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かみしろおおおおおお
おい司!! 類の目移植ってなって喜ぶんじゃねぇ!! 少しは……!少しは類が死ぬってことの心配をしろ!! まぁ最高すぎるんでなんでもいいんですケド。(こんな最高な話をありがとうございます)
第4章 見せたいモノ
「えむ、ありがとな」
「ううんっ!司くん、慣れるまであたしが手伝ってあげるからね!」
「あぁ!」
こんな会話をしているのはわかる。
だけど声も聞きたい。叶わないのは分かってる
「……笑」
「類?」
「ううん。何も無いよ。」
「不気味な顔して…また変なこと考えてる訳?」
「そんなことは無いさ」
「へぇ……」
「司くん、今日は病院に行く日だったろう?」
「あぁ、そうだぞ!」
「なら、連れて行ってあげるよ。教室で待っていてくれ」
「分かった!」
ごめんね。司くん。でも……どうしても、君には僕のようになって欲しくないんだ。
放課後
「司くんはいるかい?」
「類!来てくれたんだな!」
「あぁ、勿論さ。行こうか。」
「あぁ!」
病院
「今日は天馬さんにお知らせが……」
「……」
「なんですか?」
「移植してくれる方が決まりました。」
「ほんとですか!?」
「えぇ、匿名希望の方です。」
「よかったね、司くん。」
「類!やった……やったぞ!!」
「……そうだね、笑」
「明日、移植手術がありますので10時にお越しください。」
「分かりました!類、お前も来てくれ。」
「言われなくても行くさ。」
翌日
「では、手術を始めますので、手術室へどうぞ。」
「はい。」
「司くん、頑張ってね。」
「あぁ!」
数時間後
「んあ……」
「天馬さん、手術は成功しました。」
見える!医者の顔も、部屋も、外の景色も!
えむと寧々がこっちを見ている。
でも肝心のものは見えない。