縛る 呪い に なってしまう 。 』
百『 だから 、手紙 と 一緒 に 同封されていた 二人 が いっつも 身に付けてた 装飾品 だけ を いるま に 渡した 。 』
百『 … 嗚呼 、それと 、みこと の こと 言わなきゃいけないね 。 』
翠『 みこちゃん の こと ? 』
昔からの親友の名前を聞いて 、反応してしまった 。
らん先輩から何故その話題が出てくるのかわからなかった 。
百『 昨日 、俺 は みこと 同じ部隊 に 配属されてね 。 』
百『 みこと は 腹部 を 一発 撃たれただけだった 。 』
百『 治療さえすれば 、生きること が 出来たんだよ 。 』
百『 必死 に みこと を 抱えて 救護所 に 行ったよ 、でもね 、なんて言われたと思う ? 』
嫌な予感がする 、聞きたくない 、聞いたら 、俺は許せなくなる 。
聞いてはいけない 、でも聞かなければ 、
親友 が どんな 死 に 様 を したのか 。
それが 、誰のせいなのか 。
翠「 なんで … ですか ? 」
発した声は小さくて 、震えていた 。
先輩は俺の強く握り締められた手を優しく繋ぎ 、
こう言った 。
『 そんな怪我 なら 前線 に 行け 、へばるんじゃない 。』
『 情けない 。 』
百『 上官 に 、そう言われたよ 。 』
百『 みこと の 死因 は 爆撃 なんかじゃない 。 』
百『 腐った価値観 が 産んだ 産物 だよ 。 』
翠『 誰ですか 、 』
百『 え ? 』
翠『 その上官 、誰ですか … 、ッ 。 』
翠『 殺し に 行きます 、そして 俺 も 死にます 。 』
百『 それは辞めなさい 。 』
立ち上がったところを先輩に止められた 。
真っ直ぐ な 目 だった 。
表情は険しく強張っていて 、絶対に阻止するという意思が感じられた 。
百『 馬鹿みたいだと思っても 、復讐 に 燃えたとしても 、死人 の 思い を 踏み躙ることだけ は 絶対 に 許しません 。 』
百『 確か に 、俺 も そう思ったよ 。 』
百『 でもね 、耐えないといけないの 。 』
百『 みんな 、耐えてるの 。 』
百『 みんな の 分 まで 、俺達 は 生き続けるの 。 』
百『 死んだとしても 、その人達 の 意思 は 否定しちゃいけない 。 』
百『 だから 生きよう 。 』
百『 絶対 に 生きれるという 保証 は ないけれど 、生きよう 。 』
百『 いつか 、それが 絶対 に 報われる日 が 来る筈 だから 。 』
その日 は 二人 で 散々泣いた 。
先輩 も ずっと 抱え込んできたんだ 。
あの犠牲 を 無駄 に しちゃいけない 。
_
戦争が始まって三年と九ヶ月 。
戦争 は 終結 した 。
死者 は わかっているだけでも 300万人 を 超える 。
うち 200万人以上が俺達軍人だった 。
あの四人もその中にいる 。
百『 お金ないよ ~ 。 』
翠『 そうだね ~ 、こりゃ節約 に 本腰 いれなきゃ 。』
百『 ぉ !頼り に してます ! 』
翠『 らんらん も 手伝ってね !? 』
百『 わかってるよ ぉ … 。 』
俺達 は 二人 で 暮らした 。
二人共 家族を亡くしたから 、身寄りもなかった 。
支え合えるのは互いだけだった 。
戦争 が 終わった時 、俺達 は まだ 20歳 と 23歳 。
俺達 が 安定して 暮らせるようになった のは それから 10年後 の ことだった 。
その頃 、簡易的ではあるが四人の墓も建てた 。
俺が33歳の時 、道端 で 泣いていた 二人の少年を拾った
減少はしたがまだ貧困層が残っていた時代だった 。
俺が35 、らんらんが37歳の頃 、俺達は籍を入れた 。
百『 すち は いつまで経っても老けないね ぇ … 。 』
翠『 らんらん には 言われたくないかなぁ … 。 』
_『 ぱぱ − っ !! 』
_『 まま − っっ ! 』
百『 はいはい っ 、( 笑 』
翠『 らんらん の 言った通りだね 。 』
百『 ん 、なにが ? 』
翠『 覚えてない ? ぇ − と 、16年前ぐらい ? 』
翠『 らんらん 言ってくれたじゃん 。 』
翠『 絶対 に 生きれるという 保証 は ないけれど 、生きよう 。 』
翠『 いつか 、それが 絶対 に 報われる日 が 来る筈 だから 。 』
だから俺が生きることができたんだよ 。
確かに 、死んでしまうかもしれない時は幾度となくあった 。
目の前で人が死ぬことは当たり前だった 。
その頃の恐怖心がまだ心の何処かにある 。
翠『 … 生きてみるのも 、悪くないね 。 』
百『 報われる日 は いつか来るから 。 』
百『 やっぱり 、年上 の 言うこと は 聞いた方 が いいでしょ − ! 』
翠『 らんらん は 例外 かもね − 。( 笑 』
百『 は ぁ あ っっ !? 』
生きることって 、案外 、悪くないな 。
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夏『 描き終わった日 の 日にちと曜日 です 』
夏『 明けましておめでとうございます 。 』
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コメント
12件
起きて欲しくないけど今もどこかで戦争がおきてますもんね …。 戦争なんかしても誰も幸せになんかならないのになーって思います
戦争系の物語愛してる 。でも現実では嫌すぎるね 。私はもし第三次世界大戦が起こったら空襲で○ぬよりジ🈂️つするって決めてる ( ˙-˙ )
悲しい…戦争なんかしなきゃよかったのになんで昔の人達はしたんだろうっていまでも不思議…